本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「匝瑳市生涯学習センター」で5月3日(祝・火)〜5日(祝・木)期間開催されます「第10回匝瑳市植木まつり」です。
「匝瑳市」は、2006年(平成18年)1月23日に「八日市場市」と、「匝瑳郡」「野栄町」が合併し誕生した「市」で、「市名」の「由来」ですが、「合併前」の「旧・八日市場市」と「旧・野栄町」が「匝瑳郡」に属していたことから「決定」したそうです。
「匝瑳市」の「面積」は101.78平方kmで、「匝瑳市」の「市役所本庁」は「旧・八日市場市役所」を使用し、「匝瑳市」の「市区域」のうち、「旧・八日市場市」は「植木」(苗木)の「産地」として「有名」であり、「匝瑳市」は「植木」の「栽培面積」が「日本一」となっており、「匝瑳市」は、「日本有数の植木のまち」(2011年9月30日のブログ参照)として知られています。
「庭木(ニワキ)」とは、「庭」に植える「樹木」の「総称」です。
「樹種」は何でも構いませんが、「庭木」としてして選ばれることの多い「樹種」というものはあります。
「種」、「苗木」、ある程度成長した「木」のいずれかの状態からでも「庭木」として育てることができますが、「種」からであると「雑草」などとの「競合」があるため、発芽させてからの「管理」が大変なのだそうで、逆に大きく育った「木」を移植する場合は重いため、「移植」が大変なのだそうです。
なお「四季」がはっきりとしている「地域」で「常緑樹」ではない「庭木」の「移植」をするときは、「木」が「休眠状態」になっている「冬」にするのが望ましく、逆に「木」が活動している「夏」などは「移植」をしない方がいいそうです。
「庭木」は植えるときもさることながら、その後の「水やり」、「雑草抜き」、「労定」、「移植」など、住んでいる「人」との「口常」の「かかわり」が見て取れる貴重な「緑」であるそうです。
また「住宅地」などでは「地域」の「緑」の「存在形態」として重要でありますし、「生垣」を作って「塀」の代わりにしたりもしますし、「庭木」の「配置」を工夫することは「造園」の要素のひとつとなっています。
「造園(ゾウエン)」(造苑、英・Landscape architecture)とは、「庭園」などの「空間」を造ることです。
「造園」ですが、「造苑」とも表記され、「韓国」では「造景」としています。
「私的」な「空間」である「庭園」や、「公共的」な「空間」である「公園」などの「緑地/緑空間」を「土木的」な「基盤整備」し、「意匠」を「植物」や「水」などの「自然素材」、「石」等の「鉱物資源」などによって造ることです。
「植物」の「栽培管理」、「水辺」、「海辺」、「山林」や「里山」、「広場」などの「空間」、「水辺」や「森林」などの「空間整備」、「緑」にからんだ「都市計画」、「諸施設」の「外部空間整備」や「各種緑化施策」、「自然環境」の「保全保護」や「農空間」・「田園環境」の創出、「景観」の形成や修正などがあります。
また「諸施設」の「外部空間」等の「空間整備」や「各種緑化施策」、「自然環境」の「保全保護」や「観光農園」や「棚田」などの「農空間」・「田園環境」の創出および、それら一連の「調査計画」〜「維持管理」、「景観」の形成および修正(修景)に関する「分野」、「植木樹木生産管理」、「緑」の創る「植栽基盤整備」、「農園」や「園芸」のうち「家庭園芸」や「ガーデニング」、「花壇」などの「展示植栽」、「園芸療法」に関する「分野」も含まれます。
「都市公園整備」や「観光農園」や「棚田」などの「農空間整備」と「田園環境」の創出を始めとする「造園資源」や「公的オープンスペース」についても「各種」の助成・規制などの「措置」が講じられ、「環境改善」の努力は進められています。
目指すべき「魅力的」な「生活空間」は、「都市」では「広場」や「自然」と「オープンスペース」を骨格とし、一人一人が異なった「ライフスタイル」を楽しめ、豊かな「生活風景」を生む「構造」を持っていることが「計画」や「設計」の「鍵」となっています。
