本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」「航空科学博物館」で11月15日(日)に開催されます「やさしい航空のはなし」「エアカーゴのおはなし」です。
「航空科学博物館」(2011年6月7日のブログ参照)は、「航空」に関する「科学知識」について、その「啓発」を図り、もって「航空思想」の「普及」及び「航空科学技術」の「振興」に寄与し、あわせて「日本」の「航空」の「発展」に資することを「目的」に、「総合的」な「航空思想普及施設」として「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)側に平成元年(1990年)に、「山武郡」「芝山町」「岩山」に開館しました。
「航空科学博物館」ですが、「中央棟」、「西棟」、「東棟」、「展望塔」、「屋外」からなり、「地上2階一部5階」の「建物」が構成されています。
「航空科学博物館」「1階」「中央棟」には、「アンリ・ファルマン複葉機」の「実物大復元模型」(イラスト有り)と、「ピストン・エンジンコーナー」、「ミュージアムショップ」「バイプレーン」があり、「航空科学博物館」「1階」「西棟」には、「ボーイング747大型模型」(操縦体験可能・要「整理券」)と「ボーイング747」の「客室」・「コックピット」・「タイヤ」、「DC-8前脚」、「旅客機の胴体比較」(DC-8とYS-11)、「DC8シミュレーター」(パイロット訓練用シミュレーターを改修したもの)があります。
「航空科学博物館」「ミュージアムショップ」「バイプレーン」には、「航空機」の「スケールモデル」など「航空関係」の「品物」をたくさん取り揃えています。
「航空科学博物館」「バイプレーン」では、たくさんの「要望」に応え、あの「カレンダー」が戻ってきたそうです。
「カレンダー」ですが、「世界各地」から「様々」な「航空会社」が乗り入れする「成田国際空港」の「色とりどり」の「航空機」のみならず、「四季折々」の「風景」も、美しい「航空科学博物館」周辺の「情景」の「カレンダー」に仕上がっており、「航空科学博物館」「ミュージアムショップ」「バイプレーン」にて販売しているそうです。
「航空科学博物館」「2階」「中央棟」には、「下田画伯」の「イラスト」による「飛行機のあゆみ」と、「日本の名機」と「歴史的」な「ソリッドモデル」、「西棟」には、「小型機」・「ヘリコプター」の「コックピット」(「操縦席」に座れます)と「戦前」・「現在」の「パイロット」の「制服比較」、「東棟」には、「NAAコーナー」と、「エコエアポートコーナー」、「成田国際空港」を「インターネット」や「ビデオ」、「模型」等で紹介する「コーナー」があります。
「航空科学博物館」「2階」「東棟」にある「成田国際空港」を紹介する「NAAコーナー」ですが、昨年(2014年)3月25日に「リニューアルオープン」しています。
「航空科学博物館」「NAAコーナー」ですが、「成田空港ジオラマ」、「音の体験ルーム」、「情報コーナー」、「エコエアポートコーナー」からなり、「様々」な「方向」から「成田国際空港」について学べる「施設」となっており、白く「スタイリッシュ」な「デザイン」に一新された「成田空港ジオラマ」と、「楽しく、分かりやすく」を「コンセプト」に「内容」を一新した「音の体験ルーム」がリニューアルされています。
「航空科学博物館」「3階」は、「展望台」(屋上)となっており、「成田国際空港」を「離着陸」する「ジャンボ」を「間近」に眺め、「迫力」ある「航空機」の「エンジン音」を体験できるようになっています。
「航空科学博物館」「4階」は、「展望レストラン」「バルーン」となっており、「展望レストラン」「バルーン」では、「成田国際空港」の素晴らしい「眺め」を見ながら「食事」ができます。
「航空科学博物館」「5階」では、「ガイドの説明」(土・日・祝日中心)を「参考」に「離着陸」する「ジャンボ」を見ることができるそうです。
「航空科学博物館」「屋外」には、「航空機」と「多目的広場」があり、「小型機」や「ヘリコプター」の「実物」を展示、「YS11試作1号機」(イラスト有り)や「セスナ195」「朝風」(イラスト有り)等があり、「有料搭乗航空機」として「プロペラ」が回る「飛行機」や「ヘリコプター」に搭乗できる「有料体験装置」があるそうです。
「航空科学博物館」の「沿革」ですが、下記の通りとなっています。
1977年(昭和52年) 地元自治体の芝山町より成田空港の開港に関連した博物館建設の要望が運輸大臣に提出される。
1984年(昭和59年) 博物館の建設・運営の事業主体となる財団法人航空科学振興財団が設立。
1988年(昭和63年) 博物館工事に着工。
1989年(平成元年) 8月1日 開館。
1994年(平成6年) 入館者100万人を達成。
1999年(平成11年) 成田空港第1ターミナルビル内にミュージアムショップ「バイプレーン」を開店。
2004年(平成16年) 1月18日 入館者300万人を達成。
2011年(平成23年) 6月23日 成田国際空港株式会社が航空科学博物館敷地(駐車場)内に成田空港闘争の史実や反対派のヘルメットなどを展示した資料館「成田空港空と大地の歴史館」を建設し、開館。
2012年(平成24年) 4月1日 公益財団法人航空科学博物館に移行。
「航空科学博物館」では、「航空」に関する「科学知識」に関する「講習会」、「講演会」、「見学会」、「航空教室」、「セミナー」等を開催しており、「四季折々」「様々」な「催し」、「イベント」を行っています。
