本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「香取市栗源運動広場」で11月20日(日)に開催されます「第29回栗源のふるさといも祭〜日本一の焼きいも広場〜」(以下「第29回栗源のふるさといも祭」と表記)です。
「香取市」は、2006年(平成18年)3月27日に、「佐原市」と、「香取郡」「小見川町」、「山田町」、「栗源町」が合併して成立した「市」です。
「香取市」は「水郷」と呼ばれる「国道51号線」沿線の「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)付近の「都市」のひとつで、「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)の「門前町」として有名です。
「香取神宮」は「武神」「経津主大神(フツヌシノオオカミ)」を祀っていることで知られている「神社」で、近隣では、「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)を擁する「鹿嶋市」との「関係」が深いそうです。
「香取神宮」は、「鹿島神宮」、「息栖神社(イキスジンジャ)」(2010年11月7日のブログ参照)と合わせて、「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)と呼ばれており、古くから「信仰」を集めています。
「香取市」では、毎年11月に「各地区」(佐原、小見川、山田、栗源)で、「香取のふるさとまつり」が開催されています。
「香取のふるさとまつり」は「農産物」・「特産物」や、「文化資源」などの「魅力」を「香取市」内外に対し、広く発信する「イベント」として、「地域」(地区)の「皆様」と協働で「元気と笑顔でつくる ふるさとの輪 かとり」として開催されます。
「香取のふるさとまつり」では、「香取市山田支所」「市民広場特設会場」を「会場」に開催される「山田ふれあいまつり」(2015年10月31日・2014年11月2日・2013年10月29日・2012年10月31日・2011年11月2日のブログ参照)を皮切りに、「香取市小見川中央小学校」及び「小見川駅前通り」・「本町通り」を「会場」に開催される「おみがわYOSAKOIふるさとまつり」(2015年11月2日・2014年11月8日・2013年11月5日・2012年11月5日・2011年11月7日のブログ参照)、「香取市栗源運動広場」を「会場」に開催される「栗源のふるさといも祭」(2015年11月10日・2014年11月11日・2013年11月14日・2012年11月15日・2011年11月16日のブログ参照)、「香取コミュニティー
センター」及びその周辺「駐車場」で開催される「ふるさとフェスタさわら」(2015年11月20日・2014年11月20日・2013年11月23日・2012年11月25日・2011年11月12日のブログ参照)が執り行われます。
今年(2016年)の「香取のふるさとまつり」の「日程」は、「第26回山田ふれあいまつり」(2016年11月2日のブログ参照)は、11月3日(祝・木)9時30分から15時00分、「おみがわYOSAKOIふるさとまつり2016」(2016年11月8日のブログ参照)は、11月13日(日)9時15分から17時00分頃、「第29回栗源のふるさといも祭」は、11月20日(日)9時00分から15時30分、「ふるさとフェスタさわら2016」は、11月27日(日)9時00分から15時00分となっています。
「栗源のふるさといも祭」は、「香取のふるさとまつり」「第3弾」の「イベント」となっています。
「栗源のふるさといも祭」は、今年(2016年)で29回目を迎える「栗源地区」「人気」の「恒例イベント」です。
「日本一の焼きいも広場」と謳っている通り、毎年11月の「第3日曜日」に開催される「栗源のふるさといも祭」では、「日本一の焼きいも広場」に150ヵ所もの「籾殻(モミガラ)の山」を築き、そこで約5t(トン)の「サツマイモ」(特定品種・ベニコマチ)を焼き上げ、「焼きいも」にして6000人に「無料配布」しています。
