本日ご紹介するのは、地元「銚子市」「銚子電鉄」「仲ノ町駅」で1月18日(水)に開催されます「仲ノ町駅完成披露会」です。
「銚子電気鉄道株式会社」(2012年2月11日のブログ参照)は、「銚子市」(2010年9月20日のブログ参照)に「鉄道路線」を有する「鉄道会社」で、「銚子電鉄」あるいは「銚電」と「略称」されています。
「銚子電鉄」は、「全長」6.4kmの「銚子駅」(2011年5月7日のブログ参照)から「外川駅(トカワエキ)」(2011年7月7日のブログ参照)までの10駅を約20分で結ぶ「地元客」、「観光客」の「皆さん」に「人気」のある「ローカル鉄道」です。
「銚子電鉄」の「距離」ですが、「芝山鉄道」(千葉県・2.2km)、「紀州鉄道」(和歌山県・2.7km)、「岡山電気軌道」(岡山県・4.7km)、「水間鉄道」(大阪府・5.5km)、「流鉄」(千葉県・5.7km)に次いで、「全国」で6番目に短い「鉄道」なのだそうです。
「銚子電鉄」は、1913年(大正2年)に現在の「銚子電気鉄道」にあたる「銚子」から「犬吠」間の「鉄道路線」を開業したものの、利用不振から1917年(大正6年)に「路線」を廃止して解散した「銚子遊覧鉄道」の「関係者」が、再び「路線」を復活させるために「銚子電鉄」を設立したそうです。
「銚子電鉄」は、1922年(大正12年)7月5日に「銚子」から「外川」間「開業」、1948年(昭和23年)8月20日に「銚子電気鉄道」に社名変更しており、「銚子電鉄」は、2012年(平成24年)に「開業」90周年を迎えています。
当ブログでは、「銚子電鉄」「各駅見処紹介」と称し、「銚子駅」から、「仲ノ町駅(ナカノチョウエキ)」(2011年5月11日のブログ参照)、「観音駅」(2011年5月14日のブログ参照)、「本銚子駅(モトチョウシエキ)」(2011年5月16日のブログ参照)、「笠上黒生駅(カサガミクロハエエキ)」(2011年5月20日のブログ参照)、「西海鹿島駅(ニシアシカジマエキ)」(2011年5月26日のブログ参照)、「海鹿島駅(アシカジマエキ)」(2011年5月28日のブログ参照)、「君ヶ浜駅(キミガハマエキ)」(2011年5月31日のブログ参照)、「犬吠駅(イヌボウエキ)」(2011年6月21日のブログ参照)、「外川駅」の「順」に、「銚子電気鉄道株式会社」の各10駅を紹介し、「各駅」の「特徴」、「歴史」、「
周辺見処紹介」をアップしています。
「銚子電鉄」「仲ノ町駅」ですが、「銚子市」「新生町」にある「銚子電気鉄道」の「駅」で、「単式ホーム」1面1線を有する「地上駅」であり、「終日」「駅員配置駅」で、「トイレ」があります。
「仲ノ町駅」は、「側線」および「車庫」を有し、「列車」の「行き違い」が可能な「配線」ではありますが、「仲ノ町駅」で行き違う「設定」はされておらず、「側線」はもっぱら「通勤・通学時間帯」に運用される「車両」の「昼間待機場所」として使用され、「側線」の「南側」に「車庫」が隣接し、「銚子電鉄」唯一の「夜間帯泊設定駅」でもあるそうです。
かつて「仲ノ町駅」「構内」にあった「変電所」ですが、現在は「銚子電気鉄道」「笠上黒生駅」へと移転していますが、その「変電所」「跡地」に「銚子電鉄」の「名物」になっている「銚電のぬれ煎餅」(2011年10月29日のブログ参照)の「製造工場」が建てられていましたが、「ぬれ煎餅」の「製造工場」は2014年(平成26年)6月28日に開業した「直売店」兼「工場」である「ぬれ煎餅駅」(銚子市小浜町)に移転しています。
「仲ノ町駅」は、かつて「構内」より「ヤマサ醤油」(2016年4月28日・2011年5月15日・2010年12月6日のブログ参照)「第一工場」への「専用線」が延びていたそうです。
「仲ノ町駅」「駅舎」ですが、「銚子電気鉄道」の「前身」である「銚子遊覧鉄道」時代から建っている「木造平屋建て」で、「銚子電気鉄道」の「本社」も同居しています。
「仲ノ町駅」「駅舎」では、「ぬれ煎餅」・「各種記念切符」・「硬券入場券」(図柄が数種類あり窓口で選べる)・「乗車券」・「各種鉄道グッズ」等が購入可能である他、「ヤマト運輸」の「宅急便」の「発送取り次ぎ」も行っており、「清涼飲料」の「自販機」が設置されています。
