本日ご紹介するのは、地元「銚子市」の「銚子電鉄」「各駅見処紹介」その5「笠上黒生駅(かさがみくろはええき)」です。
先(5月16日)のブログでアップした「本銚子駅(もとちょうしえき)」から0.9km走ると「笠上黒生駅」があります。
「銚子駅」から2.7kmの位置にある「相対式ホーム」2面2線の「地上駅」「笠上黒生駅」。
1925年(大正14年)7月1日に開業し、「駅舎」は「木造平屋造り」で、「駅入口」は「住宅」と「住宅」の間を通る形のため「駅入口」の路地に「駅誘導案内版」が車道に設置してあります。
「笠上黒生駅」は「駅員配置駅」で、「硬券入場券」「乗車券」「鉄道グッズ」「ぬれ煎餅」が購入可能です。
「笠上黒生駅」の特徴は、「銚子電気鉄道」唯一の上下「交換可能駅」。
「交換駅」とは、鉄道の「停車場」の分類のひとつ。
(「単線」での「列車交換」を行う「停車場」(行き違い施設)は旅客扱いの有無によって「駅」と「信号場」(別称「信号所」)に分けられるが、駅で行う場合は「交換駅」と呼ぶ場合があります。)
「笠上黒生駅」では、「外川方面」(下り銚子)の「電車」に優先権があり、「銚子方面」(上り銚子)の「電車」は「外川方面」の「電車」が入るまで「場内信号機」の前で停止します。
また「笠上黒生駅」では、「電車」同士の「タブレット」(票券・通票)交換を見ることができます。
かつては、手動による「ポイント操作」を行っていましたが、現在は「スプリングポイント」により操作を不要としています。
「駅員」は「通票交換」と「確認作業」に専念できるので、非自動ながら安全性を向上させています。
また「笠上黒生駅」の上りホームには、「人気ゲーム」「桃太郎電鉄」シリーズの協賛企画「しあわせ三像」のうち「貧乏をトリ」像があります。
(2007年(平成19年)8月4日設置)
「笠上黒生駅」周辺の「黒生地区」は、かつて良質の「粘土」が産出されたことから「日本屈指」の「瓦(かわら)」の生産地でした。
その名残から、今も「瓦屋」や「ブロック屋」が多いようです。
「笠上黒生駅」周辺の「見処」ですが、「ハーブガーデンポケット」があげられます。
「ハーブガーデンポケット」(2010年10月8日・9月17日のブログ参照)は、「ハーブ」を中心に、150種類の「ハーブ」と300種類の花々と「観葉植物」で彩られる1500坪の庭園。
店内では、「ハーブ製品」販売や20種ものハーブティーを飲める喫茶コーナーもあり、若い女性にも好まれる品揃えを取り揃えています。。
「笠上黒生駅」より徒歩10分だそうです。
(9時〜18時 0479-25-3000)
また最寄り駅というには、距離的・時間的に微妙なスポットとして、「銚子ポートタワー」、「ウオッセ21」と「銚子漁港第三卸売市場」、「銚子外港」があげられます。
「笠上黒生駅」から、共に徒歩25分から30分の位置にあるスポットですので、時間が無い方は、他の交通機関(路線バス、タクシー、岬巡りシャトルバス)をご利用いただいた方が便利です。
なお「銚子ポートタワー」(2010年9月30日のブログ参照)、「ウオッセ21」(4月26日・2010年8月25日のブログ参照)、「銚子漁港第三卸売市場」「銚子外港」(1月31日のブログ参照)は、過去のブログに紹介していますので、ご参照してみて下さい。
「笠上黒生駅」を過ぎるといよいよ「銚子電鉄」は中盤から後半に入ってきます。
となり駅「西海鹿島駅(にしあしかじまえき)」までの車窓からは「キャベツ畑」群が広がり、それまでと違うシーンが展開していきます。
また「笠上黒生駅」から「銚子電鉄」は、さらに「海」に向かって走り出します。
次回の「各駅見処紹介」ですが、「西海鹿島駅」をご案内します。
備考
「笠上黒生駅」は、人気男性音楽グループ「FUNKY MONKEY BABYS」(ファンキーモンキーベイビーズ)の「恋の片道切符」(セカンドシングル 2006年4月26日リリース)のPVに使用されたそうです。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=520 |
|
地域情報::銚子 | 09:37 AM |