本日ご紹介するのは、近隣市「神崎町」「利根川河川敷」「こうざき船着場」で10月12日(祝・月)に開催されます「発酵の里こうざき」「神崎河川敷祭」「火渡り修行」です。
「大日山神崎寺」ですが、「香取郡」「神崎町」「神崎本宿」に鎮座する「真言宗醍醐派」の「寺院」で、「御本尊」は「不動明王」、「御真言」は「ノウマクサマンダバザラダンセンダマカロシャダソワタヤウンタラタカンマン」、「御詠歌」は「タットキヤ コウザキオヤマノ ヘンジョウソン カジョウフドウト ココニマシマス」です。
「火渡り修行」(2011年10月8日のブログ参照)を行っている「大日山神崎寺」は、「関東八十八ヶ所霊場」の「第四十四番札所」であり、「関東」では数少ない「真言宗醍醐派」の「祈祷寺」でもあるそうです。
「真言宗」の中でも、「祈祷」と、「修行」を旨として、「当山派修験道」の「流れ」を伝えるのが「醍醐派」なのだそうです。
「大日山神崎寺」の「歴史」ですが、江戸時代の書物によりますと、「神崎三山」に数えられていたそうです。
「鎮守神」の「山」「神崎の杜」、「愛宕権現」の「山」「愛宕山」、そして「大日如来」「大日山」(神崎寺)が「神崎三山」とされ、「神崎」は古来より「神仏」を大切にしてきたようです。
その中「大日山」は、江戸時代末期まで「天台宗」の「淨刹」として「御山東照院」と称し、「人々」の「信仰」を集めていたそうです。
しかし、明治時代の「神仏分離令」及び、「修行道廃止令」に端を発する「廃仏毀釈」を機に多くの「霊山」が衰退し、「閉山」に追い込まれたそうです。
以後は「山頂」の「草庵」にて、「近隣市町村」の「長老たち」により「大師信仰」が伝えられ、「お大師さま」として親しまれ、「御山念仏大師講」として「縁日」の「勤行」が行われ、「法燈」がわずかに護持される時代が約100年続いたそうです。
昭和26年(1951年)、「気縁」を得て「真言宗」の「僧」「秀宝大僧正」が当地に留錫し、「真言宗醍醐派」の「教風」、殊に「修験道」(山伏)の「宝輪」を転じ、「伝法の中興」になったそうです。
同年(昭和26年)「大利根河原」にて「火生三昧」「火渡り修行」を権修。
「山頂」の小さな「草庵」において「護摩」を焚き、次第に多くの「人々」の「信仰」の中心になっていったそうです。
「秀宝大僧正」の遷化後、その「遺志」を継いだ「善哉大僧正」が昭和53年(1978年)、「山内」の「造成整備」を開始し、昭和55年(1980年)「本堂」落慶、昭和63年(1988年)「恵印堂」(通称「六角堂」)を建立し、「伽藍」の再建したそうです。
「火渡り修行」ですが、平成19年(2007年)より10月の「体育の日」(10月第2月曜日)に「利根川河川敷」を「会場」に行われています。
「火渡り修行」は、「真言密教」の「秘奥」として1300年余の「伝法」に則ったもので、「山伏姿」の「僧」が燃え盛る「炎」のなかを「素足」で通り抜け、その後を「信徒」や、「見物人」が「家内安全」、「無病息災」を祈願して練り歩くというもので、「関東近県」からたくさんの「人」が集まるそうです。
ちなみに「火渡り修行」ですが、昭和26年(1951年)「武州高尾山」で、第1回目の「火渡り修行」が行われたそうです。
当時、「境内」のなかった「東照院」(現・大日山神崎寺)で初めて「火渡り修行」が(昭和26年・1951年)8月に、「大利根河原」で行われました。
以降、「大日山神崎寺」での「火渡り修行」は権修され、平成20年(2008年)から「旧開催場所」である「利根川河川敷」で実施されています。
「神崎町」では、「恒例」の「催し」「発酵の里こうざき」「神崎河川敷祭」「火渡り修行」を10月12日(祝・月)「体育の日」に開催するそうです。
「発酵の里こうざき」「神崎河川敷祭」「火渡り修行」の「イベント内容」は、下記の通りです。
「イベント内容」
10時30分〜 町内練行 JR下総神崎駅出発
11時00分〜 イベント会場 屋台オープン
13時00分〜 火渡り修行 真言宗醍醐派に1300年以上の歴史を経て伝わる
15時00分〜 お供物まき
「発酵の里こうざき」「神崎河川敷祭」「火渡り修行」では、「神崎寺」「伝統」の「火渡り修行」だけでなはく、広い「空」と、雄大な「利根川」の「流れ」に癒され、「地酒」の「きき酒」や、おいしい「屋台」で楽しみ、「秋」の「コスモス畑」でお花つみをしながら感性をみがき、迫力のプレジャーボートの体験乗船や、「伝統」の「サッパ船」での「利根川」の「遊覧」等行うそうです。
「発酵の里こうざき」「神崎河川敷祭」「火渡り修行」が行われる「神崎町」では、下記のように「イベント」への「参加」を呼びかけています。
大利根川の雄大な景色の中ピクニック気分
会場の利根川河川敷では、午前11時より、コスモスお花畑、おもしろ屋台、地酒のきき酒、グルメ屋台など屋台店舗、エキサイティングなバスボート乗船、水郷伝統のサッパ船の遊覧。
町内を練り歩いて利根川河川敷の道場に到着する山伏一行が行う火渡り修行では大迫力の柴燈護摩の後に山伏による火渡り、そして誰もが火渡りをしていただけます。
圏央道神崎インターチェンジに今年オープンした道の駅発酵の里こうざきでは地元産品や発酵食品のお買い物も楽しめます。
秋のよき日、発酵の里こうざきで、心身ともにエネルギーを満たす、最高の一日を過ごしましょう。
体育の日に行われる神崎寺の火渡り修行は、毎年TV新聞でも紹介され、60年以上続く「発酵の里こうざき」の伝統行事。
火渡り修行は、山伏が山中において護摩の秘法を修し、火中に身を投じた修行を起源としています。
護摩の秘法を行い、「浄火」となった炎の上を山伏たちが素足で渡ります。
この「浄火」が一切の魔障、災難を焼き尽くして、所願円満を御祈念する一大祈願会です。
一般の皆様にも火を除けて安全な状態にした後にお渡りいただけます。
「利根川河川敷」「こうざき船着場」で開催される「恒例」の「催し」「発酵の里こうざき」「神崎河川敷祭」「火渡り修行」。
この機会に「神崎町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「発酵の里こうざき」「神崎河川敷祭」「火渡り修行」詳細
開催日時 10月12日(祝・月) 10時半〜
開催会場 利根川河川敷こうざき船着場 香取郡神崎町神崎本宿地先
問合わせ 神崎町役場まちづくり課 0478-72-2114
神崎寺 0478-72-3999
備考
「発酵の里こうざき」「神崎河川敷祭」「火渡り修行」の「駐車場」ですが、「神崎ふれあいプラザ」、「神崎町役場」および「道の駅発酵の里こうざき」(2015年4月28日のブログ参照)の利用を呼びかけています。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2950 |
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地域情報::香取 | 10:16 AM |