本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「宗吾霊堂」「鳴鐘山東勝寺」で2月3日(金)に開催されます「宗吾霊堂節分会」です。
「宗吾霊堂」(2010年12月23日のブログ参照)こと「鳴鐘山東勝寺」は、「宗吾様」の「名」で親しまれる「成田」の「古刹」で、9月「第1土・日曜日」に開催される「御待夜祭」(2014年9月2日・2013年9月6日・2012年8月30日・2011年8月31日のブログ参照)や、「成田」の「紫陽花の名所」(2011年6月11日のブログ参照)として知られています。
「宗吾霊堂」の「開基」は古く、「桓武天皇」の時代、「征夷大将軍」・「坂上田村麻呂」が、「房総」を平定した時に、「戦没者供養」のために「宗吾霊堂」が「建立」されたといわれる「真言宗豊山派」の「寺院」です。
「宗吾霊堂」は、江戸時代の「義民」「佐倉宗吾」(木内惣五郎)様が祀られている「お寺」ですが、「寺名」は上記のように「鳴鐘山東勝寺」と言います。
ちなみに「佐倉宗吾」様は、江戸時代「佐倉藩」「藩主」の「苛政」を、「徳川四代将軍」の「徳川家綱」に直訴し、その結果「藩主」の「苛政」は納められたものの、直訴した「佐倉宗吾」様や、「一族」は「刑」に処されてしまったそうです。
その後100年後、宝暦2年(1752年)、「佐倉藩」は、その「失政」を悔い、「佐倉宗吾」(木内惣五郎)の「名誉」を回復したそうで、「義民」・「佐倉宗吾」様の「霊」が祀られていることから「鳴鐘山東勝寺」は、「宗吾霊堂」または、「宗吾様」と広く呼ばれ、「義民」「佐倉宗吾」(佐倉惣五郎・木内惣五郎)が祀られている「寺社」「宗吾霊堂」として、「全国」の「信者」が「参拝」に訪れています。
「宗吾霊堂」「鳴鐘山東勝寺」の「伽藍」ですが、「大本堂」、「仁王門」、「薬師堂」、「聖天堂」、「鐘楼堂」、「宗吾霊宝殿」、「宗吾御一代記館」、「大本坊」、「旧客殿」等となっています。
「宗吾霊堂」「鳴鐘山東勝寺」「大本堂」ですが、「真言宗」の「御本尊」「大日如来」ではなく、「佐倉惣五郎」(佐倉宗吾・木内惣五郎)の「霊」が祀られており、「薬師堂」には「御本尊」「薬師瑠璃光如来」、「聖天堂」には「坂上田村麻呂」の「持仏」と伝わる「大聖歓喜天像」が祀られています。
また「宗吾御一代記館」には、「宗吾様」(佐倉惣五郎・佐倉宗吾・木内惣五郎)の「生涯」を、66体の「人形」を使った「立体パノラマ」で解説・紹介されているそうです。
なお「宗吾霊堂」「鳴鐘山東勝寺」「玉垣」ですが、「演目」「佐倉義民伝」の「大入り」の「お札」から、「当時」の「歌舞伎役者」の「寄進」が盛んであったことが刻まれているそうで、刻まれた「名前」からわかるそうです。
「宗吾霊堂節分会」ですが、「吉例」に則(ノット)り、「立春」の「前日」2月3日に開催している「恒例行事」で、「宗吾霊堂」「鳴鐘山東勝寺」では、「年男」はもちろん、「女性」のみ(特別)の「豆まき」も執り行われているそうです。
「宗吾霊堂節分会」では、「鳴鐘山東勝寺」「大本堂」「行道縁」から「福豆」、「紅白餅」、「小銭」、「お菓子」等が撒かれるそうです。
「宗吾霊堂節分会」の「開催時間」ですが、「年男」が11時00分からと、16時00分からの1日2回の「開催」となっており、「特別年女」が14時00分からの「開催」となっています。
ちなみに「宗吾霊堂節分会」で「豆まき」をされる方は、「裃(カミシモ)」を着て、上記のように「宗吾霊堂」「鳴鐘山東勝寺」「大本堂」「行道縁」から「豆まき」を行い、「宗吾霊堂節分会」「当日」、「宗吾霊堂」「鳴鐘山東勝寺」にて、「裃」や、「福枡」等が用意されるそうです。
(「豆まき」の「参加」ですが、「有料」となっています。)
「宗吾霊堂節分会」の「修行料」、「取扱い」は、下記の通りです。
修行料
年男 30000円
特別年女 15000円
取扱い
年男 裃着用・御護摩札・御供物・福守・福豆・福枡・祝膳
特別年女 裃着用・御護摩札・御供物・福守・福豆・福枡
※ご参加ご希望の方は、締切は1月28日ですが、なるべく早く申し込み下さい。
また「宗吾霊堂節分会」では、「向島鳶職組合」の「皆さん」による、江戸時代より引き継がれている「伝統行事」「梯子乗り(ハシゴノリ)」の「実演」(妙技)が「呼び物」となっており、「梯子乗り」ですが、11時00分からと、16時00分からの1日2回披露されるそうです。
「宗吾霊堂節分会」には、「厄落とし」のために何十年も続けて参加される方も数多く見受けられているそうです。
「由緒」ある「成田」の「古刹」「宗吾霊堂」「鳴鐘山東勝寺」で開催される「恒例」の「節分会」「宗吾霊堂節分会」。
この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「宗吾霊堂節分会」詳細
開催日時 2月3日(金) 11時〜、14時〜、16時〜
開催会場 鳴鐘山東勝寺 成田市宗吾1558
問合わせ 鳴鐘山東勝寺 0476-27-3132
備考
「成田」といえば、「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)を先に思い浮かべる方がいらっしゃると思いますが、「成田山新勝寺」は、「宗吾霊堂」「鳴鐘山東勝寺」よりも、新しい「寺」という「意味」で、「成田山新勝寺」という「名」がつけられているそうです。
「宗吾霊堂」「鳴鐘山東勝寺」の「梵鐘(ボンショウ)」(応長元年(1311年)在銘)ですが、「千葉県」の「県指定有形文化財」に指定されています。
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地域情報::成田 | 12:16 AM |