本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」「航空科学博物館」1F「多目的ホール」で1月21日(土)・22日(日)に開催されます「航空無線通信士受験対策セミナー」です。
「航空科学博物館」(Museum of Aeronautical Sciences)(2011年6月7日のブログ参照)は、「航空」に関する「科学知識」について、その「啓発」を図り、もって「航空思想の普及」及び「航空科学技術の振興」に寄与し、あわせて「日本の航空」の「発展」に資することを「目的」に、「総合的」な「航空思想普及施設」として「成田国際空港」(2015年4月7日・2012年12月10日のブログ参照)側に平成元年(1990年)に、「山武郡」「芝山町」「岩山」に開館しました。
「航空科学博物館」ですが、「中央棟」、「西棟」、「東棟」、「展望塔」、「屋外」からなり、「地上2階一部5階」の「建物」が構成されています。
「航空科学博物館」1F「中央棟」には、「アンリ・ファルマン複葉機」の「実物大復元模型」(イラスト有り)と、「ピストン・エンジンコーナー」、「ミュージアムショップ」「バイプレーン」があり、「航空科学博物館」1F「西棟」には、「ボーイング747大型模型」(操縦体験可能・要「整理券」)と「ボーイング747」の「客室」・「コックピット」・「タイヤ」、「DC-8前脚」、「旅客機の胴体比較」(DC-8とYS-11)、「DC8シミュレーター」(パイロット訓練用シミュレーターを改修したもの)があります。
「航空科学博物館」「ミュージアムショップ」「バイプレーン」には、「航空機」の「スケールモデル」など「航空関係」の「品物」をたくさん取り揃えています。
「航空科学博物館」2F「中央棟」には、「下田画伯」の「イラスト」による「飛行機のあゆみ」と、「日本の名機」と「歴史的」な「ソリッドモデル」、「西棟」には、「小型機」・「ヘリコプター」の「コックピット」(操縦席に座れます)と「戦前」・「現在」の「パイロット」の「制服比較」、「東棟」には、「NAAコーナー」と、「エコエアポートコーナー」、「成田国際空港」を「インターネット」や「ビデオ」、「模型」等で紹介する「コーナー」があります。
「航空科学博物館」2F「東棟」にある「成田国際空港」を紹介する「NAAコーナー」は、2014年(平成26年)3月25日に「リニューアルオープン」しています。
「航空科学博物館」「NAAコーナー」は、「成田空港ジオラマ」、「音の体験ルーム」、「情報コーナー」、「エコエアポートコーナー」からなり、様々な「方向」から「成田国際空港」について学べる「施設」となっており、白く「スタイリッシュ」な「デザイン」に一新された「成田空港ジオラマ」と、「楽しく、分かりやすく」を「コンセプト」に「内容」を一新した「音の体験ルーム」がリニューアルされています。
「航空科学博物館」3Fは、「展望台」(屋上)となっており、「成田国際空港」を離着陸する「ジャンボ」を間近に眺め、迫力ある「航空機」の「エンジン音」を体験できるようになっています。
「航空科学博物館」4Fは、「展望レストラン」「バルーン」となっており、「展望レストラン」「バルーン」では、「成田国際空港」の素晴らしい「眺め」を見ながら「食事」ができます。
「航空科学博物館」5Fでは、「ガイドの説明」(土・日・祝日中心)を参考に離着陸する「ジャンボ」を見ることができるそうです。
「航空科学博物館」屋外には、「航空機」と「多目的広場」があり、「小型機」や「ヘリコプター」の「実物」を展示、「YS11試作1号機」(イラスト有り)や「セスナ195」「朝風」(イラスト有り)等があり、「有料搭乗航空機」として「プロペラ」が回る「飛行機」や「ヘリコプター」に搭乗できる「有料体験装置」があるそうです。
「航空科学博物館」では、「航空」に関する「科学知識」に関する「講習会」、「講演会」、「見学会」、「航空教室」、「セミナー」等を開催しており、「四季折々」様々な「催し」、「イベント」を行って、「展示即売会」(航空スケッチ大会、紙飛行機工作教室、航空機の部品・航空グッズの販売を行う航空ジャンク市等)などを催行しています。
「航空無線通信士」は、「無線従事者」の「一種」、「総務省」「所菅」「国家資格」で、平成元年(1989年)に制定され、「英語表記」は「Aeronatiocal Radio Operator」です。
「航空無線通信士」は、「航空通」と略称され、「従前」の「航空級無線通信士」は「航空通」と見なされます。
「国際電気通信連合憲章」に想定する「無線通信規則」に準拠した「資格」であり、「無線従事者免許証」には、
「国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則に想定する航空移動業務及び航空移動衛星業務に関する無線電話通信士一般証明書に該当する。」
と「日本語」及び「英語」で記載されます。
「航空無線通信士」は、「上位資格」として、「第一級」・「第二級」「総合無線通信士」があります。
ちなみに「航空通信士」は、「航空法」による「航空従事者」の「一種」であり、「国土交通省」「所菅」の「別」の「資格」なのだそうです。
「航空無線通信士」の「操作範囲」ですが、「政令電波法施行令」「第3条」によるもので、
1 航空機に施設する無線設備並びに航空局、航空地球局及び航空機のための無線航行局の無線設備の通信操作(モールス符号による通信操作を除く。)
次に掲げる無線設備の外部の調整部分の技術操作
イ 航空機に施設する無線設備
ロ 航空局、航空地球局及び航空機のための無線航行局の無線設備で空中線電力250W以下のもの
ハ 航空局及び航空機のための無線航行局のレーダーでロに掲げるもの以外のもの
2 第四級アマチュア無線技士の操作の範囲に属する操作
主に、「航空運送事業(航空会社)用航空機」に開設された「航空機局」や、この「航空機」と「通信」を行う「航空局」の「航空管制官」等で、「通信操作」に「無線従事する者」が、必ず取得しなければならない「必置資格」となっています。
