本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」「航空科学博物館」で12月6日(日)で開催されます「やさしい航空のはなし」「ランプコントローラーのおはなし」です。
「航空科学博物館」(2011年6月7日のブログ参照)は、「航空」に関する「科学知識」について、その「啓発」を図り、もって「航空思想」の「普及」及び「航空科学技術」の「振興」に寄与し、あわせて「日本」の「航空」の「発展」に資することを「目的」に、「総合的」な「航空思想普及施設」として「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)側に平成元年(1990年)に、「山武郡」「芝山町」「岩山」に開館しました。
「航空科学博物館」ですが、「中央棟」、「西棟」、「東棟」、「展望塔」、「屋外」からなり、「地上2階一部5階」の「建物」が構成されています。
「航空科学博物館」「1階」「中央棟」には、「アンリ・ファルマン複葉機」の「実物大復元模型」(イラスト有り)と、「ピストン・エンジンコーナー」、「ミュージアムショップ」「バイプレーン」があり、「航空科学博物館」「1階」「西棟」には、「ボーイング747大型模型」(操縦体験可能・要「整理券」)と「ボーイング747」の「客室」・「コックピット」・「タイヤ」、「DC-8前脚」、「旅客機の胴体比較」(DC-8とYS-11)、「DC8シミュレーター」(パイロット訓練用シミュレーターを改修したもの)があります。
「航空科学博物館」「ミュージアムショップ」「バイプレーン」には、「航空機」の「スケールモデル」など「航空関係」の「品物」をたくさん取り揃えています。
「航空科学博物館」「バイプレーン」では、たくさんの「要望」に応え、あの「カレンダー」が戻ってきたそうです。
「カレンダー」ですが、「世界各地」から「様々」な「航空会社」が乗り入れする「成田国際空港」の「色とりどり」の「航空機」のみならず、「四季折々」の「風景」も、美しい「航空科学博物館」周辺の「情景」の「カレンダー」に仕上がっており、「航空科学博物館」「ミュージアムショップ」「バイプレーン」にて販売しているそうです。
「航空科学博物館」「2階」「中央棟」には、「下田画伯」の「イラスト」による「飛行機のあゆみ」と、「日本の名機」と「歴史的」な「ソリッドモデル」、「西棟」には、「小型機」・「ヘリコプター」の「コックピット」(「操縦席」に座れます)と「戦前」・「現在」の「パイロット」の「制服比較」、「東棟」には、「NAAコーナー」と、「エコエアポートコーナー」、「成田国際空港」を「インターネット」や「ビデオ」、「模型」等で紹介する「コーナー」があります。
「航空科学博物館」「2階」「東棟」にある「成田国際空港」を紹介する「NAAコーナー」ですが、昨年(2014年)3月25日に「リニューアルオープン」しています。
「航空科学博物館」「NAAコーナー」ですが、「成田空港ジオラマ」、「音の体験ルーム」、「情報コーナー」、「エコエアポートコーナー」からなり、「様々」な「方向」から「成田国際空港」について学べる「施設」となっており、白く「スタイリッシュ」な「デザイン」に一新された「成田空港ジオラマ」と、「楽しく、分かりやすく」を「コンセプト」に「内容」を一新した「音の体験ルーム」がリニューアルされています。
「航空科学博物館」「3階」は、「展望台」(屋上)となっており、「成田国際空港」を「離着陸」する「ジャンボ」を「間近」に眺め、「迫力」ある「航空機」の「エンジン音」を体験できるようになっています。
「航空科学博物館」「4階」は、「展望レストラン」「バルーン」となっており、「展望レストラン」「バルーン」では、「成田国際空港」の素晴らしい「眺め」を見ながら「食事」ができます。
「航空科学博物館」「5階」では、「ガイドの説明」(土・日・祝日中心)を「参考」に「離着陸」する「ジャンボ」を見ることができるそうです。