「造園」の対象となる「空間」ですが、上記のような「私的」な「空間」である「庭園」や「公共的」な「空間」である「公園」などの「緑地/緑空間」を「土木的」な「基盤整備」、「意匠」、「植物」の「栽培管理」、「石」等の「鉱物資源」などによって造ることです。
さらには「水辺」、「海辺」、「山林」や「里山」、「広場」などの「空間整備」、「緑」にからんだ「都市計画」や「地域環境整備」、「諸施設」の「外部空間」等の「空間整備」や「各種緑化施策」、「自然環境」の「保全保護」や「観光農園」や「棚田」などの「農空間」・「田園環境」の創出および、それら一連の「調査計画」〜「維持管理」、「景観」の形成および修正(修景)に関する「分野」、「植木樹木生産管理」、「緑」を創る「植栽基盤整備」、「農園」や「園芸」のうち「家庭園芸/ガーデニング」、「花壇」などの「展示植栽」、「園芸療法」に関する「分野」も含まれます。
近年では「テーマパーク」などの「施設」から、「集落」や「都市」の「環境改善」、「自然風景地」などにいたるさまざまな「空間」を対象に、「計画」、「デザイン」、「施工」、「管理」にまたがる「技術」の「体系」で、「造園」そのものは古代から多くの「文明」で行われてきましたが、「職能」の分化が明確になる近代では、「建築」、「土木」や「都市計画」などとともに「環境づくり」、「環境デザイン」の「主要分野」のひとつを成します。
また「農学分野」の中でも「美的側面」を重要視する「専門領域」です。
最近では「専門領域」の区別はあいまいになり、「分野間」の「コラボレーション」や「役割の入れ替わり」などが起こっています。
特に「景観」の保全や整備に関する「研究」、「計画」、「デザイン」などはどの「分野」でも行われています。
「造園」の扱う対象の範囲を考えてみますと、「造園」が広義の「生活環境」を創造・保全するものであるとすれば、「空間的」に「造園」の範囲は、小さくは「個人」の「庭空間」から「日常生活空間」から「広場」などの「都市諸施設」や「国土的スケール」の「生活空間」まで含まれます。
そして「造園」において「造る」という「行為」は、実際「土木工学」と同じようにその一連の「調査計画」〜「維持管理」まで拘わることとなります。
特に「個人」の「庭空間」や「農園」および「農風景」の創出から発した「造園」は人間のあらゆる「生活空間」において「快適性」の「享受」等を行うことを目的としていることから、「地域環境整備」、「諸施設」の「外部空間」等や「住む」、「働く」、「くつろぐ」、「交通」という「生活」の様々な「活動すべて」にかかわる場が「造園」の「対象範囲」となるといえます。
「匝瑳市」の「植木生産」ですが、明治時代に始まったといわれ、大正時代になって「職業」として「本格化」したそうです。
しかし、当時の「植木生産農家」は、わずか5〜6戸で、限られた「富裕層」を「対象」に、「小ぶり」の「観賞用樹木」を「細々」と供給しているに過ぎなかったそうです。
ところが、大正12年(1923年)「大阪府」「池田」の「植木買い付け業者」の「阪上亥之助」が、「病害虫」や、「寒さ」に強い「八日市場」の「イヌマキ」に「目」をつけ、これを「関西方面」に出荷したことが「きっかけ」となり、「植木生産」が広がり、現在では「匝瑳市」は、「日本有数」の「植木」の「栽培面積」を誇る「植木」の「大産地」となっています。
「匝瑳市」の「植木栽培」ですが、「匝瑳市」の「市内各所」で盛んに営まれていますが、特に「匝瑳市」の「中心部」を通っている「JR総武本線」の「線路」から「南側」の「地域」で盛んに営まれており、また「農家」の「垣根」として、「匝瑳市内」には「槙塀」がよくみられ、なかには「高さ」7mほどのものまであるそうです。
「匝瑳市」の「市の木」ですが、「匝瑳市」の「特産」の「イヌマキ」で、「日本一の植木のまち」にふさわしい「木」です。
「匝瑳市」の「市の木」「イヌマキ」ですが、「観賞用」として「人気」があり、「匝瑳市域」には「イヌマキ」の「生垣」も多く見られるそうです。
