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「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」(旭市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「旭市」「飯岡漁港」で7月10日(日)に開催されます「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」です。

 「旭市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「県庁所在地」「千葉市」から50km圏、また「東京都心」から80km圏に位置している「市」で、「人口」は約7万人の「自治体」です。
 現在の「旭市」の「人口」ですが、67353人(男・33114人、女・34239人、世帯数・25678世帯)となっています。
 (平成28年7月1日現在)
 「旭市」の「南部」は美しい「弓状」の「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)に面し、「旭市」の「北部」には「干潟八万石」といわれる「房総半島」「屈指」の「穀倉地帯」と、なだらかな「丘陵地帯」である「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)が広がっています。
 「旭市」ですが、「旭市」、「香取郡干潟町」、「海上郡海上町」、「海上郡飯岡町」が、2005年(平成17年)7月1日に対等合併し、新「旭市」としてスタートしています。
 「旭市」の「中央部」を「東西」に、「JR総武本線」と「国道126号線」が通り、周辺は「市街地」として発展しています。

 「旭市」の「大きさ」ですが、「東西」に約17.7km、「南北」に約13.5km、「面積」は129.91平方km、「標高」は、「海抜」68.4m(飯岡「刑部岬(ギョウブミサキ)」(2012年5月26日のブログ参照)付近)以下、「旭市内」の「全域」に及ぶ「平野部」は「海抜」3〜10mと「平坦」です。
 「旭市」「南部」「太平洋」に面する「海岸」「九十九里浜」は、遠浅の「砂浜」で、「夏」の「海水浴場」だけではなく、1年を通し、「海釣り」や「サーフイン」(サーフスポット)として賑わっています。
 なお「旭市」の「九十九里浜」ですが、「日本の白砂青松100選」、「日本の渚百選」に選定されています。

 「飯岡漁港」は、「旭市」「下永井」にある「第1種漁港」です。
 「第1種漁港」ですが、「漁港漁場整備法」によりますと、「漁港」は

 「天然または人工の漁業根拠地となる水域及び陸域並びに施設の総合体」

 と定義されたうえで、種類に応じて「市町村長」、「都道府県知事」または、「農林水産大臣」が「名称」及び「区域」を定めて指定され、「第1種漁港」は「利用範囲」が「地元」の「漁船」を主とするものだそうです。
 ちなみに「第2種漁港」は、「利用範囲」が「第1種」より広く、「第3種」に属さないもの、「第3種漁港」は、「利用範囲」が「全国的」なもの、「第4種漁港」は「離島」その他「辺地」にあって「漁場」の「開発」、または避難上、必要とされるもの、「特定第3種漁港」は、「第3種」のうち振興上、特に重要な「漁港」とされています。
 ちなみに、「銚子漁港」(2012年1月24日のブログ参照)ですが、「特定第3種漁港」に1951年(昭和26年)7月10日に指定されています。

 「飯岡漁港」「東側」には、「屏風ヶ浦(ビョウブガウラ)」(2016年3月5日・2012年5月20日のブログ参照)と呼ばれる「海食崖」があり、「高さ」35m〜60mの「断崖」が約10kmにわたって連なっています。
 「飯岡漁港」「西側」は、「刑部岬」を境として、「九十九里浜」の「砂浜」が続いています。
 「飯岡漁港」は、1953年(昭和28年)6月27日に「第1種漁港」に指定されており、主な「魚種」ですが、「イワシ」(2012年5月17日のブログ参照)、「シラス」、「シラウオ」となっています。
 「飯岡漁港」は「沖合・沿岸漁業」の「根拠地港」として成り立ち、「水揚げ」の90%を占める昔からの「代表的漁獲物」である「イワシ」を獲る「まき網漁業」(揚操網)を中心に、「シラウオ」・「シラス」を獲る「船びき網漁業」、「ヒラメ」や「イセエビ」などの「高級魚」を獲る「固定式さし網漁業」、「ハマグリ」や「赤貝」(サトウガイ)を獲る「貝巻き網」などの「漁業」が営まれており、平成20年(2008年)には約3万9千t(トン)が水揚げされ、「県下」では「水産漁獲量」において「銚子漁港」(2012年1月24日のブログ参照)に次ぐ第2位の「地位」を不動のものとしています。
 「飯岡地区」の「伝統加工品」である「丸干しいわし」ですが、「日本一」の「生産量」を誇り、近年「健康食品」としても注目を集めており、また「旭市」の「九十九里地域」の「広大」な「砂丘域」である「九十九里浜」では、「蛤(ハマグリ)」や「サトウガイ」(赤貝)などの「採貝漁業」が営まれており、「千葉県」が創設している「千葉のさかな認定制度」「千葉ブランド水産物」(2011年2月14日のブログ参照)に2012年(平成24年)11月14日に認定された「九十九里地はまぐり」(2012年12月17日のブログ参照)が新しい「特産品」となっています。
 ちなみに「旧・飯岡町」の「漁業」の近年の「沿革」ですが、昭和33年(1958年)「飯岡町漁業協同組合」設立、昭和45年(1970年)に、「飯岡町漁協」、「海上郡漁協」、「豊富漁協」、「匝瑳郡漁協」(飯岡町、旭市、野栄町、八日市場市、光町(当時))にまたがる「広域合併」を行い「海匝漁協」が設立され、合併に並行して「漁港」の「整備」も進み、昭和57年(1982年)2月に「飯岡漁港」が正式に開港し、盛大に「開港式」が執り行われたそうです。

