本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」「航空科学博物館」「西棟」1階で6月25日(金)に開催されます「天空に舞うハープの調べ」です。
「航空科学博物館」(2011年6月7日のブログ参照)は、「航空」に関する「科学知識」について、その「啓発」を図り、もって「航空思想」の「普及」及び「航空科学技術」の「振興」に寄与し、あわせて「日本」の「航空」の「発展」に資することを「目的」に、「総合的」な「航空思想普及施設」として「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)側に平成元年(1990年)に、「山武郡」「芝山町」「岩山」に開館しました。
「航空科学博物館」ですが、「中央棟」、「西棟」、「東棟」、「展望塔」、「屋外」からなり、「地上2階一部5階」の「建物」が構成されています。
「航空科学博物館」「1階」「中央棟」には、「アンリ・ファルマン複葉機」の「実物大復元模型」(イラスト有り)と、「ピストン・エンジンコーナー」、「ミュージアムショップ」「バイプレーン」があり、「航空科学博物館」「1階」「西棟」には、「ボーイング747大型模型」(操縦体験可能・要「整理券」)と「ボーイング747」の「客室」・「コックピット」・「タイヤ」、「DC-8前脚」、「旅客機の胴体比較」(DC-8とYS-11)、「DC8シミュレーター」(パイロット訓練用シミュレーターを改修したもの)があります。
「航空科学博物館」「ミュージアムショップ」「バイプレーン」には、「航空機」の「スケールモデル」など「航空関係」の「品物」をたくさん取り揃えています。
「航空科学博物館」「2階」「中央棟」には、「下田画伯」の「イラスト」による「飛行機のあゆみ」と、「日本の名機」と「歴史的」な「ソリッドモデル」、「西棟」には、「小型機」・「ヘリコプター」の「コックピット」(「操縦席」に座れます)と「戦前」・「現在」の「パイロット」の「制服比較」、「東棟」には、「NAAコーナー」と、「エコエアポートコーナー」、「成田国際空港」を「インターネット」や「ビデオ」、「模型」等で紹介する「コーナー」があります。
「航空科学博物館」「2階」「東棟」にある「成田国際空港」を紹介する「NAAコーナー」ですが、2014年(平成26年)3月25日に「リニューアルオープン」しています。
「航空科学博物館」「NAAコーナー」ですが、「成田空港ジオラマ」、「音の体験ルーム」、「情報コーナー」、「エコエアポートコーナー」からなり、「様々」な「方向」から「成田国際空港」について学べる「施設」となっており、白くスタイリッシュな「デザイン」に一新された「成田空港ジオラマ」と、「楽しく、分かりやすく」を「コンセプト」に「内容」を一新した「音の体験ルーム」がリニューアルされています。
「航空科学博物館」「3階」は、「展望台」(屋上)となっており、「成田国際空港」を「離着陸」する「ジャンボ」を間近に眺め、迫力ある「航空機」の「エンジン音」を体験できるようになっています。
「航空科学博物館」「4階」は、「展望レストラン」「バルーン」となっており、「展望レストラン」「バルーン」では、「成田国際空港」の素晴らしい「眺め」を見ながら「食事」ができます。
「航空科学博物館」「5階」では、「ガイドの説明」(土・日・祝日中心)を「参考」に離着陸する「ジャンボ」を見ることができます。
「航空科学博物館」「屋外」には、「航空機」と「多目的広場」があり、「小型機」や「ヘリコプター」の「実物」を展示、「YS11試作1号機」(イラスト有り)や「セスナ195」「朝風」(イラスト有り)等があり、「有料搭乗航空機」として「プロペラ」が回る「飛行機」や「ヘリコプター」に搭乗できる「有料体験装置」があるそうです。
「航空科学博物館」の「沿革」ですが、下記の通りです。
1977年(昭和52年) 地元自治体の芝山町より成田空港の開港に関連した博物館建設の要望が運輸大臣に提出される。
1984年(昭和59年) 博物館の建設・運営の事業主体となる財団法人航空科学振興財団が設立。
1988年(昭和63年) 博物館工事に着工。
1989年(平成元年) 8月1日 開館。
1994年(平成6年) 入館者100万人を達成。
1999年(平成11年) 成田空港第1ターミナルビル内にミュージアムショップ「バイプレーン」を開店。
2004年(平成16年) 1月18日 入館者300万人を達成。
