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「やさしい航空のはなし」「航空無線の楽しみ」(芝山町)
 本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」「航空科学博物館」で6月26日(日)に開催されます「やさしい航空のはなし」「航空無線の楽しみ」です。

 「航空科学博物館」(2011年6月7日のブログ参照)は、「航空」に関する「科学知識」について、その「啓発」を図り、もって「航空思想」の「普及」及び「航空科学技術」の「振興」に寄与し、あわせて「日本」の「航空」の「発展」に資することを「目的」に、「総合的」な「航空思想普及施設」として「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)側に平成元年(1990年)に、「山武郡」「芝山町」「岩山」に開館しました。

 「航空科学博物館」ですが、「中央棟」、「西棟」、「東棟」、「展望塔」、「屋外」からなり、「地上2階一部5階」の「建物」が構成されています。
 「航空科学博物館」「1階」「中央棟」には、「アンリ・ファルマン複葉機」の「実物大復元模型」(イラスト有り)と、「ピストン・エンジンコーナー」、「ミュージアムショップ」「バイプレーン」があり、「航空科学博物館」「1階」「西棟」には、「ボーイング747大型模型」(操縦体験可能・要「整理券」)と「ボーイング747」の「客室」・「コックピット」・「タイヤ」、「DC-8前脚」、「旅客機の胴体比較」(DC-8とYS-11)、「DC8シミュレーター」(パイロット訓練用シミュレーターを改修したもの)があります。
 「航空科学博物館」「ミュージアムショップ」「バイプレーン」には、「航空機」の「スケールモデル」など「航空関係」の「品物」をたくさん取り揃えています。
 「航空科学博物館」「バイプレーン」では、たくさんの「要望」に応え、あの「カレンダー」が戻ってきたそうです。
 「カレンダー」ですが、「世界各地」から「様々」な「航空会社」が乗り入れする「成田国際空港」の「色とりどり」の「航空機」のみならず、「四季折々」の「風景」も、美しい「航空科学博物館」周辺の「情景」の「カレンダー」に仕上がっており、「航空科学博物館」「ミュージアムショップ」「バイプレーン」にて販売しています。

 「航空科学博物館」「2階」「中央棟」には、「下田画伯」の「イラスト」による「飛行機のあゆみ」と、「日本の名機」と「歴史的」な「ソリッドモデル」、「西棟」には、「小型機」・「ヘリコプター」の「コックピット」(操縦席に座れます)と「戦前」・「現在」の「パイロット」の「制服比較」、「東棟」には、「NAAコーナー」と、「エコエアポートコーナー」、「成田国際空港」を「インターネット」や「ビデオ」、「模型」等で紹介する「コーナー」があります。

 「航空科学博物館」「2階」「東棟」にある「成田国際空港」を紹介する「NAAコーナー」ですが、2014年(平成26年)3月25日に「リニューアルオープン」しています。
 「航空科学博物館」「NAAコーナー」ですが、「成田空港ジオラマ」、「音の体験ルーム」、「情報コーナー」、「エコエアポートコーナー」からなり、様々な「方向」から「成田国際空港」について学べる「施設」となっており、白く「スタイリッシュ」な「デザイン」に一新された「成田空港ジオラマ」と、「楽しく、分かりやすく」を「コンセプト」に「内容」を一新した「音の体験ルーム」がリニューアルされています。

 「航空科学博物館」「3階」は、「展望台」(屋上)となっており、「成田国際空港」を離着陸する「ジャンボ」を間近に眺め、「迫力」ある「航空機」の「エンジン音」を体験できるようになっています。
 「航空科学博物館」「4階」は、「展望レストラン」「バルーン」となっており、「展望レストラン」「バルーン」では、「成田国際空港」の素晴らしい「眺め」を見ながら「食事」ができます。
 「航空科学博物館」「5階」では、「ガイドの説明」(土・日・祝日中心)を「参考」に離着陸する「ジャンボ」を見ることができるそうです。
 「航空科学博物館」「屋外」には、「航空機」と「多目的広場」があり、「小型機」や「ヘリコプター」の「実物」を展示、「YS11試作1号機」(イラスト有り)や「セスナ195」「朝風」(イラスト有り)等があり、「有料搭乗航空機」として「プロペラ」が回る「飛行機」や「ヘリコプター」に搭乗できる「有料体験装置」があるそうです。

