本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」「芝山公園」周辺で11月8日(日)に開催されます「第33回芝山はにわ祭」です。
「芝山町」は、「千葉県」の「北東部」「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)のほぼ「中央」に位置し、「山武郡」の「最北端」、「首都」「東京」から60km圏の「地点」にある「自治体」です。
「芝山町」ですが、「東」は「香取郡」「多古町」、「南」は「山武郡」「横芝町」と「山武市」、「南西」に「富里市」、「北」は「成田市」、「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)に接しています。
「芝山町」は、「東西」8.4km、「南北」10.5km、「面積」43.47平方kmとなっており、おおむね「平坦」で、「東」に「高谷川」、「西」に「木戸川」が流れ、この「流域」には「稲作地帯」が広がっており、「芝山町」「西北部」の「丘陵地」でも、「畑作」がさかんに営まれています。
「芝山町」ですが、「山武郡」にある「まち」で、「国」の「構造改革特別区域法」に基づき、2003年(平成15年)4月21日に「国際空港特区」に認定されています。
「芝山町」は、「農業従事者」が多く、「人口」の30%程度を占めており、「芝山町」では、近年「スイカ」や、「花き」の「出荷」が増加し、「花き」に関しては「成田国際空港」から「海外」に輸出されることも多いそうです。
「千葉県」には数多くの「古墳」があり、「芝山町」は、「史跡」「殿塚・姫塚古墳」(2012年6月9日のブログ参照)をはじめ、かつて約500基ものの「古墳群」が点在したと言われ、「芝山町」は「はにわの町」として知られ、「殿塚・姫塚古墳」には、「巨大」な「前方後円墳」があり、「全国」でも珍しい「葬列はにわ」が出土したことでも知られています。
「人々」が「芝山町」で「生活」を始めたのは約1万年以上前に遡り、この「地域」で出土した「はにわ」や、「遺物」から、古墳時代後期(6世紀から7世紀の初頭)に「文化」が華咲いていたことがわかっています。
「芝山公園」は、「山武郡」「芝山町」「芝山」に位置し、「面積」約15.6ha(ヘクタール)の「町」を代表する「緑」に囲まれた「人と自然」・「人と歴史」・「人とスポーツ」・そして「人と人」がふれあう「公園」です。
「芝山公園」内は、「木々」・「花々」が多くあり、特に「梅の季節」には、「芝山町立芝山古墳・はにわ博物館」脇の「梅林」が見事で、「桜の季節」には、「芝山広場」周辺の「桜」も美しく咲き誇ります。
「芝山公園」は、上記のように「自然」に囲まれた落ち着いたなかにあり、「芝山公園」内には「野球場」など「様々」な「施設」があり、「子供」から「大人」まで十分に楽しむことができます。
「芝山公園」内は、3つの「ゾーン」にわかれており、「カルチャー・コミュニケーションゾーン」、「ソーシャル・コミュニケーションゾーン」、「スポーツ・コミュニケーションゾーン」となっています。
「芝山はにわ祭」(2014年11月5日・2013年11月8日・2012年11月7日・2011年11月10日のブログ参照)は、毎年11月の「第2土曜日」に、「芝山町」をあげて開催される「一大イベント」で、きらびやかな「衣裳」を身にまとった「国造(クニノミヤツコ)」を筆頭に、かつての「古代人」(設定)が「芝山町」に降臨し、「古代人」に扮した「町民」が「儀式」(降臨の儀、交歓の儀、行列の儀、歓迎の儀、昇天の儀)を行っています。
「芝山はにわ祭」では、「時空」を超えてよみがえる「古代の祭礼」や、「巫女の舞」、「国造」に仕える「鎧(ヨロイ)」をまとった「武士たちの行列」、「花火の打ち上げ」などもあり、新しい「出会い」と、「感動」を覚える「まつり」となっています。
「芝山はにわ祭」の「歴史」ですが、今年(2015年)で「33回目」を迎える「まつり」で、「芝山はにわ祭」は、現代の「人々」が忘れている「古代の素晴らしさ」を振り返り、思い起こすために1982年(昭和57年)に新たに作り出された「イベント」です。
