ご予約・お問合せ 0479-23-5111(代) 受付時間)9:30〜20:00 チェックイン)15:30 チェックアウト)10:00
犬吠埼観光ホテルホームページ
波打ちぎわの天然温泉露天風呂
トップページ
■CALENDAR■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<前月 2024年11月 次月>>
■NEW ENTRIES■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■POWERED BY■
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■


携帯からもご覧いただけます

「佐原の大祭夏祭り」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「佐原の町並み」、「八坂神社」、「本宿地区」で7月10日(金)〜12日(日)の期間開催されます「佐原の大祭夏祭り」です。

 「佐原の町並み」は、「香取市」「佐原」の「市街地」にある「歴史的」な「建造物」が残る「風情」のある「町並み」です。
 「佐原」は、江戸時代に「利根川東遷事業」により「舟運」が盛んになると、「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)には、「物資」を「陸」に上げるための「だし」と呼ばれる「河岸施設」が多くが作られました。
 明治以降もしばらくは「繁栄」は続き、「自動車交通」が発達し始める昭和30年(1955年)頃までにかけて、「成田」から「鹿島」にかけての「広範囲」な「商圏」を持つ「まち」となっていました。
 上記のように「利根川水運」で栄えた「商家町」の「歴史的景観」を「今」に残す「佐原の町並み」が、「佐原」の「市街地」を「南北」に流れる「小野川」沿い、「佐原の市街地」を「東西」に走る「香取街道」、及び「下新町通り」などに見ることができます。
 「佐原の町並み」ですが、「佐原」が最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた「木造町家建築」、「蔵造り」の「店舗建築」、「洋風建築」などから構成されています。
 「佐原の人々」は、「江戸の文化」を取り入れ、更にそれを「独自の文化」に昇華していて、「江戸優り(エドマサリ)」といわれるほど栄えていたそうで、「当時」の「面影」・「歴史景観」を「今」に残し、またそれを活かした「まちづくり」に取り組んでいることが認められ、「佐原の町並み」は、平成8年(1996年)12月、「関東」で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されています。
 「佐原の重伝建」は「昔」からの「家業」を引き継いで「今」も「営業」を続けている「商家」が多いことから、「生きている町並み」としても評価されています。

 「重要伝統的建造物群保存地区」には、「佐原の偉人」「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)が過ごし、寛政5年(1793年)建築された「伊能忠敬旧宅」(国指定史跡)(2012年2月24日のブログ参照)のほか、「千葉県」の「県指定有形文化財」も「8軒」(13棟)が「小野川」沿いや「香取街道」沿いに「軒」を連ねています。
 「重要伝統的建造物群保存地区」「千葉県指定有形文化財」ですが、大正3年(1914年)建築の「三菱館」(2012年1月27日のブログ参照)、「土蔵」が明治元年(1868年)「店舗」が明治28年(1895年)建築の「福新呉服店」(2012年4月29日のブログ参照)、「店舗」が安政2年(1855年)「土蔵」が明治25年(1892年)以降に建築の「中村屋商店」(2012年5月21日のブログ参照)、明治13年(1880年)建築の「正文堂書店」(2013年6月22日のブログ参照)、「店舗」が天保3年(1832年)「土蔵」が明治元年(1868年)建築の「いかだ焼き本舗正上」(2011年12月28日のブログ参照)、「店舗」が明治25年(1892年)「土蔵」が明治23年(1890年)建築の「小堀屋本店」(2012年8月31日の
ブログ参照)、、明治25年(1892年)建築の「中村屋乾物店」、「店舗」が明治33年(1900年)「土蔵」が寛政10年(1798年)に建築の「旧油惣商店」が指定されています。

 「八坂神社」は、「香取市」「佐原」「本宿地区」に鎮座する「神社」で、「御祭神」は「素戔鳴尊(スサノオノミコト)」、「旧社格」は「村社」です。
 「八坂神社」は、古く「佐原諏訪山」近傍の「天王台」に創建、江戸時代末期の天和年間(天正以前の説あり)になり「現在地」へ遷座、「佐原本宿地区」の「総鎮守」となったそうです。
 「八坂神社」ですが、当初「表口」は「浜宿側」(現・千葉萌陽高等学校側)にありましたが、明治初年「八坂神社」「社殿」「改造」の際に、現在の「八日市場側」(千葉県道55線佐原山田線・通称「香取街道」側)にも増設しています。
 それ以来、「八坂神社」には「正門」が2か所存在し、それぞれ「浜宿口」、「八日市場口」という「呼び方」がされ、「正門」は1年置きに交代するそうです。
 「八坂神社」「境内」には、「水郷佐原山車会館」(2013年1月2日のブログ参照)があり、毎年7月10日以降の連続する「金・土・日」に「例祭」が行われており、「例祭」は「佐原の大祭夏祭り」と呼ばれています。