また「航空科学博物館」では、「展示即売会」(「航空スケッチ大会」、「紙飛行機工作教室」、「航空機の部品」・「航空グッズ」の「販売」を行う「航空ジャンク市」等)などを催行しています。
「エアカーゴ」(air cargo)ですが、「航空貨物」、「航空機」で輸送される「貨物」で、また「貨物」そのものではなく、「貨物」の「運搬サービス」を指すこともあるそうです。
「航空貨物」ですが、「一般的」には、「旅客機」の「貨物室」、または「貨物運搬専用」の「貨物機」によって輸送され、「貨物便」による「輸送」を「専門」に手がける「航空会社」を「貨物航空会社」と呼びます。
「航空貨物」には、「通常」の「旅客便」にて「旅客」と共に「貨物」を運搬する「ケース」と、「貨物運搬専用」に「飛行機」を飛ばす「ケース」の2種類があり、特に「後者」を、「前者」と区別する「意味」で「貨物便」と呼ぶそうです。
「貨物便」は使用する「飛行機」の「機材」によって、さらに「ベリー便」と、「フレーター便」の2種類に分けられるそうです。
「ベリー便」は、「航空機」を用いた「貨物便」で、「狭義」では、「旅客機」ではありますが「旅客」を乗せず「貨物」のみを輸送するものを指します。
「ベリー便」の「ベリー」(belly)は「お腹」の「意」で、「通常」「旅客機」の「腹部」に当たる「部分」に「貨物室」があることから名付けられたそうで、主に「旅客」の「利用」が見込めない「深夜帯」に運行されます。
従来「ベリー便」として運行されていた「貨物便」を、「旅客」を乗せて「旅客便」に転用することで「増収」を図る「試み」も「一部」で行われており、例えば「全日空」では、2014年(平成26年)7月から8月にかけて「期間限定」で、「深夜帯」に「羽田」〜「那覇」間で「ベリー便」を転用した「旅客便」を運航したそうです。
ただしあくまで「貨物輸送」を優先するため、販売される「座席数」は「貨物」の「積載量」によって増減し、「全日空」の「例」では概ね「総座席数」の4割程度となっているそうです。
また同様の「理由」で「乗客」の「手荷物」の「預入」も「通常」より「制限」が厳しくなるため、「手荷物」を持たない「乗客用」の「プラン」を一部「旅行会社」「経由」で販売しているそうです。
「フレーター便」ですが、「貨物機」を用いた「貨物便」です。
「フレーター便」は、「ベリー便」と異なり「航空機」の「胴体」の中を「全て」「貨物スペース」として利用できるため、「大型」の「貨物」が「輸送可能」です。
「フレーター」(フレーター便)と呼ばれる「貨物専用機」として、最も大きな「ボーイング747-400F型機」の場合、積み込むことのできる「貨物重量」はおよそ120t(トン)、このほか、上記のように「航空貨物」は「旅客機」の「客室」の「床下」の「ベリー」と呼ばれる「貨物室」を使って運ばれているそうです。
「航空輸送」は、「大型コンテナ船」のように一度に「大量」の「貨物」を搭載できないため、高い「運賃」が設定されており、「海上輸送」と比較しておよそ7倍程度の「開き」があるといわれていますが、「輸送時間」が「格段」に「短縮」できる「利点」があります。
たとえば、「東京港」から「ロングビーチ港」まで「コンテナ船」が要する「時間」は10日以上かかることが多いですが、「成田国際空港」から「ロサンゼルス空港」までの「飛行時間」はおよそ10時間です。
「航空貨物」は、「時差」を無視すれば、「世界中」の「どの国」にでもほぼ「翌日」には「目的」の「空港」に到着します。
「付加価値」の高い「生鮮食品」や、「ハイテク部品」などは、「航空貨物」の「比重」が高くなるそうです。
「やさしい航空のはなし」「エアカーゴのおはなし」は、「航空科学博物館」で開催される「講演」で、11月15日(日)13時00分から行われます。
「やさしい航空のはなし」「エアカーゴのおはなし」は、「航空科学博物館」1F「多目的ホール」を「会場」に行われ、「費用」ですが、「入館料」のみとなっています。
「やさしい航空のはなし」「エアカーゴのおはなし」の「内容」ですが、「航空貨物」に「焦点」をあてた「講演会」となっており、「航空科学博物館」では、「成田国際空港」でも「航空物流」は「重要な地位」を占めており、「空の物流」について是非聞きに来て欲しいとのことで、「企画」されたそうです。
「日本最初」の「航空専門」の「科学博物館」「航空科学博物館」で開催される、ならではの「講演会」「やさしい航空のはなし」「エアカーゴのおはなし」。
この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「やさしい航空のはなし」「エアカーゴのおはなし」詳細
開催日時 11月15日(日) 13時〜
開催会場 航空科学博物館 山武郡芝山町岩山111-3
開館時間 10時〜17時 (入館締切 16時半)
休館日 月曜日 (祝日の場合 翌日)
入館料 大人500円 中高生300円 4才以上〜小学生200円
問合わせ 航空科学博物館 0479-78-0557
備考
「航空科学博物館」では、「高速バス」の「JRバス関東」と、「千葉交通」との「タイアップ」により、「東京駅」発、「航空科学博物館」着の「往復乗車券」と、「航空科学博物館」「入館券」と、「各種特典」が「セット」になった「企画乗車券」を発売中なのだそうです。
詳しくは「航空科学博物館」「HP」、「企画乗車券のご案内」を参照下さい。