「航空機」に乗り組んで「無線設備」の「操作」(受信も含む)を行うためには、「航空法」によるいわゆる「運航航空従事者」の「技能証明」、及び「航空身体検査証明」を有していなければならないそうです。
「航空無線通信士」の「取得」ですが、次のいずれかによるもので取得できます。
・国家試験に合格すること。
・養成課程(又は長期型養成課程)を修了すること。
「航空無線通信士」の「国家試験」ですが、「日本無線協会」が、8月・2月の「年2回」実施しています。
「航空無線通信士」の「試験方法」及び「科目」ですが、「総務省令無線従事者規則」「第3条」に「電気通信術」は実地、その他は「筆記」によることが、「第5条」に「科目」が想定されています。
「航空無線通信士」「試験科目」は、下記の通りです。
「無線工学」
無線設備の理論、構造及び機能の基礎
空中線系等の理論、構造及び機能の基礎
無線設備及び空中線系の保守及び運用の基礎
「法規」
電波法及びこれに基づく命令(航空法及び電気通信事業法並びにこれらに基づく命令の関係規定を含む。)の概要
国際電気通信連合憲章、国際電気通信連合条約、国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則、国際電気通信連合憲章に規定する電気通信規則及び国際民間航空条約(電波に関する規定に限る。)の概要
「英語」
文書を適当に理解するために必要な英文和訳
文書により適当に意思を表明するために必要な和文英訳
口頭により適当に意思を証明するに足りる英会話
(難易度は英語検定2級程度)
「電気通信術」
電話 1分間50字の速度の欧文(無線局運用規則別表第5号の欧文通話表による。)による約2分間の送話及び受話
無線通信の実技試験ではなく、ATC(航空交通管制)英語は、試験対象に含まれない。
また「航空無線通信士」の「一部免除」は、下記の通りです。
科目合格者はその科目を試験の翌月の初めから3年間。
(非常事態で国家試験が行われなかった場合等で告示に定められた者は3年を経過した後において最初に行われる試験の実施日まで)
第一級・第二級総合無線通信士の電気通信術の合格者は電気通信術の試験の翌月の初めから3年間。
(同上)
第一級・第二級総合無線通信士の英語及び電気通信術の科目免除認定校の卒業者は英語及び電気通信術を卒業の日から3年間。
(同上)
陸上無線技術士は無線工学、航空特殊無線技士は電気通信術。
琉球政府の旧第三級無線技術士は無線工学。
「航空無線通信士」の「試験地」及び「日程」は、下記の通りです。
日本無線協会の本支部所在地。但し所在地以外に試験場を設定することがあり、この場合は申請時に選択が可能。
平日が主であるが、試験期によっては土曜に実施することがある。
「航空無線通信士」の「合格基準」等は、下記の通りです。
無線工学
問題数 14問
問題形式 多岐選択式マークシートを使用
満点 70点
合格点 49点
時間 90分
法規
問題数 20問
問題形式 多岐選択式マークシートを使用
満点 100点
合格点 70点点
時間 90分
英語(英文和訳)
問題数 2問
問題形式 多岐選択式マークシートを使用
満点 40点
英語(和文英訳)
問題数 3問
問題形式 多岐選択式マークシートを使用
満点 30点
時間 英語(英文和訳・和文英訳)合わせて90分
英語(英会話)
問題数 7問
問題形式 多岐選択式マークシートを使用
満点 35点
時間 30分以内
合格点 60点 英語(英文和訳・和文英訳・英会話の点数を合算)
※英会話が15点未満は不合格
「航空無線通信士」「受講料」ですが、平成26年(2014年)4月より9052円(受験票送付用郵送料52円含む)となっています。
この度(タビ)「航空科学博物館」では、2月に開催される「航空無線通信士」の「試験」のための「セミナー」「航空無線通信士受験対策セミナー」を行います。
「航空無線通信士受験対策セミナー」ですが、1月21日(土)・22日(日)に、「航空科学博物館」「館内」1F「多目的ホール」を「会場」に行われ、「申込方法」は「事前電話予約」となっています。
「航空無線通信士受験対策セミナー」の「費用」(受講料)ですが、7000円となっており、「募集人数」は「先着」30名(中学生以上)となっています。
また「航空無線通信士受験対策セミナー」の「講義科目」ですが、1月21日(土)は「無線工学」、1月22日(日)は、「英語」、「電気通信術」、「電波法規」となっています。
(受験科目の選択が可能です。)
「航空無線通信士受験対策セミナー」の「内容」ですが、「航空資格」の中でも「取得」が大変難しいとされている「航空無線通信士」の「受験」を間近に控えた方を「対象」に、「無線」及び「航空専門家」を「講師」に「予想問題」の「紹介」と、「解説」を行うもので、「航空無線通信士受験対策セミナー」は、「合格」を切に願う方にとって、「自信」にもつながる「セミナー」となっているそうです。
「航空専門」の「博物館」「航空科学博物館」で開催される「セミナー」「航空無線通信士受験対策セミナー」。
この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「航空無線通信士受験対策セミナー」詳細
開催期間 1月21日(土)・22日(日)
開催会場 航空科学博物館 山武郡芝山町岩山111-3
費用 7000円(受講料)
開館時間 10時〜17時(入館〜16時半)
入館料 大人 500円 中高生 300円 4才以上 200円
休館日 月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
問合わせ 航空科学博物館 0479-78-0557
備考
「航空科学博物館」では、1月1日(日)〜3月26日(日)の「期間」、2F「展示室」を「会場」に「航空アート展」(2017年1月13日のブログ参照)が行われています。