青空広がる犬吠埼。
昨晩の雨で心配でしたが、空気も澄み陽気も良い天気になりました。
そんな中、本日ご紹介するのは、近隣市 成田市の名物「なごみの米屋(よねや)」(以下「米屋」)と「工場見学」です。
皆さんご存知の方も多いと思いますが、「米屋」は、成田を代表する「和菓子」の「老舗」。
キャッチフレーズが「なごみの米屋」です。
「羊羮(ようかん)」や「どら焼き」などを生産している「米屋」の歴史は古く百有余年の歴史があります。
創業は明治32年4月。
以降、大正・昭和と「大正博覧会」「平和博覧会」「財団法人鉄道弘済会」「全国菓子観光博覧会」「ブリュッセル万国博覧会」「ロンドン第45回万国パン菓子大博覧会」「第15回全国菓子博覧会」「第18回全国大菓子博覧会」等で優秀な成績をおさめてきました。
創業者は「諸岡長蔵」氏。
諸岡家長男として1879年に生誕しました。
「諸岡長蔵」氏は、一升瓶に詰めて家庭の祝事用に保存してあった小豆5合と、父親の病気見舞いに戴いた砂糖を活用し、「成田山新勝寺」の精進料理「羊羮」よりヒントを得て、下総台地の「芝栗」を練り込んだ「栗羊羮」を、台所で造り、販売を試みた事が始まりだそうです。
品質本位で値引きの余地の無い「栗羊羮」を造り、「売るものではなく」、「買っていただく」という商法で、お客様の信頼を得て、今日まで「成田山参道」の名物として多くの方にご愛顧されているようです。(「なごみの米屋」HPより抜粋)
「人が喜ぶ」経営と商法を理念とした「諸岡商法」。
企業理念の縦軸として今も「米屋」の経営・運営に息づいており、何よりも「より良い商品」、「安心安全」を追求されているようです。
そして「接客の心」を大切にし、「心和らぐ」、「信頼される」接客を心がけているそうです。
「米屋」では「總(そう)本店」の敷地内で、お買い物だけではなく歴史や文化を体験できる見どころがたくさんあるそうです。
「成田羊羮資料館」「成田不動旧跡庭園」「成田生涯学習市民ギャラリー」「お菓子教室」といった施設で、「文化体験」や「散策」が出来るようです。
また「米屋」は、成田の「總本店」の他「直営店舗」15店舗、「インストア店舗」15店舗を県内各地に展開、「米屋」の商材を販売しています。
今回ご紹介する「米屋」「工場見学」は、「米屋第二工場」にて実施。
一般の方々に工場内部等を公開しています。
「生あん」の生産から、「箱詰め」までの一連の作業がライン化されていて、効率的な「羊羮造り」の行程が見学できます。
工場に入る前に、係の方より説明があり、ビデオで様子を紹介するようです。
成田参道に、和の名店「なごみの米屋」あり。
成田にお立ち寄りの際は、工場見学と共に立ち寄りたい観光スポットです。
「なごみの米屋」「總本店」詳細
住所 成田市上町500
営業時間 8時〜18時(通常期)
定休日 年中無休
駐車場 18台
問合わせ 0476-22-1661
備考
「なごみの米屋」は、日本で一番最初に「栗羊羮」を販売した会社です。
どら焼きや和菓子はセブンイレブンの「和匠庵」や、ファミリーマートの「和菓撰」シリーズなどがある。
なお、總本店1階には「なごみ菓房」あり、店内で蕎麦・うどん・甘味など食べられます。
「なごみの米屋」「工場見学」・詳細
案内時間 月〜金曜日(9時〜16時)
所要時間 約1時間(ビデオ上映・工場見学など)
定休日 土・日、祝日、年末年始
所在地 成田市新泉32(米屋第二工場)
料金 無料
受入人数 20〜80人(事前に予約が必要)
問合わせ 0476-36-2031
備考
申し込みは電話で、1ヶ月前までに、引率責任者のついた団体に限られるそうです。
年間約10000人の見学者が訪れているそうです。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=351 |
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地域情報::成田 | 10:23 AM |