 「ヒラメ」(鮃、英名・Bastard halibut、学名・Paralichthys olivaceus)は、「カレイ目」「カレイ亜目」「ヒラメ科」に属する「魚」の一種で、「広義」には、「ヒラメ科」と、「ダルマガレイ科」に属する「魚」の「総称」です。
 「ヒラメ」は、「有眼側」(目のある方)が「体」が「左側」で、「日本」では

 「左ヒラメに右カレイ」

 といって「カレイ類」と区別するそうで、「口」と、「歯」が大きいのが特徴で、「ヒラメ類」のことを「英語」では「Large-tooth flounders」というそうです。

 「ヒラメ」は、「太平洋」「西部」(千島列島、樺太、日本、朝鮮半島などの沿岸から南シナ海まで)に分布し、「最大」で「全長」1m、「体重」10kgほどになるそうです。
 「ヒラメ」は、他の「カレイ目」の「魚」と同じように「左右」に扁平な「体型」をしていて「カレイ」と区別が付きにくいですが、俗に「左ヒラメに右カレイ」といわれるように、「ヒラメ」の「目」は「両目」とも「頭部」の左側半分に偏って付いているのが大きな特徴であり、また、「ヒラメ」は「カレイ」と比べて「口」が大きく、「歯」も1つ1つが大きく鋭いそうです。
 「ヒラメ」は「海底」で「両目」のある「体」の左側を上に向けて生活するため、その「両目」は常に上の方を向いています。
 この「ヒラメ」の特徴から、「自分の出世」だけを気にして常に「上層部」の機嫌をうかがい媚びへつらっている「人間」を「ヒラメ人間」と呼んで揶揄することがあるそうです。

 「ヒラメ」は、「沿岸」の「砂泥地」を好み「夜」活動し、「昼」はよく「砂泥中」に身を潜め頭だけ出していますが、「砂」に潜らない場合は「体」の「色」を「海底」と同じ「色」にするそうです。
 「ヒラメ」は、主に「海底」に住む「小魚」、「小型甲殻類」、「貝類」、「ゴカイ類」を食べます。
 「ヒラメ」は「幼魚」のときには「ケンミジンコ」なども補食しますが、成長するにつれ「魚類」を補食する割合が増え、「成魚」では9割が「小魚」となります。
 そのため、「カレイ釣り」では「ゴカイ」・「イソメ」のほか鈍重な「動き」の「ワーム」を用いるのに対し、「ヒラメ釣り」では「生き餌」の「小魚」や、俊敏な「動き」の「ルアー」を用い、「ヒラメ」は「カレイ」と異なり、体全体を使った比較的俊敏な動きが可能となっています。

 「ヒラメ」は、「冬」は相当深い所に下り、3〜7月の「産卵期」には「水深」20mぐらいの「浅瀬」に移動します。
 「卵」は浮遊性で、「卵」から孵った「稚魚」は通常の「魚」と同じように細長く、「目」も「両側」に付いています。
 「ヒラメ」は、「全長」1cmぐらいに成長する頃から「右の目」の移動が始まり、2.5cmぐらいになると「親」と同じ形になり、3年ほどで「成魚」になります。
 「カレイ類」には数十年生きる種もいますが、「ヒラメ」の寿命は短く、せいぜい数年程度といわれ、その分、「ヒラメ」は「カレイ」よりも成長が早く、養殖もしやすいとされています。
 「ヒラメ」という名が現れたのは14世紀ごろですが、「日本」では19世紀以前には「カレイ」と、「ヒラメ」は区別されておらず、大きいものを「ヒラメ」、小さいものを「カレイ」と呼んでいたそうで、はっきりと別種として扱った「文献」は「小野蘭山」の「本草網目啓蒙」(1803年)が初出だそうです。