「航空科学博物館」「屋外」には、「航空機」と「多目的広場」があり、「小型機」や「ヘリコプター」の「実物」を展示、「YS11試作1号機」(イラスト有り)や「セスナ195」「朝風」(イラスト有り)等があり、「有料搭乗航空機」として「プロペラ」が回る「飛行機」や「ヘリコプター」に搭乗できる「有料体験装置」があるそうです。
「航空科学博物館」の「沿革」ですが、下記の通りとなっています。
1977年(昭和52年) 地元自治体の芝山町より成田空港の開港に関連した博物館建設の要望が運輸大臣に提出される。
1984年(昭和59年) 博物館の建設・運営の事業主体となる財団法人航空科学振興財団が設立。
1988年(昭和63年) 博物館工事に着工。
1989年(平成元年) 8月1日 開館。
1994年(平成6年) 入館者100万人を達成。
1999年(平成11年) 成田空港第1ターミナルビル内にミュージアムショップ「バイプレーン」を開店。
2004年(平成16年) 1月18日 入館者300万人を達成。
2011年(平成23年) 6月23日 成田国際空港株式会社が航空科学博物館敷地(駐車場)内に成田空港闘争の史実や反対派のヘルメットなどを展示した資料館「成田空港空と大地の歴史館」を建設し、開館。
2012年(平成24年) 4月1日 公益財団法人航空科学博物館に移行。
「航空科学博物館」では、「航空」に関する「科学知識」に関する「講習会」、「講演会」、「見学会」、「航空教室」、「セミナー」等を開催しており、「四季折々」「様々」な「催し」、「イベント」を行っています。
また「航空科学博物館」では、「展示即売会」(「航空スケッチ大会」、「紙飛行機工作教室」、「航空機の部品」・「航空グッズ」の「販売」を行う「航空ジャンク市」等)などを催行しています。
「ランプコントローラー」ですが、「航空機」が「安全」かつ「スムーズ」に運航できるよう、「地上」から「必要」な「情報」と、「指示」を与える「航空管制業務」を行う「業務遂行者」です。
「ランプコントローラー」の「業務」ですが、「専門知識」と、「経験」が問われる「空港関係者」ならではの「業務」となっています。
ちなみに「ランプエリア」の「航空機誘導業務」は、「通常」は「航空管制官」が行いますが、「成田国際空港」の「ランプエリア」に関しては「NAA」の「社員」「自ら」が「航空機」の「誘導」を行っているそうです。
「成田国際空港」の「ほぼ中央」に、「管制塔」とともに「滑走路」や、「ターミナルビル」を見下ろす2つの「タワー」があり、ひとつは「主」に「成田国際空港」「第1旅客ターミナル地区」と、「貨物地区」、「整備地区」の「ランプエリア」の「管制業務」(ランプコントロール)を行う「旧管制塔」(ランプ中央運用室)となっており、もうひとつは「主」に「成田国際空港」「第2旅客ターミナル地区」の「ランプエリア」の「航空機誘導業務」を担当する「ランプコントロールタワー」(ランプイースト)となっています。
ちなみに「ランプエリア」(エプロンエリア)とは、「ターミナルビル」から「誘導路」の「出入口」までの「エリア」を指すそうです。
「ランプエリア」の「航空機誘導業務」を行うのは、「NAA運用管理部」の「社員」で、「ランプコントロール」とは一言で言うと「エプロン」上の「航空機」の「交通整理」のことで、「航空機」が「空港」のどこに「駐機」するかを管理し、「到着機」を「誘導路」から「所定」の「スポット」に誘導したり、「出発機」を「スポット」から「誘導路」へ導いたりする「航空機誘導業務」をいうそうです。
「国内」の「空港」の場合、「航空機」に「着陸許可」を与えて「着陸」させ、「誘導路」へ導き、「所定」の「スポット」へ誘導するのは、すべて「国土交通省」「航空局」の「職員」である「航空管制官」の「仕事」なのだそうですが、「成田国際空港」では、「ランプエリア」の「航空機誘導業務」は「NAA」が自ら行っています。
「ランプエリア」の「管制業務」を担う「ランプコントローラー」は、「無線」を使い、「英語」で「航空機」に「指示」を出し、忙しい「時間帯」は、「コントローラー」1人が一度に10機ほどを同時に受け持つこともあり、「風向き」によって使用する「滑走路」の「方向」が変わるときなどは、「航空管制官」とも「連絡」を取り合うそうです。
