本日二つ目にお伝えするのは、「銚子市漁協」(組合員200名)の「千葉の魚の安全宣言」です。
千葉県は25日、銚子沖で採取した水産物4種類の放射性物質を検査した結果、「片口鰯(かたくちいわし)」から暫定規制値以下のごく微量の「放射性セシウム」が検査しただけで、「マサバ」「ヤリイカ」「平目(ひらめ)」からは検出されなかったと発表。
(3月24日に「金目鯛」も不検出と千葉県からの発表あり)
「片口鰯」から検出された「放射性セシウム」は一キロ当たり3ベクレル(暫定規制値は500ベクレル)であったそうです。
その結果を受け「銚子市漁協」の坂本雅信組合長は、記者会見で「出漁見合わせていたが、千葉の魚の安全宣言と受け止める。消費者の方々に安心して食べてほしい」と発表。
漁協によりますと津波の際に沖に避難し無事だった船は出漁準備を進めてきたが、「福島第一原発事故」の影響で10日間休漁。
23日〜24日の「試験操業」で取った「金目鯛」や「鯖(さば)」などを検査に回していました。
「千葉の魚の安全宣言」に伴い、26日未明から一斉に出漁する予定だそうです。
水産関係に携わる産業が多い銚子にとって朗報で、最悪な状況の中でかすかな光が見えた様子が伺えます。
まだまだ予断を許さない状況が続くと思いますが、気を引き閉め当館の出来ることを行って参ります。
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地域情報::銚子 | 11:08 AM |