「栗源のふるさといも祭」の「作業」は、「祭」の「前日」「深夜」からスタートし、「暗闇」の中、「火入れの風景」、「朝日」の射す中の「煙に満ちた広場の風景」、「朝」の「いも入れの作業風景」と3回にわけての「行程」があり、「焼きいも」の「開放時」には各2000人もの「大行列」が並び、「無料開放」とはいえ、毎年約5万人の「人出」があるため、「焼きいも」にありつける「皆さん」は「ラッキー」で、他にも様々な楽しい「イベント」盛り沢山で行われます。
「第29回栗源のふるさといも祭」は、11月20日(日)9時00分から15時30分まで「香取市栗源運動広場」を「会場」に開催されます。
「第29回栗源のふるさといも祭」では、「メインイベント」の「日本一の焼きいも広場」をはじめ、「巨大セイロ」「ふかしいも」、「巨大モニュメント」、「いも掘り体験広場」、「紅白もち投げ」(景品付き)、「各種模擬店」、「フリーマーケット」等が行われます。
「日本一の焼きいも広場」は、「栗源のふるさといも祭」が誇る「メインイベント」で、「栗源地域」の「特産品」である「サツマイモ」「ベニコマチ」(2010年10月30日のブログ参照)約5t(トン)を130ヵ所の「籾殻」の「山」でゆっくりと焼き上げ無料開放されます。
「栗源のふるさといも祭」前日の「夜」、「すくもの山」に「火入れ」を行い、「籾殻」を一晩かけて焼くと、「朝」真っ黒となった「すくもの山」となり、その中に「いも」を入れ、約2時間かけてゆっくり焼き上げたおいしい「焼きいも」を、「来場者」に「無料配布」するそうです。
「無料開放」の「開放時間」は1日3回行われ、1回目・10時30分、2回目・12時00分、3回目・13時30分となっています。
(いも広場スタッフが、すくも1山に40人の来場者を誘導)
「日本一の焼きいも広場」の「流れ」(おいしいやきいもが焼き上がるまで)は下記の通りです。
1 機材運搬・位置決め
いも祭では、前々日に全体準備を行いますので、焼きいも広場の準備も前々日に焼きいも部会全員で行います。
燻炭器(すくもを焼く機具)130器とすくも1040袋を会場に運び入れます。
会場をテープで囲い、当日のお客様の流れを確認しながら、出入口や燻炭器の位置決めを行います。
また、種火とするスギ葉を山から集めてきます。
2 火入れ作業
前日の夜、火入れ作業を行いすくもの山を作ります。
1山にすくも8袋、全部で130山作ります。
開放時間に合わせて火入れ作業も分けて行います。
3 夜警(見回り)
火の見回りや、すくもの山の状況の確認を行う為、見回りを深夜から朝方にかけて行います。
天候や風などによりすくもの燃えるスピードなどが変わる為、すくもの追加等を行い調整します。
4 焼きいも広場の朝
一晩かけて焼いたすくもの山は、朝方になると時間をかけてゆっくりといも焼くのにちょうどよい熱を持った、真っ黒な山と変わります。
5 いも入れ作業
いも入れ作業も、開放時間に合わせて2回行います。
すくもの山は地面に近いほど温度が低いため、大き目のいもは上段へ、小さ目のいもは下段に入れます。
6 広場の開放を待つ来場者
焼きいも広場の無料開放を持ち、広場の回りに祭り来場者の長い列が出来ます。
当初は50山程度で始まりましたが、年々来場者が増え、一人でも多くの皆様に食べていただきたいとの思いながら、いも山を増やし、現在の130山に至っています。
7 焼き上がり
いもは大きさや太さによって異なりますが、真っ黒に焼けたすくもの中で、約2時間ゆっくり時間をかけて焼きあげます。
いもの焼きあがり具合を確かめながら山を崩します。
開いたすくもの上にいもをのせ保温します。
8 焼きいも広場開放
いも広場スタッフが、すくも1山に40人の来場者を誘導します。
皆様に美味しく食べていただくために、この様な方法をとっています。
「第29回栗源のふるさといも祭」では、上記のように「いも祭」「前夜」、「香取市栗源運動広場」にて「前夜祭」を行います。
「前夜祭」ですが、元々は「焼きいも広場」の「夜」の「作業」にあわせ、「関係者」により「煮炊き」をしていたのが「始まり」だそうで、現在では、「バンド演奏」等の「ステージイベント」や、「火起こし・火入れ式」等が行われています。
「火起こし・火入れ式」は、「幻想的」で「ユニーク」な「儀式」で、「特設」の「いも神社」前で、「いも祭」の「成功」と、「焼きいも広場」の「作業開始」を告げる「儀式」として行われるそうです。
