本日ご案内するのは、近隣市「山武市」「稲荷神社」で3月12日(土)に開催されます「本柏稲荷神社の例祭」です。
「稲荷神社」は、「松尾町」「本柏」に鎮座する「神社」です。
「稲荷神社」の「御祭神」ですが、「穀物の神」「倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)」を「崇敬」しています。
「口碑」による「稲荷神社」の「創建」ですが、「平城天皇」の大同2年(807年)と伝えられています。
「稲荷神社」では、「旧号」を「稲荷大明神」改め「稲荷大神」と唱えたといわれています。
「社殿」はもとより、「しし宮」も立派だった「稲荷神社」は、明治30年(1897年)、「暴徒」によって消失し、このとき「神楽」の「奉納」も途絶えましたが、やがて再建とともに復活したそうです。
(現在の「稲荷神社」「社殿」ですが、その後、再建されたものです)
「本柏稲荷神社の例祭」ですが、「稲荷神社」で開催される「初午祭(ハツウマサイ)」の「神事」に併せ、催行される「行事」で、「本柏稲荷神社の例祭」では、「十二座神楽」が奉納されます。
上記のように「稲荷神社」では、明治30年に立派だった「稲荷神社」「社殿」が「暴徒」によって消失した際、この「神楽」も途絶えていましたが、やがて「稲荷神社」「社殿」再建とともに復活しました。
昭和38年(1963年)から昭和51年(1976年)にかけて「再度」「中断」されましたが、昭和52年(1977年)から現在と「同様」の「神楽」(12座)が奉納されるようになったそうです。
「本柏稲荷神社の例祭」ですが、当初は「初午祭」と呼ばれ、「初午の日」に「五穀豊穣」を祈願して「神楽」が行われていましたが、現在では、3月の「第2土曜日」に「神楽」を奉納するようになったそうです。
「本柏稲荷神社の例祭」に奉納される「奉納神楽」ですが、下記の通りとなっています。
第一座 「翁の舞」
神主が大幣を捧げ持ち四方を浄める舞。
第二座 「猿田彦の舞」
猿田彦が刀を振るいながら四隅を浄めていく舞。
第三座 「三方荒神」
荒神様が棒を持ち、この棒で舞台をたたきながら祈願する舞。
第四座 「田うないの舞」
農夫と女に化けた狐の争いを神様が助ける舞。
第五座 「みこ舞」
頭に冠をつけ、緋の袴に白装束の姿で舞う二人のみこの舞。
第六座 「種まき」
仕事着姿で田うないしてから種をまく舞。
第七座 「八幡の舞」
東に向かって謡をしながら矢を射り、適を払いのける勇壮な舞。
第八座 「恵比寿の舞」
ひょっとこと恵比寿様が酒盛りをして釣りを楽しむ舞。
第九座 「庭掃き」
神様の使いの庭掃きを、鬼がじゃまをし、これを神様が助ける舞。
第十座 「三韓の舞」
神功皇后と竹内宿、及びひょっとこによるお産の舞。
第十一座 「岩戸の舞」
天岩戸に関わる神話の舞。
第十二座 「〆切り」
素戔鳴尊が八岐大蛇を退治する舞。
「松尾町」「本柏」に鎮座する「稲荷神社」で開催される「神楽保存会」による「十二座神楽」が奉納される「初午祭」「本柏稲荷神社の例祭」。
この機会に「山武市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「本柏稲荷神社の例祭」詳細
開催日時 3月12日(土) 13時〜
開催会場 山武市松尾町本柏2786
問合わせ 山武市教育委員会生涯学習課 0475-80-1451
備考
「本柏稲荷神社の例祭」にお越しの際は、「公共交通機関」での「お越し」を「推奨」しています。
「稲荷神社」では、明治の初めごろまでは、「勇壮」な「神輿」の「浜下り祭礼」(浜下り例祭)が7年ごとに行われ、「近郷近在」の多くの「参詣人」で賑わっていたそうです。
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地域情報::九十九里 | 06:21 PM |