「芝山はにわ祭」では、「芝山町民」「参加」のもとに、「様々」な「イベント」が行われます。
上記のように「芝山町」に「人々」が生活し始めたのは1万年以上も前に遡ります。
特に古墳時代後期と言われる6世紀から7世紀の初頭にかけて、見事な「文化の華」を咲かせたことは、出土する「はにわ」や、「遺物」から見ても明らかで、「芝山はにわ祭」は、「埴輪」の「表情」に見られるような「おおらか」で、「町民」の「心」をひとつに合わせられる「古代の祭」を起こし、「豊かなまちづくり」をしようと、7名の「有志」の「力」、「発案」で始まった「おまつり」なのだそうです。
古代は、まさしく「大自然」と闘い、共存していた時代で、厳しく、優しい「自然」の中で、「人々」は「力」を合わせ、「肩」を寄せあいながら暮らしていたのではないかと思われます。
「自然」は「人々」に豊かな「心」を与え、「人々」は「自然」を愛し、絶えず暖かい「心」を通わせて暮らしていた時代、「はにわ」は、そんな時代の「人々」そのものかもしれません。
「はにわ祭」は、そのような「はにわ」が語りかけるものをまっすぐに受けとめる「まつり」で、「人間本来」の「心」を取り戻すこと、それは「物」や、「金」を「人生のすべて」てすることなく、「心」豊かに暮らすことに他なりません。
「芝山」を開拓した「芝山町」の「祖先」は、「国造」の「指導」のもと、「力」を合わせて「山」を切り開き、「畑」を、「谷」をせき止めて、「水田」をつくったそうです。
「芝山はにわ祭」は、美しい「風土」・「自然」の中で、「自ら」の「心性」に目覚め、「朋がら」をあがめ、「自助」、「共存の文化」の「里造り」をしようとする「呼びかけ」なのだそうです。
古代の「衣裳」を「身」にまとい、「心身」を清め、「わだかまり」を捨て、現代に現れた「古代の神々」として登場する「人々」を、「感謝」と、「尊敬」の「気持ち」で迎える「はにわ祭」。
「町」をあげ、「心」を合わせて、この「まつり」を行うことで、「私たち」は忘れつつある「ふれあい」の「気持ち」を「再確認」でき、ひとつの「生活共同体」とも言える「この町」を、そして暮らしている「人々」を、お互いにもっと「大切」にしていけ「まつり」が「芝山はにわ祭」なのだそうです。
「芝山はにわ祭」では、神々しい「巫女の舞」や、「古代衣装研究家」によって「忠実」に復元された「古代衣装」を着て「古代人」に扮した「芝山町内」の「小中学生」等が「殿塚・姫塚古墳」に出現、「独特」の「メイク」を施した「姿」はまさに古代へと「タイムスリップ」したようなのだそうです。
「芝山」を開拓した「祖先」・「国造」を「筆頭」とした「行列」は、「町内」の「芝山仁王尊」(2011年4月25日のブログ参照)、「芝山公園」等で「儀式」や、「パレード」を行い、最後に「古代人」が「現代人」への「メッセージ」を残して昇天するそうです。
「芝山はにわ祭」「当日」は、「産業祭」や、「文化祭」、「商工まつり」も同時開催され、「町」が「お祭り一色」になるそうです。
「第33回芝山はにわ祭」は、朝9時00分より「各会場」にて「大規模」な「イベント」が催され、「当日」の「プログラム」ですが、「降臨の儀」(殿塚・姫塚)、「交歓の儀」(芝山仁王尊)、「行列の儀」(芝山仁王尊…三重塔脇〜芝山公園)、「歓迎の儀」(芝山公園芝生広場メインステージ)、「昇天の儀」(芝山公園芝生広場)となっています。
また「第33回芝山はにわ祭」では、同時開催として「産業祭」・「文化祭」・「商工まつり」も行われ、さらに「協賛イベント」も開催され、盛り沢山な「内容」で催されます。
「降臨の儀」(古代人の出現)ですが、「殿塚・姫塚古墳」で9時20分から10時00分まで行われる「行事」です。
「降臨の儀」の「内容」ですが、「田部田お囃子」、「神官の祝詞」、「古代人の出現」、「歓迎の辞」、「国造の御託詞」、「巫女の舞」となっています。
(雨天時は「芝山文化センター」予定)
「交歓の儀」(古代人の来臨を仰ぎ歓迎の法要と現代人との交歓)ですが、「芝山仁王尊」で10時45分から11時45分まで行われる「行事」です。
「交歓の儀」の「内容」ですが、「古代人来臨」、「歓迎法要」、「巫女の舞」、「白桝粉屋踊」となっています。