「仲ノ町駅」「待合室」は、「木製」の「ベンチ」が並び、「グッズ」等の「宣伝ポスター」が多数貼られており、「ぬれ煎餅」の「通販」「申し込み」が殺到した2007年(平成19年)には、急遽「発送場所」とされ、「室内」が「段ボール」で埋め尽くされてしまったことがあったそうです。
「仲ノ町駅」「ホーム」の「観音駅」「寄り」に「ゲーム」「桃太郎電鉄」「シリーズ」の「協賛企画」「しあわせ三像」のうち「貧乏がサル(去る)」「像」があります。
「クラウドファンディング」(英・Crowdfunding)とは、不特定多数の人が、通常「インターネット経由」で他の人々や、「組織」に「財源」の提供や、協力等を行うことを指す、「群衆」(crowd)と、「資金調達」(funding)を組み合わせた「造語」で、「ソーシャルファンディング」とも呼ばれています。
「クラウドファンディング」は、「防災」や、「市民ジャーナリズム」、「ファン」による「アーティスト」の「支援」、「政治運動」、「ベンチャー企業」への「出資」、「映画」、「フリーソフトウェア」の「開発」、「発明品」の「開発」、「科学研究」、「個人」・「事業会社」・「プロジェクト」への「貸付」等、幅広い「分野」への「出資」に活用されています。
「クラウドファンディング」は多くの「投資家」から「株主」を募集することによる「企業」の「資金調達」の「手法」としても注目されています。
この形の「クラウドファンディング」は、「JOBS Act」(英語版)(より少ない制限のもと小規模な投資家から広く出資を募ることを可能にする法案)に直接的な言及があるように、最近「アメリカ合衆国」の「政策立案者」から注目されました。
「JOBS Act」は実施を待っていますが、「en:Mosaic Inc.」等の「複合モデル」は、「認可状態」にある「一般市民」に「群衆」の一部として「クリーンエネルギー」の「コンセプト」(個人が多くの人々からわずかな寄付を集め、利用することで目標に到達するという大雑把なコンセプト)にその原点があります。
「クラウドファンディング」は、「特定」の「プロジェクト」または、「ベンチャー」の「資金調達」をするために、多くの人々から少額の「寄付」を通して「出資」を集めるという、この「コンセプト」の「応用」です。
「クラウドファンディング」の「モデル」は、必然的に多様な「関係者」を伴い、その中には出資される「アイディア」や、「プロジェクト」を提案する人々や、「組織」、その提案を支持する「群衆」も含まれます。
なお、「クラウドファンディング」は「プロジェクト」の「首唱者」と、「群衆」を引き合わせる「組織」(プラットフォーム)によって成り立っています。
一般に「製品開発」や、「イベント」の開催には多額の「資金」が必要となりますが、「クラウドファンディング」では、「インターネット」を通じて不特定多数の人々に比較的少額の「資金提供」を呼びかけ、「一定額」が集まった時点で「プロジェクト」を実行することで、「資金調達」の「リスク」を低減することが可能になります。
「ソーシャルメディア」の「発展」によって「個人」での「プロジェクト」の「立ち上げ」や、「告知」が容易になり、それに呼応する形で「クラウドファンディング」による「資金調達」が活発になりつつあります。
「米国」では「kickstarter」が有名で、「国内」では、あらゆる「分野」の「プロジェクト」を扱う「READYFOR」や、「ものづくり」に特化した「Makuake」、「アート」等の「分野」に特化した「Campfire」等、「サービス」の多様化が見られます。
「スポーツ分野」に特化した「スポーツファンディング」は、不特定多数からの「資金調達」以外に、「企業マッチング」や、「メディアマッチング」や、「セカンドキャリア対策」まで、幅広い形の「サポート」を指す形に進化しています。
「日本」では、「第2次安倍内閣」で策定された「政策」に沿って、「リスクマネー」の「供給強化」の手段のひとつとして「クラウドファンディング」を活用する「施策」が掲げられており、規制を緩和する「金融商品取引法」等の「改正案」が2014年(平成26年)5月23日に「国会」で可決成立しました。
「クラウドファンディング業務」に対する「自主規制」は下記の通りです。
・株式型は日本証券業協会(株式投資型クラウドファンディング業務に関する規則)
・ファンド型は第二種金融商品取引業協会(電子申込型電子募集取扱業等に関する規則)
