本日二つ目にご紹介するのは、近隣市 成田市の代表する清酒「長命泉(ちょうめいせん)」「酒造工場見学」です。
「長命泉」は、成田の地下水で造った唯一の酒として知られています。
そして清酒「長命泉」の蔵元は、(株)滝沢本店。
明治5年の創業を持つ成田の老舗造り酒屋です。
「長命泉のいわれ」を紹介します。(長命泉ホームページより抜粋)
成田山は江戸時代より関東の霊場としてご参詣が盛んで、鉄道が敷かれ、京成電鉄が開通するに及んで一段と賑やかになり、飲食店・旅館等も数多く、殷賑を極めていたそうです。
初代の「滝澤栄蔵」氏が江戸末期、成田山へ参詣宿泊した折、夢でお不動様から「ここでお酒を造りなさい」とのお告げを受け、当時御影石の鳥居が建っていた現在地に酒店を開業し、近郷の良質米を原料として酒造りを始めたそうです。
その後間もなくして、酒造の井戸水が大変おいしく良い水であるとの評判がいつしか広まり、ご参詣の折に酒造に立ち寄り、井戸を汲んで帰られる方が増え、この水のおかげで病気が治った、大変長生きした、百薬の長である等のお話が全国各地から寄せられるようになったそうです。
そこで醸出の酒を「長命延命霊力の酒」といった意味をこめて「長命泉」と名付けられたのが始まりだそうです。
以来、井戸は渇水期にも満々と水をたたえ、自らも長命霊力を与えられたかのように、涸れることがないそうです。
「上質の水から造りあげた、こだわりの地酒」と謳っている通り、成田山詣でのお客様に今も昔も変わらずに「長命泉」を製造・販売しています。
歴史ある「滝沢本店」では、「酒造工場見学」を実施。
「白米」が「こうじ」、「酒母」、「もろみ」、「清酒」になるまでの工程をつぶさに見る事が出来るようです。
さらに見学後、しぼりたての原酒を試飲できるようです。
成田山の歴史を身近に見守ってきた「滝沢本店」。
代表銘柄である清酒「長命泉」の作製工程を見る事が出来る「酒造工場見学」。
この機会に成田の名酒に会いにお出かけしてみましょう。
「滝沢本店」「酒造工場見学」詳細
所在地 成田市上町513
開催期間 12月〜2月
定休日 日曜日、祝日
所要時間 30分〜60分
受入人数 2〜10名
料金 無料(事前に予約が必要です)
問合わせ 0476-24-2292
備考
東京国税局 平成20年種類鑑評会 清酒常温審査部門 吟醸の部 優等賞
清酒燗審査部門 優等賞受賞
「高橋杜氏」が千葉県より平成20年に「千葉の名工」として表彰されたそうです。
「滝沢本店」では希望すれば、清酒一本からお客様がお好みの文字を入れられる「プライベートラベル」を作れるそうです。
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地域情報::成田 | 11:22 AM |