本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」「航空科学博物館」で5月29日(日)に開催されます「やさしい航空のはなし」「客室乗務員のおはなし」です。
「航空科学博物館」(2011年6月7日のブログ参照)は、「航空」に関する「科学知識」について、その「啓発」を図り、もって「航空思想」の「普及」及び「航空科学技術」の「振興」に寄与し、あわせて「日本」の「航空」の「発展」に資することを「目的」に、「総合的」な「航空思想普及施設」として「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)側に平成元年(1990年)に、「山武郡」「芝山町」「岩山」に開館しました。
「航空科学博物館」ですが、「中央棟」、「西棟」、「東棟」、「展望塔」、「屋外」からなり、「地上2階一部5階」の「建物」が構成されています。
「航空科学博物館」「1階」「中央棟」には、「アンリ・ファルマン複葉機」の「実物大復元模型」(イラスト有り)と、「ピストン・エンジンコーナー」、「ミュージアムショップ」「バイプレーン」があり、「航空科学博物館」「1階」「西棟」には、「ボーイング747大型模型」(操縦体験可能・要「整理券」)と「ボーイング747」の「客室」・「コックピット」・「タイヤ」、「DC-8前脚」、「旅客機の胴体比較」(DC-8とYS-11)、「DC8シミュレーター」(パイロット訓練用シミュレーターを改修したもの)があります。
「航空科学博物館」「ミュージアムショップ」「バイプレーン」には、「航空機」の「スケールモデル」など「航空関係」の「品物」をたくさん取り揃えています。
「航空科学博物館」「バイプレーン」では、たくさんの「要望」に応え、あの「カレンダー」が戻ってきたそうです。
「カレンダー」ですが、「世界各地」から「様々」な「航空会社」が乗り入れする「成田国際空港」の「色とりどり」の「航空機」のみならず、「四季折々」の「風景」も、美しい「航空科学博物館」周辺の「情景」の「カレンダー」に仕上がっており、「航空科学博物館」「ミュージアムショップ」「バイプレーン」にて864円(税込)で販売しています。
「航空科学博物館」「2階」「中央棟」には、「下田画伯」の「イラスト」による「飛行機のあゆみ」と、「日本の名機」と「歴史的」な「ソリッドモデル」、「西棟」には、「小型機」・「ヘリコプター」の「コックピット」(「操縦席」に座れます)と「戦前」・「現在」の「パイロット」の「制服比較」、「東棟」には、「NAAコーナー」と、「エコエアポートコーナー」、「成田国際空港」を「インターネット」や「ビデオ」、「模型」等で紹介する「コーナー」があります。
「航空科学博物館」「2階」「東棟」にある「成田国際空港」を紹介する「NAAコーナー」ですが、2014年(平成26年)3月25日に「リニューアルオープン」しています。
「航空科学博物館」「NAAコーナー」ですが、「成田空港ジオラマ」、「音の体験ルーム」、「情報コーナー」、「エコエアポートコーナー」からなり、「様々」な「方向」から「成田国際空港」について学べる「施設」となっており、白く「スタイリッシュ」な「デザイン」に一新された「成田空港ジオラマ」と、「楽しく、分かりやすく」を「コンセプト」に「内容」を一新した「音の体験ルーム」がリニューアルされています。
「航空科学博物館」「3階」は、「展望台」(屋上)となっており、「成田国際空港」を「離着陸」する「ジャンボ」を「間近」に眺め、「迫力」ある「航空機」の「エンジン音」を体験できるようになっています。
「航空科学博物館」「4階」は、「展望レストラン」「バルーン」となっており、「展望レストラン」「バルーン」では、「成田国際空港」の素晴らしい「眺め」を見ながら「食事」ができます。
「航空科学博物館」「5階」では、「ガイドの説明」(土・日・祝日中心)を「参考」に「離着陸」する「ジャンボ」を見ることができるそうです。
「航空科学博物館」「屋外」には、「航空機」と「多目的広場」があり、「小型機」や「ヘリコプター」の「実物」を展示、「YS11試作1号機」(イラスト有り)や「セスナ195」「朝風」(イラスト有り)等があり、「有料搭乗航空機」として「プロペラ」が回る「飛行機」や「ヘリコプター」に搭乗できる「有料体験装置」があるそうです。
