本日ご案内するのは、近隣市「成田市」で今週末(7月8日(金)〜7月10日(日))に開催されます「成田祇園祭」です。
「成田祇園祭」は「成田」に「夏」の訪れを告げる毎年約40万人の「見物客」が訪れる「成田」の一大イベントです。
見事な「彫刻」や「装飾」で彩られた10台の「山車(だし)」・「屋台」と「御輿」1台が繰り出し、3日間に渡り「成田山表参道」などを引き廻されるそうです。
「三百年」の歴史を持つ「成田祇園祭」。
もはやその文化は町内の人々の血の中にまで引き継がれています。
「お祭りが終わったその日から、来年のお祭りの日までの日数を数えて待つ」などと言われているほど「成田」の人はお祭り好きが多いそうです。
「成田」には昔ながらの風景を残した素晴らしい町並みがありますが、風景などでなく、人々の中にもしっかりと歴史や文化が受け継がれています。
「成田祇園祭」は、「成田山新勝寺」のご本尊「不動明王」の「本地仏」である「奥の院」に奉安された「大日如来」に「五穀豊穣」・「万民豊楽」・「所願成就」を祈願する「成田山祇園会」と、「成田山」周辺の町内が一体となり行われる「夏祭り」で、約300年の歴史があります。
「祇園会」期間中の7月8日に最も近い、金・土・日の3日間(平成23年は8日〜10日)「成田祇園祭」が開催され、「成田」のまちはお祭りムード一色に染まります。
「成田山」の「御輿」と豪華絢爛な「山車」・「屋台」が賑やかな「お囃子」の音色や威勢のよいかけ声と共に「成田山」へ続く「参道」を中心に巡行します。
「成田祇園祭」初日7月8日(金)に「成田山新勝寺」「大本堂」前にて執り行われる「安全祈願」及び「鏡開き」は「成田祇園祭」の始まりを告げる厳粛な行事が行われます。
また「成田山交道会」の「若者頭」と「副頭」の合図で一斉に「総踊り」が始まるそうです。
そして各町内の「山車」・「屋台」が一同に集結し、若者たちが「お囃子」にあわせて威勢よく踊ります。
「山車」・「屋台」が順に「大本堂」前に出て「踊り」の「奉納」を行います。
その後、「山車」・「屋台」は、町内や「表参道」へと繰り出して行くそうです。
「成田祇園祭」中日9日(土)は、「JR成田駅」前での「総踊り」から2日目はスタートするそうです。
「権現山」から「御輿」が新発した後、「花若連」「若者頭」の合図に合わせて一斉に「総踊り」が始まります。
「御輿」に続き、「山車」・「屋台」は、町内や「表参道」へと繰り出して行くそうです。
「成田祇園祭」最終日10日(日)、「成田山表参道仲町」の坂を「山車」・「屋台」が駆け上がります。
威勢のよい引き手たちが坂道を一気に駆け上がる様子は、必見のようです。
また「成田祇園祭」の締めくくりとも言える「打ち上げ式」が今年から行われるそうです。
第1部として「神輿還御式」が始まります。
続いて「打ち上げ式」の第2部に「山車」・「屋台」 競演(総踊り)が行われます。
19時を回る頃、夜の帳(とばり)がおりはじめると「山車」・「屋台」は照明でライトアップされ、昼間とは違った印象を醸し出します。
「成田駅」から「成田山門前」にかけての「表参道」周辺は、大勢のお客様と「山車」・「屋台」の往来で凄まじい熱気に包まれる「成田祇園祭」。
三百年の歴史が息づく「成田」の「夏」の催しを見に「成田山」にお出かけしませんか?
「成田祇園祭」詳細
開催日時 7月8日(金)〜10日(日)
7月8日(金) 12時半〜
7月9日(土) 9時〜
7月10日(日) 13時〜
開催会場
8日(金) 大本堂前
9日(土) JR成田駅前広場
10日(日) 門前〜薬師堂 (13時〜)
大本堂前 (16時半〜)
問合わせ 社団法人成田市観光協会 0476-22-2102
備考
「成田祇園祭」では夜遅く(8日・9日は22時、10日は23時頃)まで引き廻される「山車」・「屋台」を堪能できるそうです。
また「成田祇園祭」当日は、モバイルサービスで当日の「山車」・「屋台」の位置情報を搭載されたGPSにより、リアルタイムにチェックできるそうです。
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地域情報::成田 | 03:22 PM |