 「佐原の大祭」(2011年7月13日のブログ参照)ですが、江戸時代から約300年続いている「祭礼」で、毎年7月に行われる「八坂神社祇園祭」(2014年7月8日・2013年7月10日・2012年7月9日・2011年7月11日のブログ参照)と、10月に行われる「諏訪神社秋祭り」(2014年10月8日・2013年10月10日・2012年10月10日・2011年10月3日のブログ参照)を総称したもので、「佐原の大祭」は、2004年(平成16年)に、「国指定重要無形民俗文化財」に指定されています。
 「佐原の大祭夏祭り」では、「大人形」を乗せた「高さ」9mもある「山車」が、「小江戸」と称される「佐原の町並み」(国選定重要伝統的建造物群保存地区)を、「日本三大囃子」「佐原囃子」(2012年2月23日のブログ参照)の「音色」に合わせ、「小野川」の「東側一帯」(本宿地区)「佐原の町並み」を、10台の「山車」が曳き廻され、「勇壮」で「風情」たっぷりなその様子は、江戸時代の「情景」を彷彿させ、「佐原の365日」はこの日のためにあるといっても過言ではないといえるほど盛り上がりをみせます。

 「佐原の大祭」は、上記のように「年」に2回行われ、「夏」は「小野川」を挟んで「東側」の「本宿」・「八坂神社」、「秋」は「西側」の「新宿」・「諏訪神社」の「祭礼」として行われます。
 江戸時代、「見物の群衆、人の山をなし」といわれるほど「賑わい」を見せた「佐原の大祭」は、何といっても「華麗」な「山車」、「哀愁」を帯びた「佐原囃子」が「特徴」とされ、「古い町並み」の残る「小野川」沿いを行き交う「山車」の「姿」は、「見どころ」のひとつで、「佐原のまち」に「小江戸の賑わい」が戻る「祭礼」となっています。

 「佐原のまちなか」では、「祭」(佐原の大祭)が近づくと、どこからともなく「お囃子」が聞こえてきて、「佐原」「各町内」の「下座連」が「練習」を始めるそうです。
 そして「佐原の大祭」「期間中」、「下座連」は「山車」に乗り込み、曳き廻される「道々」に合わせ「曲」を演奏し、その「音色」が「江戸の風情」へと誘います。
 また「佐原の大祭」「自慢」の「山車」は、「総欅造り」の「本体」に、「関東彫り」の「重厚な彫刻」が飾り付けられ、「上部」には、江戸・明治期の「名人人形師」によって製作された「高さ」5mにも及ぶ「大人形」が乗っています。
 なお今年(2015年)の「佐原の大祭夏祭り」ですが、3年に一度の「本祭」で、7月11日(土)には、9時頃から「山車」10台が「小野川」の「船戸川岸通り」に整列し、「小野川」沿いなどを練り歩き、17時には「年番引継ぎ行事」のため、「忠敬橋」付近を「先頭」に「香取街道」に「山車」が整列するそうです。
 また、7月12日(日)12時頃から「神輿の神幸」が行われ、「御神輿」が「八坂神社」を出発し「各町内」を巡行するそうです。
 なお今年の「佐原の大祭夏祭り」で曳き廻される「山車」は、下記の通りです。

 「神武天皇(ジンムテンノウ)」 船戸(フナド)

 「菅原道真(スガワラノミチザネ)(菅公)」 下仲町(シモナカチョウ)

 「太田道灌(オオタドウカン)」 上仲町(カミナカチョウ)

 「経津主命(フツヌシノミコト)」 荒久(アラク)

 「天鈿女命(アマノウズメノミコト)」 本川岸(ホンガシ)

 「鯉(コイ)」 八日市場(ヨウカイチバ)