「航空科学博物館」の「沿革」ですが、下記の通りです。
1977年(昭和52年) 地元自治体の芝山町より成田空港の開港に関連した博物館建設の要望が運輸大臣に提出される。
1984年(昭和59年) 博物館の建設・運営の事業主体となる財団法人航空科学振興財団が設立。
1988年(昭和63年) 博物館工事に着工。
1989年(平成元年) 8月1日 開館。
1994年(平成6年) 入館者100万人を達成。
1999年(平成11年) 成田空港第1ターミナルビル内にミュージアムショップ「バイプレーン」を開店。
2004年(平成16年) 1月18日 入館者300万人を達成。
2011年(平成23年) 6月23日 成田国際空港株式会社が航空科学博物館敷地(駐車場)内に成田空港闘争の史実や反対派のヘルメットなどを展示した資料館「成田空港空と大地の歴史館」を建設し、開館。
2012年(平成24年) 4月1日 公益財団法人航空科学博物館に移行。
2015年(平成27年) 6月20日 博物館敷地内に「航空科学博物館バスターミナル」を開設。
「航空科学博物館」では、「航空」に関する「科学知識」に関する「講習会」、「講演会」、「見学会」、「航空教室」、「セミナー」等を開催しており、「四季折々」様々な「催し」、「イベント」を行っています。
また「航空科学博物館」では、「展示即売会」(「航空スケッチ大会」、「紙飛行機工作教室」、「航空機の部品」・「航空グッズ」の「販売」を行う「航空ジャンク市」等)などを催行しています。
「客室乗務員」は、「交通機関」の「運行」(運航)中、主として「客室」における「乗客」への「接客サービス」に従事する「乗務員」です。
「客室乗務員」は、「運航中」の「旅客機」の「客室」において「乗客」への「接客サービス」や、「緊急時」の「誘導」などを行う「乗務員」は「キャビンクルー(cabincrew)」、「フライトアテンダント(flight attendant)」と呼ばれ、「日本」では、「CA(シーエー)」ないし「キャビンアテンダント」と呼ばれることが多いようです。
「客室乗務員」の「日本」での「呼称」ですが、かつては「船舶」の「司厨員」に由来する「スチュワード」(女性はスチュワーデス)の「呼称」が広く用いられていたそうです。
現在の「日本」では、「TVドラマ」などの「影響」で「CA」(=Cabin Attendant)「キャビンアテンダント」と呼ばれることが多いそうです。
「Cabin Attendant」は、「和製英語」ではなく、「COCA」などの「アメリカ英語」の「コーパス」にもいくつか見つかりますが、「英語」ではこの「表現」を用いることは少なく、「フライトアテンダント」(Flight Attendant)、あるいは「集合名詞」「キャビンクルー」(Cabin Crew)がはるかに「標準的」だそうで、これは、「機長」・「副操縦士」・「航空機関士」・「航空通信士」の「四者」つまり「コックピットクルー」(Cockpit Crew)に対するものだそうです。
初期には、「男性乗務員」「スチュワード」「パーサー」、「女性乗務員」は「エアホステス」「エアガール」、最近まで「スチュワーデス」と呼ばれていたが、1980年代以降、「アメリカ」における「ポリティカル・コレクトネス」の「浸透」により、「性別」を問わない「Flight Attendant(フライトアテンダント)」という「単語」に言い換えられた「影響」で、この「和訳」である「客室乗務員」という「言葉」が正式とされるようになったそうです。
なお、「日本航空」においては1998年(平成10年)9月末日で「スチュワーデス」という「呼称」は廃止されたそうです。
しかし、その後も「日本」の「大手航空会社」「自身」が「スチュワーデス◯◯」など、「スチュワーデス」という「呼称」を「女性」の「客室乗務員」に対して様々な「形」で使い続けていることから、「スチュワーデス」という「呼称」が「マスコミ」などでも多用されており、消えるような「気配」はないようです。
現在では「客室乗務員」の「名称」を採用することにより「一応」の「沈静化」がもたらされています。
「乗客」(利用者)の中では「一般的」に、「女性」の「客室乗務員」=「スチュワーデス」、「男性」の「客室乗務員」=「スチュワード」・「パーサー」と呼ぶ「人」も多く、「略語」で「スチュワーデス」のことを「スッチー」と呼ぶこともあります。
