本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」で開催中「水郷佐原あやめまつり」の「イベント情報」です。
先(5月29日)のブログでアップしました「水郷佐原あやめまつり」では、6月に見頃を迎える季節の花「花菖蒲(はなしょうぶ)」「菖蒲(あやめ)」を会場となる「水郷佐原水生植物園」(以下「水生植物園」と表記)で堪能することができます。
今回は、「水郷佐原あやめまつり」のイベントが充実していますので、そちらを紹介します。
最初にご紹介するのは、「嫁入り舟」です。
「水生植物園」のある「香取市佐原」の北「新島地区」は、16の島が集まった集落で通称「十六島」と地元の方々から呼ばれているそうです。
この地区は、名前の通り島で形成されており、島と島の間には川(水路)が流れていました。
そのため、人々の交通手段として「笹の葉」に似た舟「さっぱ舟」が使われ、「農作業」・「買い物」・「隣家」や「親戚の家」に行くのも「お嫁さん」に来て貰うのにも「舟」が「必需品」でありました。
今では、川(水路)が埋め立てられ道路となり昔の面影が島の一部にしか残っておらず、現在の観光となっている「十二橋めぐり」もそのひとつだそうです。
「水生植物園」の「嫁入り舟」は、「北佐原・新島地区」で行われていた「結婚式」を、実際に再現した催し物です。
なお、園内で「結婚式」を行う方は、一般募集を行い応募された方だそうです。
「郷土芸能演奏会」では、「佐原囃子(さわらばやし)」と「おらんだ楽隊」が行われます。
「佐原囃子」は「千葉県無形文化財」で、7月に「香取市佐原」で行われます「八坂神社」の「祇園祭」、10月の「諏訪神社」の「秋祭り」に引き回される「山車(だし)」の上で演奏される「お囃子」です。
「佐原囃子」は今より400年以上前の「天正年間」に「神楽囃子」に発し、その後「江戸文化」との交流の中、「能」や「歌舞伎」の「囃子」の影響を受け現在の形態になったと云われています。
「水生植物園」では、この伝統ある「佐原囃子」を「園内水路」で「舟」にて入園者の皆に披露されるそうです。
その際、「お囃子」に合わせて「踊り」も披露するそうです。
「佐原囃子」と同様に「千葉県無形文化財」に指定されている「おらんだ楽隊」は、先(4月13日)のブログでアップしました「香取神宮」の「神幸祭」で演奏される「お囃子」で、「水生植物園」のある「扇島地区」に伝承されているそうです。
午年(うまどし)に行われる「式年神幸祭」のおり、「香取神宮」の「神様」が「鹿島神宮」の「神様」と「利根川」の上で対面するそうですが、この「香取神宮」の「神様」の「御座船」を牽引する「引き船隊」の「お囃子」が「おらんだ楽隊」と呼ばれ伝承されているそうです。
「水生植物園」では、伝統ある「おらんだ楽隊」を「園内水路」の「船」及び「園内通路」にて入園者に披露されます。
また「あやめまつり」期間中「野点(のだて)」が展開しており、散策の足を休め、優美に咲き誇る色とりどりの「花菖蒲」を愛でながら、「抹茶」で和風情緒を味わえます。
全国有数の生産量を誇る「香取産」「さつまいも」を使った「お菓子」と共に、ほんのり甘い至福のひと時を楽しめるそうです。
また「交流都市フェア」では「香取市」と交流がある「川越」・「栃木」・「浦安」各市から自慢の「特産物」の販売と観光PRを行うそうです。
(1都市づつ開催されるそうです)
以上が予定されているイベントになります。
詳しくは、「水郷佐原水生植物園」 0478-56-0411
「香取市商工観光課」 0478-50-1212
「水郷佐原観光協会」 0478-52-6675
までお問い合わせ下さい。
備考
イベントは「あやめまつり」期間中の週末に行われるようです。
また「第6回あやめフェスティバル・ミスあやめコンテスト」が本年も開催されます。
開催日時は、平成23年6月5日(日)13時〜
開催会場は、まゆショッピングセンター特設会場 (雨天決行)
主催者が用意した「娘船頭さん姿」で審査されるそうです。
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地域情報::香取 | 09:49 AM |