「千葉県」は、「全国有数」の「植木生産県」であるため、「千葉県」では「植木産地発展」の「基礎」を築いた「伝統的」な「樹芸技術」を保存・継承し、今後の「植木生産」に役立てるため、「千葉県植木伝統樹芸士・植木銘木100選」を認定しています。
「植木伝統樹芸士」ですが、「植木屋さん」のなかでも、特にその「実力」が認められている「存在」なのだそうです。
「千葉県植木伝統樹芸士」ですが、平成20年度末現在、39名いらっしゃるそうですが、26名の「方」が「匝瑳市内」「在住者」だそうです。
なお「千葉県植木伝統樹芸士・植木銘木100選」の「認定」を受けている「植木銘木」ですが、「植木職人」の「技」により、「造形木」として「芸術的」な「美しさ」を持っていますが、平成20年度末現在、41本が「認定」を受けており、その内の21本が「匝瑳市内」にあるそうで、以上のことからも「匝瑳市」の「植木産業」の「水準」の「高さ」がわかります。
「匝瑳市植木まつり」(2015年5月2日・2014年5月3日・2013年5月1日・2012年5月2日・2011年5月1日のブログ参照)は、平成19年(2007年)に始まった「イベント」です。
「匝瑳市植木まつり」ですが、「野栄植木まつり」として「ゴールデンウィーク」中の「レジャー」を兼ねた「恒例行事」として定着していた「イベント」で、「匝瑳市」の「合併」に伴い、新たに誕生した「匝瑳市植木組合」の「主催」による「第1回匝瑳市植木まつり」が5月4日から5月6日までの「3日間」、「野栄農村環境改善センター」「駐車場」(野栄総合支所隣)を「会場」に開催され、1500人を超える「来場者」で賑わったそうです。
「第1回匝瑳市植木まつり」「会場」の「野栄農村環境改善センター」「駐車場」には、4000点の「各種造形樹」、「緑化樹」、「鉢植木」などが並び、訪れた「人々」の「目」を楽しませてくれたそうです。
上記のように「匝瑳市」では、毎年「ゴールデンウィーク」に「匝瑳市植木まつり」が開催され、「植木」・「草木」・「観葉植物」・「鉢植木」・「苗木」などの「植木即売会」では、「市場」より「安価」で購入できるようになっています。
「第10回匝瑳市植木まつり」ですが、「匝瑳市生涯学習センター」(野栄総合支所隣り)前「駐車場」を「会場」に5月3日(祝・火)13時00分から16時00分まで、5月4日(祝・水)・5月5日(祝・木)9時00分から16時00分まで開催される「イベント」です。
「第10回匝瑳市植木まつり」では、「植木」の「出来栄え」を競う「共進会」や、「展示直売会」を開催し、「職人仕立て」の「植木」が思わぬ「価格」で入手できるそうです。
「第10回匝瑳市植木まつり」「植木共進会・即売会」の「内容」ですが、「植木」・「草花」・「観葉植物」・「鉢植木」・「苗木」ほかの「市価」の30%〜50%安の「販売」、「庭園樹・公共緑化樹大特売」(生産者出荷価格)となっています。
なお「第10回匝瑳市植木まつり」には、「東日本大震災義援金コーナー」が設けられ、「植木組合青年部」による「ボランティア活動」が行われ、「東日本大震災義援金コーナー」の「売上金」は「被災者」の「方々」に寄贈するそうです。
「匝瑳市生涯学習センター」前「駐車場」(野栄総合支所隣り)で開催される「植木のまち」「匝瑳」の誇る「大展示即売会」「第10回匝瑳市植木まつり」。
この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第10回匝瑳市植木まつり」詳細
開催日時 5月3日(祝・火) 13時〜16時
5月4日(祝・水) 9時〜16時
5月5日(祝・木) 9時〜16時
開催会場 匝瑳市生涯学習センター 匝瑳市今泉6489-1
問合わせ 匝瑳市野栄総合支所 0479-67-3111
備考
「第10回匝瑳市植木まつり」「開催時間」ですが、「初日」5月3日(祝・火)は、13時00分から16時00分まで、「2日目」5月4日(祝・水)、「最終日」5月5日(祝・木)は、9時00分から16時00分までとなっています。
「第10回匝瑳市植木まつり」「即売」に関しては、5月3日(祝・火)13時00分から16時00分の間に、「商談」ができるそうです。