 「ヒラメ」ですが、「日本」での「別名」は「地方」によって異なり、「カレ」、「オオグチガレ」、「ソゲ」(ゾゲ)、「オオクチ」、「テックイ」、「ハス」、「オオガレイ」、「メビキ」、「ホンガレイ」などとなっており、「北海道」では「テックイ」、「東京湾」では1kg以下の物を「ソゲ」と呼んでおり、「青森県」、「茨城県」、「鳥取県」の「県の魚」に指定されています。

 「ヒラメ」は、「日本」では「刺身」、「寿司ネタ」に用いられる「高級食材」で、「ヒラメ」、「カレイ類」の中では最も「高値」で取引され、「一本釣り」、「延縄(ハエナワ)」、「定置網」、「底曳き網」、「刺し網」など各種の「漁法」で漁獲されます。
 また、「ヒラメ」は「カレイ」よりも成長が早いこと、また「海底」で静止していることが多いためにさほど「酸素」を必要とせず「海水」をあまり汚さないことから、「陸上」の「養殖」が盛んに行われています。
 「ヒラメ」は、「資源保護」のため、ある大きさに達しない「個体」は再放流したり、「稚魚」の「放流」も行われており、「稚魚」放流された「ヒラメ」は成長しても「腹側」の黒い「紋様」が消えず、「パンダビラメ」と呼ばれます。
 「稚魚」放流された「パンダビラメ」は「食味」において「天然もの」となんら「差異」が無いとされますが、これは、「パンダビラメ」も「自然界」においては、「餌」(小物類)も変わらず、「食餌行為」による「運動量」も「差異」がないことによると思われます。
 一方、「養殖物」と、「天然物」の「ヒラメ」は上記「腹側」の黒い「文様」以外「形上」はなんら「差異」はありませんが、「天然物」や、「食味」を尊重する「市場」では「養殖物」は「安価」で取引されますが、ただし「食味」において「両者」は遜色ないとの「研究結果」もありますが、「刺身」など「皮」を剥いだ「状態」では「パンダビラメ」の黒い「紋様」は判らないそうです。

 この度(タビ)「旭市」「飯岡漁港」では、「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」が開催されます。
 「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」ですが、7月10日(日)4時00分(受付時間)から開催され、「参加定員」は200名(先着順)、「参加費用」は12000円(税込)/人となっています。
 「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」の「釣法」ですが、「生きイワシ」の「泳がせ釣り」とするそうで、「申込方法」ですが、「大会前日」までに、各「参加釣宿」にTELにて申し込みで、詳しくは下記「詳細」「船宿」まで問い合わせです。
 「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」「表彰」は、下記の通りです。

 総合成績

 ヒラメ1匹の重量で各船ごとに1位を表彰。
 その中でも重量の重い魚を釣った選手総合優勝とし、3位まで表彰。

 大物賞

 当日釣れたヒラメ以外の魚で、最も重量の重い魚を釣った選手を表彰。

 レディース賞

 女性選手の中で最も重量の重いヒラメを釣った1名を表彰。

 「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」の「ゲスト」ですが、「鈴木新太郎」さん、「あべなぎさ」さんとなっています。
 なお「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」は、「第1回」ですので、栄(ハ)えある「初代チャンピオン」になれる「大チャンス」となっています。

 「第1種漁港」「飯岡漁港」ではじめて開催される「記念釣り大会」「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」。
 この機会に「旭市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」詳細

 開催日時 7月10日(日)朝4時〜(受付)

 開催会場 飯岡漁港 旭市下永井

 参加費  12000円

 参加定員 200名

 問合わせ

 三次郎丸 0479-57-3371

 第一進丸 0479-57-6668

 長五郎丸 0479-57-2189

 優光丸  0479-57-6281

 清勝丸  0479-67-3866

 太陽丸  0479-57-3762

 龍鳳丸  0479-57-5650

 隆正丸  0479-57-5432

 太幸丸  0479-63-1902

 備考
 「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」の「受付」ですが、「当日」乗船する「釣船宿」にて受付となっています。
 「第1回旭市飯岡港初夏のヒラメ釣り大会」は、「荒天時」7月24日(日)に順延されるそうです。

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| 地域情報::旭 | 04:56 PM |

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