なお「客室乗務員」に対する「社内」での「呼称」ですが、「航空会社」によっても「相違」があり、「日本航空」では単に「アテンダント」(AT)、「全日本空輸」では「スカイサービスアテンダント」を用いています。
「客室乗務員」の「業務内容」ですが、主に「機内サービス」や、「機内清掃」、「保安業務」や、「緊急時対応」などの「業務」を主に行っています。
「日本」の「大手航空会社」の場合、「新人」は「入社後」2、3年程度「国内線」のみを担当し、その後「国際線」「移行訓練」を受けてから「国際線」も担当するそうです。
なお、「外国航空会社」の「日本人客室乗務員」は、「日本人」「乗客対応」が主な「採用」、「乗務理由」であることもあり、「本拠地」と「日本」を往復する「路線」のみを担当する「ケース」が多いそうです。
なお、その「業務」の多くが「機内サービス」であるにもかかわらず、「日本」や「欧米諸国」の「航空会社」の「客室乗務員」の「労働組合」の多くは、「会社側」との「賃金」および「待遇交渉上」の「観点」から「サービス要員」ではなく、「保安要員」であることを強調していますが、これらの「日本」の「労働組合」は、本来「保安要員」として、「女性」より適している「男性客室乗務員」を殆ど主張していないそうです。
(労働組合員のほとんどが女性です。)
また、「男性客室乗務員」が登場している場合、「厨房」内の「仕事」などの「業務」に回される「ケース」が多いそうですが、「日本」の「航空会社」の場合、「男性客室乗務員」の「数」が殆ど居ない状態で、特に「日本人」の「男性客室乗務員」が乗務していない「ケース」が殆どだそうです。
しかし、1999年(平成11年)に発生した「全日空61便ハイジャック事件」をはじめとする「ハイジャック」や、「乗客」による「機内暴力行為」においては、「体力的」な「面」から「女性」の「客室乗務員」が「犯人」の「暴力行為」に対して対抗できず、乗り合わせた「男性運航乗務員」や、「男性乗客」が代わりに対処する「ケース」が続発しているそうです。
そのため、「暴力行為」に(女性に比べて)「有効」に対応できる「男性」の「客室乗務員」の「数」を増やすべきだとの「意見」がありますが、「日本」の各「航空会社」や「労働組合」、「国土交通省」のいずれも、このような状態に対して何も措置を採っていないそうです。
「やさしい航空のはなし」「客室乗務員のおはなし」ですが、「航空科学博物館」「館内」「1階」「多目的ホール」を「会場」に開催される「催し」で、「費用」ですが、「入館料」のみとなっています。
「やさしい航空のはなし」「客室乗務員のおはなし」の「内容」ですが、「客室乗務員」を「講師」にお迎えして、「仕事」の「魅力」や、「体験談」などとなっています。
「やさしい航空のはなし」「客室乗務員のおはなし」では、上述の「業務内容」や「体験談」など、あまり聞くことのできない「生の声」なので、「客室乗務員」を目指している「方」は、特に見逃せない「貴重」な「催し」となっているそうです。
なお「やさしい航空のはなし」「客室乗務員のおはなし」の「講演者」は、下記の通りです。
「講演者」
日本航空株式会社(JAL) 成田第2客室乗員部
リードキャビンアテンダント
小畑 諭子氏
「航空専門」の「科学博物館」「航空科学博物館」で開催される「航空科学博物館」ならではの「講演会」「やさしい航空のはなし」「客室乗務員のおはなし」。
この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「やさしい航空のはなし」「客室乗務員のおはなし」詳細
開催日時 5月29日(日) 13時〜
開催会場 航空科学博物館 山武郡芝山町岩山111-3
開館時間 10時〜17時(入館締め切り16時半)
休館日 月曜日(祝日の場合翌日)
入館料 大人500円 中高生300円 4歳以上〜小学生200円
問合わせ 航空科学博物館 0479-78-0557
備考
「航空科学博物館」では、「高速バス」の「JRバス関東」と、「千葉交通」との「タイアップ」により、「東京駅」発「航空科学博物館」着の「往復乗車券」と「航空科学博物館」「入館券」と、「各種特典」が「セット」になった「企画乗車券」が発売中だそうです。
詳しくは「航空科学博物館」「HP」を参照下さい。