2011年(平成23年) 6月23日 成田国際空港株式会社が航空科学博物館敷地(駐車場)内に成田空港闘争の史実や反対派のヘルメットなどを展示した資料館「成田空港空と大地の歴史館」を建設し、開館。
2012年(平成24年) 4月1日 公益財団法人航空科学博物館に移行。
2015年(平成27年) 6月20日 博物館敷地内に「航空科学博物館バスターミナル」を開設。
「航空科学博物館」では、「航空」に関する「科学知識」に関する「講習会」、「講演会」、「見学会」、「航空教室」、「セミナー」等を開催しており、「四季折々」「様々」な「催し」、「イベント」を行っています。
また「航空科学博物館」では、「展示即売会」(「航空スケッチ大会」、「紙飛行機工作教室」、「航空機の部品」・「航空グッズ」の「販売」を行う「航空ジャンク市」等)などを催行しています。
「ハープ」(英・harp)は、「西洋音楽」で用いられる「弦鳴楽器」です。
「ハープ」ですが、「弦鳴楽器」の5分類の内「ハープ属」に属します。
「ハープ」は、「楽器用法」としては「弦楽器」に属し、「弓」を使わずにもっぱらはじいて「音」を出すため、「撥弦楽器」に分類されます。
なお、「オーケストラ」においては、「弦楽器」の「主体」となる「ウ゛ァイオリン属」の「楽器」と、「音色」も「奏法」も大きく異なるため、「弦楽器群」の「楽器」のひとつとしてではなく、「挿入楽器」として扱われるそうです。
「日本語」では「竪琴(タテゴト)」と呼ばれる「楽器群」に含まれます。
「ハープ」ですが、「共鳴胴」の「両端」に2本の「棹」を立て、2本の「先」を結び、「棹」のうちの「曲線状」になった「方」と、「共鳴胴」との間に平行に「弦」を並べて張るそうです。
「ハープ」の「弦」の「数」は数十本に及び、この「弦」を「指」で弾いて演奏します。
「ハープ」は、最も古い「楽器」のひとつで、「同種」の「楽器」は「世界各地」に分布しており、「アイリッシュ・ハープ」、「アルパ」がさの「例」だそうです。
「ワーグナー」「作曲」、「楽劇」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」において、「ベックメッサー・ハープ」が使われ、これは「小型」の「ハープ」であり、「古楽器」に近く、なお、「ブルースハープ」は、「ハーモニカ」の「俗称」で、「ハープ」との「直接」の「関連」はないそうです。
「ハープ」の「起源」ですが、「狩人」の「弓」ではないかと考えられています。
最も古い「ハープ」の「記録」は紀元前4000年の「エジプト」と、紀元前3000年の「メソポタミア」のものではないかと言われています。
古代の「叙事詩」や、「エジプト」の「壁画」に現れ、「世界中」の多くの「音楽文化」で発展し、「独自」の「展開」を遂げました。
「聖書」にも「ハープ」は登場し、「ダビデ王」が最も「著名」な「ミュージシャン」でありますが、実際にはその「ハープ」は「kinnor」と呼ばれ、「十弦」の「一種」の「リラ」でした。
「レバーハープ」(lever harp)は「演奏中」に「キーチェンジ」を可能にするもので、17世紀の「後半」に生まれたそうで、これが発展し、「近代的」な「コンサートハープ」が生まれたそうです。
現代の「西洋音楽」の「演奏」や、「オーケストラ」、「室内楽」などで広く用いられている「ハープ」は、「ダブル・アクション・ペダル・ハープ」であり、これは、主に47本の「弦」を「変ハ長調全音階」で張り(半音低く調律された白鍵のみのピアノのイメージ)、7本の「ペダル」(上から順にフラット、ナチュラル、フラット)を「足」で操作することにより、「各オクターブ」の「ハ」、「ニ」、「ホ」、「ヘ」、「ト」、「イ」、「ロ」それぞれの「弦」を同時に「半音」上げたり、「全音」上げたりできるようになっている「ハープ」です。
「全音階ハープ」を「転調」などに対応できるようにするため、「楽器職人」「セバスチャン・エラール」等により作られました。
この「仕組み」により、様々な「調」を演奏することができますが(調によっては異名同音的に)、どんなに熟練しても「ペダル」の「操作」を全くの瞬時に行うことは「不可能」であるため、「オーケストラ」などでは2人で演奏することによって、「ペダル操作」の「不完全さ」を補うことがあります。
また、「ダブル・アクション・ペダル・ハープ」に代わる「楽器」として、「半音」ごとに「弦」が張られた「クロマティック・ハーブ」というものも19世紀に作られたそうですが、結局は廃れてしまったそうです。