「NAA」が「ランプコントロール業務」を「自社」で行うのは、いくつかの「理由」があり、ひとつは、「成田国際空港」は「毎日」600便前後が発着する「混雑空港」であり、「スポット数」も約140と多いからだそうです。
「航空機」が「駐機」する「スポットアサイン」は「前日」に決まるそうですが、実際は「運航日」「当日」に「遅延」や、「スケジュール変更」があるため、決定後も「スポット」の「変更」が「頻繁」に起きるそうです。
また18時00分から19時00分ごろをはじめとした「混雑」する「時間帯」には、「ランプエリア内」だけでも7〜8機の「到着機」がいるうえ、15〜16機が「誘導路」に並ぶほど「混雑」が激しいため、「スポット」の「運用管理」を行う「NAA」が「ランプエリア」の「交通整理業務」を「一元的」に行うことで「効率的」な「コントロール」を実現しているそうです。
加えて「成田国際空港」は、「空港」の「構造」が「複雑」で、なかには「袋小路」になるところもあり、これも、「ランプエリア」の「コントロール」に特化した「業務」を行うことの「理由」のひとつなのだそうです。
「ランプコントロール」を行う「運用管理部」は、ほかにも「空港」の「運用」にかかわる「様々」な「業務」を担当しています。
「スポット」の「運用管理」はそのひとつで、「各スポット」に「駐機」できる「機材」を確認したり、新しい「スポット」ができるとその「運用ルール」を考えたりして、「効率的」に「コントロール」しやすいように「環境」を整え、このほか、「航空会社」から「申請」を受けて「運航便情報」を「コンピューター」に入力したり、「ランプエリア内」で「業務」を行う際の「入場申請」の「手続き」を行ったりと、「業務内容」は「多岐」にわたるそうです。
これらの「業務」は「相互」に「密接」に関連しており、「業務」がひとつでも滞れば「円滑」な「空港運用」に「影響」が出てきますし、「一元的」に「運用管理部」が管理することで、「航空機」の「遅延」や、「早着」、その他の「不測」の「事態」に対応して「駐機場」の「変更」を「航空会社」とすぐに「調整」することができるそうです。
「ランプコントローラー」は、「目の前」で起こっている「事象」に応じて、「エプロン」上の「航空機」の「交通」の「流れ」を「コントロール」し、「安全」で「円滑」な「運用」を常に把握、「最適化」することができるそうです。
「やさしい航空のはなし」「ランプコントローラーのおはなし」は、「航空科学博物館」で開催される「講演会」で、12月6日(日)13時00分から行われます。
「やさしい航空のはなし」「ランプコントローラーのおはなし」ですが、「航空科学博物館」1F「多目的ホール」を「会場」に行われ、「費用」ですが、「入館料」のみとなっています。
「やさしい航空のはなし」「ランプコントローラーのおはなし」の「内容」ですが、「成田国際空港」の「航空機」の「誘導」・「交通整理」を行っている「ランプコントローラー」の「業務内容」について「体験談」を交えて紹介するそうです。
「日本最初」の「航空専門」の「科学博物館」「航空科学博物館」で開催される「ならでは」の「講演会」「やさしい航空のはなし」「ランプコントローラーのおはなし」。
この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「やさしい航空のはなし」「ランプコントローラーのおはなし」詳細
開催日時 12月6日(日) 13時〜
開催会場 航空科学博物館 山武郡芝山町岩山111-3
開館時間 10時〜17時 (入館締切 16時半)
休館日 月曜日 (祝日の場合 翌日)
入館料 大人500円 中高生300円 4才以上〜小学生200円
問合わせ 航空科学博物館 0479-78-0557
備考
「航空科学博物館」では、「所沢航空発祥記念館」に「ゼロ戦コックピット」を「貸し出し中」だそうです。