 「航空科学博物館」の「沿革」ですが、下記の通りです。

 1977年(昭和52年) 地元自治体の芝山町より成田空港の開港に関連した博物館建設の要望が運輸大臣に提出される。

 1984年(昭和59年) 博物館の建設・運営の事業主体となる財団法人航空科学振興財団が設立。

 1988年(昭和63年) 博物館工事に着工。

 1989年(平成元年) 8月1日 開館。

 1994年(平成6年)  入館者100万人を達成。

 1999年(平成11年) 成田空港第1ターミナルビル内にミュージアムショップ「バイプレーン」を開店。

 2004年(平成16年) 1月18日 入館者300万人を達成。

 2011年(平成23年) 6月23日 成田国際空港株式会社が航空科学博物館敷地(駐車場)内に成田空港闘争の史実や反対派のヘルメットなどを展示した資料館「成田空港空と大地の歴史館」を建設し、開館。

 2012年(平成24年) 4月1日 公益財団法人航空科学博物館に移行。

 2015年(平成27年) 6月20日 博物館敷地内に「航空科学博物館バスターミナル」を開設。

 「航空科学博物館」では、「航空」に関する「科学知識」に関する「講習会」、「講演会」、「見学会」、「航空教室」、「セミナー」等を開催しており、「四季折々」様々な「催し」、「イベント」を行っています。
 また「航空科学博物館」では、「展示即売会」(「航空スケッチ大会」、「紙飛行機工作教室」、「航空機の部品」・「航空グッズ」の「販売」を行う「航空ジャンク市」等)などを催行しています。

 「航空無線」(エアバンド)とは、主に「パイロット」と、「交通管制官」が通信するためのもので、この「航空無線」を聞くことによって、「飛行機」の「位置」・「飛行経路」や、「空港」周辺の「気象情報」を仕入れることができます。
 このため、「航空無線」の「受信」により、「お目当て」の「飛行機」の「位置」や、「経路」などを知ることができ、「写真撮影」・「出迎え」等に威力を発揮するそうです。
 しかし、「航空無線」は、「日本語」ではなく「英語」、しかも無駄な「通信」を省くために「専門用語」の「羅列」で行われているため、初めて聞く方には敷居の高いものとなっているようです。

 ほとんどすべての「飛行機」は、「航空管制」と交信することにより飛行しており、特に「旅客機」など「IFR」(計器飛行方式)で飛ぶ「飛行機」は、「航空管制官」の「レーダー誘導」によって飛行しているため、「交信」は「進路」・「速度」・「離着陸許可」・「トラフィック」(他の飛行機)の事など多岐に渡ります。
 こういった「無線交信」を聞くことによって、あたかも「大空」の上を「飛行中」の「コックピット」にいるかのような「感じ」が味わえるそうです。

 「航空管制」の「種類」ですが、「飛行場管制」(terminal control)、「航空路管制」(enduute control)となっており、「対象」、「管制所」は下記の通りです。

 「飛行場管制」(terminal control)

 対象 飛行場周辺(管制圏)を飛行中の航空機と、空港内の航空機等

 管制所 当該空港

 「航空路管制」(enduute control)

 対象 航空路等を飛行中の主にIFR機のみ

 管制所 国内4ヵ所の航空交通管制部(ACC)

 「飛行場管制」の「セクション」、「略号」(読み方)、「内容」は、下記の通りです。

 管制承認 CLR(クリアランスデリバリー)
 出発しようとする飛行機に最終的な承認と飛行経路・高度の確認をする。

 地上管制 GND(グランドコントロール)
 地上を走行する飛行機と車両をコントロールする。

 飛行機管制 TWR(ローカルコントロールまたはタワー)
 滑走路への出入を許可する。
 離着陸も許可もここ。

 出発管制 DEP(ディパーチャーコントロール)
 離陸した航空機を航空路までレーダーにより誘導。

 進入管制 APP(アプローチコントロール)
 航空路を離れた航空機を、滑走路手前までレーダーにより誘導。

 「無線の聞き方」ですが、「無線」を聞くには「受信機」が必要で、「航空無線」の「周波数」をカバーする「受信機」を「秋葉原」等で購入できます。
 通常の「国内」の「管制」なら「VHF」と、「UHF」を聞ければOKとなっており、「国際線」の「交信」を聞くには「HF対応」の「高価」な「受信機」が必要だそうです。
 「周波数」ですが、「イカロス出版」の「航空無線ハンドブック」や、「三才ブックス」の「周波数帳」「月間ラジオライフ」などを参照となっており、特に「航空無線ハンドブック」では、「セクション」ごとにどのような「会話」が行われているのかなどの「説明」も豊富なので、かなり参考になるそうです。