「神官」の「衣装」をまとった「火起こし」の「尊」が、「火きり弓」と、「火きり臼」を使い「火」をおこし、灯った「火」を「焼きいも広場」へ運び、「すくもの山」へ「火入れ」を行います。
全て「手作り」の「火起こし・火入れ式」は、上記のように「幻想的」で「ユニーク」な「儀式」となっています。
「火起こし式」の「流れ」は、下記の通りです。
火の巫女、火おこしのみこと入場
神社前で拝礼
御神体から火きり弓と臼を受け取る
火起こし開始
煙があがる
火種を炎へ
炎があがる
火の巫女炎を受け取る
火入れの尊へ
「火入れ式」の「流れ」は、下記の通りです。
火の巫女を先頭に松明行列
松明行列が焼きいも広場へ
焼きいも広場へ火を移す
種火に火をつける
燻炭器にすくもをかぶせて完成
「巨大セイロ」「ふかしいも」は、「ふかしいも」を無料配布する「イベント」で、3回に分けて無料配布するそうです。
「巨大セイロ」「ふかしいも」では、「直径」約1.6mの「大鍋」に、「大型」の「クレーン」で1.8m角の「セイロ」を5段重ね、一度に500kgもの「サツマイモ」(ベニアズマ)を蒸かすそうです。
「巨大モニュメント」は、「スケール」の大きい「イベント」と知られている「栗源のふるさといも祭」の「シンボル」ともいえる「企画」で、これまで、「高さ」8mを超える「野菜タワー」、「ゆめ半島ちば国体」の「成功」を祈願した「チーバくんの野菜壁画」、「大地」からの豊かな「恵み」をのせた「宝船」、「いも富士」などを制作しています。
今年(2016年)の「巨大モニュメント」ですが、「巨大野菜壁画」の「野菜」で、「道の駅くりもと紅小町の郷」(2012年1月2日・3月28日のブログ参照)が作成・提供されるこの「壁画」の「野菜」は、昨年(2015年)までは「お祭り」の「最後」に販売していましたが、今年は「香取市合併10周年」ということで奮発して、「全部」「無料配布」されるそうです。
「いも掘り体験広場」は、「祭会場内」で行われる「いも掘り」の「体験」です。
「サツマイモ」は「ベニコマチ」と、「ベニアズマ」の2種類で、「掘りたて」の「新鮮」な「サツマイモ」を持ち帰りしているそうで、特に「子供たち」に「大人気」な「イベント」です。
「いも掘り体験広場」は、「予約」も受け付けており、「料金」は10株で1000円となっています。
「紅白もち投げ」(景品付き)は、毎年、「栗源のふるさといも祭」の「フィナーレ」を飾る「イベント」で、「もち投げ」の中には「豪華商品」付「カラーボール」も投げられるそうです。
「各種模擬店」は、「栗源のふるさといも祭」「会場内」「いも神社」の「参道」で行われ、「地域」の「農業生産団体」等、約50団体が、「新鮮野菜」など「地域」の「特産品」等を販売するそうです。
「フリーマーケット」は、100区画の「フリーマーケット」を開設し、「掘り出し物探し」等、「お買い物」の楽しみいっぱいの「イベント」です。
「香取市合併10周年」を迎える「第29回栗源のふるさといも祭」では、「栗源特産」「ベニコマチ」を使用した「ベニコマチ大学芋」を販売するそうです。
「ベニコマチ大学芋」を手がけるのは「浅草」の「老舗甘藷問屋」「株式会社川小商店」だそうで、「ベニコマチ大学芋」ですが、「平成27年度香取市特産品開発事業」で「優秀賞」を受賞した「逸品」だそうです。
「第29回栗源のふるさといも祭」では、「老舗甘藷問屋」が認めた「希少品種」の「味」を堪能できるそうです。
「香取市栗源運動広場」ほかで開催される「栗源地区」ならではの「大人気イベント」「第29回栗源のふるさといも祭」。
この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第29回栗源のふるさといも祭」詳細
開催日時 11月20日(日) 9時半〜15時
開催会場 香取市栗源運動広場 香取市岩部1045
問合わせ 香取市農政課生産振興班 0478-50-1258
香取市社会福祉協議会栗源支所 0478-75-2118(フリーマーケットの出店に関して)
備考
「第29回栗源のふるさといも祭〜日本一の焼きいも広場〜」は、「雨天決行」で行われます。
「第29回栗源のふるさといも祭」は、「延期」の場合、11月23日(祝・水)に順延されるそうです。
(延期される場合は、香取市HPでお知らせされます。)