(「交歓の儀」は雨天時「中止」となります)
「行列の儀」(古代人の一族が勢揃いし、行列を行う)ですが、「芝山仁王尊」「三重塔」脇から「芝山公園」までを「行進」し、13時00分から13時40分まで行われる「行事」です。
「行列の儀」の「内容」ですが、「古代人の行列」、「こどもはにわみこし」となっています。
(「行列の儀」は雨天時「中止」となります)
「歓迎の儀」(古代人と現代人との交流)ですが、「芝山公園」「芝生広場」で14時00分から14時30分まで行われる「行事」です。
「歓迎の儀」の「内容」ですが、「歓迎の言葉」、「巫女の舞」、「白桝粉屋踊」となっています。
(「歓迎の儀」は雨天時「中止」となります)
(メインステージイベントのスケジュールは、下記「詳細」参照)
「昇天の儀」(古代人がメッセージを残して昇天する)ですが、「芝山公園」「芝生広場」で16時00分から16時30分まで行われる「行事」です。
「昇天の儀」の「内容」ですが、「かがり火」、「古代人のメッセージ」、「昇天」となっています。
(「昇天の儀」は雨天時「芝山文化センター」で行う予定)
「芝山町」では、「第33回芝山はにわ祭」に合わせて「産業祭」・「文化祭」・「商工まつり」が開催されます。
「産業祭」ですが、11月8日(日)9時00分から16時30分まで「芝山公園」「芝生広場」を「会場」に行われ、「内容」ですが、「地元産品」・「農産物」等の「即売」、「もち」の「無料配布」、「ミニ動物園」(雨天時中止)となっています。
「文化祭」(発表会、展示会ほか)は、11月1日(日)から8日(日)の「期間」9時00分から17時00分まで「芝山町中央公民館」(町役場脇)で行われます。
「商工まつり」は、11月8日(日)10時00分から16時00分まで「芝山公園」「芝生広場」を「会場」に行われ、「内容」ですが、「スタンプ福引大会」(10時00分〜)、「ウルトラクイズ」(14時30分〜)、「餅投げ大会」(15時30分〜)となっています。
(開催時間については予定となっており、多少「時間」が前後することがあるそうです。)
その他、「第33回芝山はにわ祭」の行われる11月8日(日)には、下記の「イベント」が行われます。
「メインステージイベント」
時間・10時00分〜13時00分
歌唱 フラダンス ダンス 武道実技
10時00分〜10時20分 藤原けい(歌唱)
10時25分〜10時45分 ヒロラニ フラスタジオ
10時50分〜11時10分 空手道 無限 勇進会(武道実技)
11時15分〜11時35分 HIROE'S STUDIO ヒロエズ スタジオ(ダンス)
11時40分〜12時00分 ハーラウフラ・カレイナニ・ピカケ
12時05分〜12時25分 荒神(武道実技)
12時30分〜 永尾まりやトークショー&しばっこくんお誕生日会
「古代体験村」(芝山町立古墳・はにわ博物館)
時間・10時00分〜15時00分
火おこし、勾玉づくり、古代チーズの試食等
「ミニ動物園」(芝山公園芝生広場)
「ミニSL」(芝山公園内駐車場)
「芝山ギネス大会」(芝山町立芝山古墳・はにわ博物館前駐車場等)
将棋積み、輪ゴム通し、小豆運び、ザ・Weight、突撃三銃士、フリースロー(バスケ)、ストラックアウト(野球)、キックターゲット(サッカー)等
「芝山仁王尊イベント」
時間・9時00分〜16時00分
はにわ博物館入館無料・駄菓子屋台の開設等
「芝山公園」「芝山仁王尊」で開催される「芝山町」「最大のイベント」「第33回芝山はにわ祭」。
この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第33回芝山はにわ祭」詳細
開催日時 11月8日(日) 9時20分〜16時半
開催会場 芝山公園周辺 山武郡芝山町芝山420
問合わせ 芝山町まちづくり課産業振興係 0479-77-3918
備考
「第33回芝山はにわ祭」の「会場」「芝山公園」に隣接した「芝山町立芝山古墳・はにわ博物館」ですが、「わかりやすく、かつ楽しく、現代からみた古墳時代を」を「コンセプト」に、「小学校」3〜4年生を「対象」とした「マンガ」による「展示品」の「解説」で、わかりやすく工夫されています。