「ダブル・アクション・ペダル・ハープ」の「音域」は6オクターブ半を持ち、「最高音」は「中央」「ハ」の3オクターブ半上の「変ト」(ペダルで嬰トになる)、「最低音」は「中央」「ハ」の3オクターブ下の「変ハ」です。
「ダブル・アクション・ペダル・ハープ」は、いちばん「高音」から0オクターブ(2音のみ)、1オクターブから7オクターブ(3弦のみ)と数えます。
「ダブル・アクション・ペダル・ハープ」の「弦」には「識別」のために「色」が付けられており、「各オクターブ」の「ハ」(C)の「音」が「赤」、「ヘ」(F)の「音」が「青」(黒)となっています。
「著名」な「ハープ」の「楽曲」・「ハープ」の「特徴的」な「楽曲」は、下記の通りです。
「ハープ単独による楽曲」
C・P・E・バッハ ハープソナタト長調
ボクサ モーツァルトの主題による変奏曲
サン=サーンス 幻想曲Op.95
フォーレ 即興曲変ニ長調Op.86、塔の中の王妃Op.110
カプレ 2つの嬉遊曲
タイユフェール ハープ・ソナタ
ヒンデミット ハープ・ソナタ
プリテン ハープのための組曲Op.83
ダマーズ 2台のハープのためのソナチネ
「室内楽曲」(ハープと他の楽器による)
サン=サーンス 幻想曲Op.124(ウ゛ァイオリンとハープ)
ドピュッシー フルート、ウ゛ィオラとハープのためのソナタ
ラウ゛ェル 序奏とアレグロ
ウ゛ィラ=ロボス 神秘的な六重奏曲
イベール ウ゛ァイオリン、チェロ、ハープのための三重奏曲
「協奏曲」
ヘンデル ハープ協奏曲変ロ長調Op.4-6
ディッタースドルフ ハープ協奏曲イ長調
クルムフォルツ ハープ協奏曲(全6曲)
モーツァルト フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299(297c)
ボアエルデュー ハープ協奏曲ハ長調
ボクサ ハープ協奏曲
ライネッケ ハープ協奏曲ホ短調Op.182
ブルッフ スコットランド幻想曲変ホ長調Op.46(ハープに第2の独奏者に等しい役割が与えられている)
ドピュッシー 神聖な舞曲と世俗的な舞曲(クロマティック・ハーブのための作品)
ピエルネ ハープと管弦楽のためのコンチェルトシュテュックOp.39
グリエール ハープ協奏曲変ホ長調Op.74
ピツェッティ ハープ協奏曲変ホ長調
ウ゛ィラ=ロボス ハープ協奏曲
タイユフェール コンチェルティーノ
ロドリーゴ セレナータ協奏曲
ジョリウ゛ェ ハープと室内管弦楽のための協奏曲
フランセ 2台のハープと弦楽のための協奏曲
「声楽曲」
ブリテン キャロルの祭典Op.28
「現代」の「著名」な「ハープメーカー」は、下記の通りです。
サルウ゛ィ・ハープ(Salvi Harps)
ライオン&ヒーリー・ハープ(Lyon&Healy Harps)
ウ゛ィーナス・ハープ(Venus Harps)-W&W MUSICAL INSTRUMENT社の登録商標
カマック・ハープ(Camac Harp)
ホルンガッハ・ハープ(Horngacher Harps)
青山ハープ(Aoyama Harps)
この度(タビ)「航空科学博物館」では、「弦鳴楽器」「ハープ」の「演奏会」「天空に舞うハープの調べ」を開催するそうです。
「天空に舞うハープの調べ」ですが、6月25日(土)の12時00分からと、15時00分からの1日2回行われる「演奏会」で、「航空科学博物館」「西棟」1階を「会場」に開催されます。
「天空に舞うハープの調べ」の「演奏者」ですが、「Yasuko」さんで、「天空に舞うハープの調べ」ですが、「航空科学博物館」「入館料」のみの「費用」で鑑賞できる「ハープ」の「演奏会」となっています。
「航空専門」の「科学博物館」「航空科学博物館」で開催される「ハープ」の「演奏会」「天空に舞うハープの調べ」。
この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「天空に舞うハープの調べ」詳細
開催日時 6月25日(土) 13時〜
開催会場 航空科学博物館 山武郡芝山町岩山111-3
開館時間 10時〜17時(入館締め切り16時半)
休館日 月曜日(祝日の場合翌日)
入館料 大人500円 中高生300円 4歳以上〜小学生200円
問合わせ 航空科学博物館 0479-78-0557
備考
「航空科学博物館」ですが、「夏休み」(7月12日から8月31日まで)は「無休」だそうです。