 「航空無線」は「基本的」に「英語」が使用されているため、慣れるまでは何を言っているのかさっぱりわからないとは思いますが、ほとんどは「決まり文句」であり、「日本国内」で聞く限りはほとんどは「日本人」が話す「英語」であるため、慣れてしまえば簡単に「内容」を理解することができるそうです。
 「航空無線」が解ると、「上空」の「飛行機」がどのような「状態」で飛んでいて、どのような「指示」をされたのかが解り、大変興味深い、「ロマン」あふれる「趣味」となるそうです。

 「コールサイン」とは、「無線交信時」に使用する「名前」(呼び出し符号)のことで、通常の「交信」では、1相手のコールサイン、2自分のコールサイン、3用件の「順」に話をするそうです。
 (場合によって2を省略したり、「了解」などの返事の時は最後に2を言うだけのこともあります。)

 「定期旅客機」の「コールサイン」ですが、「会社」の「コールサイン」+「便名」が「コールサイン」で、主な「航空会社」の「コールサイン」(読み方)は下記の通りです。

 日本航空 japan air (ジャパンエア)

 全日空 all nippon (オール ニッポン)

 日本エアシステム air system (エアシステム)

 日本トランスオーシャン航空 J-ocean (ジェイ オーシャン)

 J-AIR j-air (ジェイ エア)

 エアーニッポン ANK air (アンク エア)

 日本エアコミューター commuter (コミューター)

 スカイマークエアラインズ skymark (スカイマーク)

 北海道国際航空 air-do (エア ドゥ)

 ちなみに「定期航空」でない「民間機」は、「通常機体番号」が「コールサイン」となるそうです。

 例・機体番号JA8824 「ジュリエット アルファ エイト エイト ツー フォー」

 「航空無線」の「交信例」の「一部」は、下記の通りです。

 管制承認

 All nippon 81, Cleared to New-Chitose airport via MORIYA 7 Departure,MORIYA, then flight planned route.Maintain FL330.Squake 3065.Read back..

 全日空81便、新千歳への出発を許可する。
 経路は守谷7ディパーチャールート(SID=標準計器出発経路)・守谷無線標識を経てそこから飛行計画通り。
 飛行高度は33000フィート。
 スクォークコード(トランスポンダー=レーダー自動応答装置の識別番号)は3065。
 復唱せよ。

 「やさしい航空のはなし」「航空無線の楽しみ」ですが、「航空科学博物館」「館内」「1階」「多目的ホール」で6月26日(日)13時00分から開催される「催し」で、「やさしい航空のはなし」「航空無線の楽しみ」「費用」ですが、「入館料」のみとなっています。
 「やさしい航空のはなし」「航空無線の楽しみ」の「内容」ですが、「航空機」を「安全」に運航するため、「空港」への「離発着」、「海上」等「航空路」における「飛行」など、様々な「分野」に利用されている「無線」について、わかりやすく説明するそうです。

 「航空専門」の「科学博物館」「航空科学博物館」で開催される「航空科学博物館」ならではの「講演会」「やさしい航空のはなし」「航空無線の楽しみ」。
 この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「やさしい航空のはなし」「航空無線の楽しみ」詳細

 開催日時 6月26日(日) 13時〜

 開催会場 航空科学博物館 山武郡芝山町岩山111-3

 開館時間 10時〜17時(入館締め切り16時半)

 休館日  月曜日(祝日の場合翌日)

 入館料  大人500円 中高生300円 4歳以上〜小学生200円

 問合わせ 航空科学博物館 0479-78-0557

 備考
 「やさしい航空のはなし」「航空無線の楽しみ」の「講師」ですが、「航空写真家」の「小久保陽一」氏がつとめ、「やさしい航空のはなし」「航空無線の楽しみ」では、「小久保陽一」氏による「撮影」に役立つ「航空無線」の「聞き方」や、「活用法」を通して「航空無線」の「楽しみ方」が講演されるそうです。

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| 地域情報::成田 | 03:02 PM |

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