・購入型・寄付型・融資型無し(2016年7月現在)
「クラウドファンディング」は「資金提供者」に対する「リターン」(見返り)の「形態」によって、下記の3類型に大別されます。
・金銭的リターンのない「寄付型」
・金銭リターンが伴う「投資型」
・プロジェクトが提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」
「日本」においては「資金決済に関する法律」や、「金融商品取引法」等によって「個人間」の「送金」や、「投資」が制限されていることから、「購入型」の「クラウドファンディング」の「企業数」が最も多く認知度が高いそうです。
その一方で「個人」から「少額」の「資金」を募り「融資」を行う「投資型」(ソーシャルレンディングともいわれる)は「企業数」は少ないですが(日本では金融商品取引法の第2種金融商品取引業の登録が必要)、「金銭」の「リターン」を求める「投資家」の「需要」を取り込み、「国内」では既に300億円以上の「融資実績」があります。
なお、「東洋経済新報社」では「投資型」の「クラウドファンディング」を「融資(貸付)型」、「ファンド型」、「株式(エクイティ)型」に区分しています。
「日本」では「投資型」は、「匿名組合」による「出資行為」が、「金融商品取引法」の「規制対象」である「有価証券」の「一種」「集団投資スキーム持分」に該当するため、前述のように、「金商法」の「第2種金融商品取引業」の登録が必要となり、「金商法」の「監督」を受け、「匿名組合出資」は会計上の「負債」に計上されますが、一定の条件下で「金融機関」から「資本性借入金」と評価されるそうです。
「寄付型」・「購入型」は「金商法」の「規制」は受けませんが、「寄付型」は「法人」については「一定金額」までしか「損金」に算入されず、個人については排除が一切受けられない税制上の問題があるそうです。
「購入型」は主に「一般消費者」が「資金」の「提供者」となることから、「瑕疵担保責任」が生じる他、「特定商取引法」や、「景品表示法」等「消費者関係法」の「規制対象」となり、提供される「商品」の「対価」によっては「寄付型」と同様の税制上の問題が生じるそうです。
「千葉県立銚子商業高等学校」の「皆さん」は、「地元」の重要な「交通機関」である「銚子電鉄」の「支援」を目的として、老朽化した「仲ノ町駅」の「修繕費」を補うために、100万円を「目標金額」として「インターネット」で「募金」を集めようと「クラウドファンディング」を昨年(2016年)7月25日に公開したそうです。
そして(2016年)9月30日の「締め切り」をもって、「全国」から多数の暖かい「支援」をいただき、「目標額」を上回る、1349000円の「支援金」が集まったそうで、「支援金」を基に、「仲ノ町駅」を改修する「銚電メイクアッププロジェクト」を行っていたそうです。
「銚子電鉄」では、昨年(2016年)11月9日に「銚電メイクアッププロジェクトクラウドファンディング支援金目録贈呈式」を開催、その後、「仲ノ町駅」の「修復」を行い、今回の「仲ノ町駅完成披露会」を開催する運びとなったそうです。
「仲ノ町駅完成披露会」では、「千葉県立銚子商業高等学校」の「皆さん」の
「老朽化した駅舎をきれいにしたい!」
と立ち上がった「銚電メイクアッププロジェクト」の「成果」を、「銚子電鉄」の「皆さん」と一緒に「完成披露」を祝う「イベント」となっており、「仲ノ町駅完成披露会」は、1月18日(水)14時00分から行うそうです。
「銚子電気鉄道」の「本社」がある「銚子電鉄」「仲ノ町駅」で開催される「銚電メイクアッププロジェクト」の「成果発表会」「仲ノ町駅完成披露会」。
この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「仲ノ町駅完成披露会」詳細
開催日時 1月18日(水) 14時〜
開催会場 銚子電鉄仲ノ町駅 銚子市新生町2-297
問合わせ 銚子電気鉄道株式会社 0479-22-0316
備考
「仲ノ町駅」には、「駅」に隣接する「仲ノ町車庫」があり、「車庫」には「デキ3形電気機関車」の他、所属する「車両」が留置しています。
「仲ノ町車庫」「見学」ですが、「車庫内」の「業務」や、「列車運行」の「妨げ」とならない「範囲」で一年中「見学」が可能となっています。