 「武甕槌命(タケミカズチノミコト)」 浜宿(ハマジュク)

 「金時山姥(キントキヤマウバ)」 寺宿(テラジュク)

 「伊弉那岐尊(イザナギノミコト)」 田宿(タジュク)

 「鷹(タカ)」 仁井宿(ニイジュク)

 今年(2015年)の「佐原の大祭秋祭り」の「スケジュール」は、下記の通りです。

 7月10日(金)

 10時00分〜  山車乱曳き (各町内)

 随時     のの字廻し(任意) (山村会館前交差点等)

 随時     佐原囃子と手踊りの披露 (各山車前・随所)

 7月11日(土)

  9時00分〜  山車整列〜巡行(揃い曳き) (船戸川岸通り〜)

 17時00分頃  山車整列完了(10台) (香取街道)

 18時20分〜  年番引継行事・通し砂切 (香取街道)

 20時00分頃  各町曳き別れ (小野川中橋)

 20時30分〜  年番前後三町交歓会

 随時     佐原囃子と手踊りの披露 (わくわく大休憩広場等)

 7月12日(日)

 10時00分〜  山車乱曳き(10台)

 12時00分頃  神輿の神幸 (八坂神社〜各町内)

 随時     のの字廻し (山村会館前交差点等)

 随時     佐原囃子と手踊りの披露

 「佐原の大祭夏祭り」では、「区域内」に「各種広場」を特設、大きく分けて3つの「会場」(広場)で開催され、「会場」(広場)ですが、「わくわく大休憩広場」、「にぎわい広場小江戸茶屋」、「ふるさとお土産テント村」となっています。

 「わくわく大休憩広場」ですが、10時00分から22時00分まで「忠敬橋」付近「駐車場」に設置され、「広場内」では、「佐原囃子の演奏」と「手踊り」が披露され、「飲食物の販売」や、「休憩の場」として利用できます。
 「わくわく大休憩広場」の「イベントスケジュール」は、下記の通りです。

 7月11日(土)

 12時30分〜、14時30分〜、17時00分〜

 櫻鈴芸座連(鹿嶋市)・手踊り・翔踊会社中

 7月12日(日)

 12時30分〜、14時30分〜、17時00分〜

 鹿嶋芸座連(鹿嶋市)・手踊り・翔踊会社中

 「にぎわい広場小江戸茶屋」ですが、10時00分から22時00分まで「下仲町町並み見学者用駐車場」に設置され、「会場内」には、「他市町村」からの「実演・販売コーナー」等を設置、「飲食物」の「販売」や、「お食事」・「休憩施設」として利用できます。

 「ふるさとお土産テント村」ですが、10時00分から22時00分まで「八坂神社」付近「交差点」横に設置され、「ふるさと産品育成事業」により開発された、「美味しい芋菓子」や、「地元農業団体」による「新鮮な野菜」や、「農産加工品」の「販売」等が行われ、「飲食物の販売」や、「休憩の場」に利用できるそうです。

 「佐原の大祭夏祭り」では、「期間中」に「佐原囃子を小野川で演奏」が行われ、7月11日(土)・12日(日)に催行されます。
 「佐原囃子を小野川で演奏」「詳細」は、下記の通りです。

 7月11日(土)

 11時00分〜12時00分 櫻鈴芸座連(鹿嶋市)

 13時00分〜14時30分 佐原小郷土芸能部

 15時00分〜16時00分 佐原中郷土芸能部

 7月12日(日)

 11時00分〜12時00分 鹿嶋芸座連(鹿嶋市)

 両日、「翔踊会社中」による「手踊り披露」が行われ、「手踊り披露場所」ですが、「夢時庵(ムージャン)前」、「呉栄橋前」で、11時00分から12時00分までとなっています。

 「佐原の大祭秋祭り」「期間中」、「香取市」では「利根川河川敷」に「特設大駐車場」(臨時駐車場)が設けられ、「利根川河川敷」「特設大駐車場」(臨時駐車場)から「中橋」付近まで「小野川」を「シャトル舟」が運航されるそうです。
 「シャトル舟」の「運航」は、下記の通りです。

 運航時間 9時30分〜21時00分

 料金
 往復券(大人1300円、小学生700円)
 片道券(大人800円、小学生400円)

 また「期間中」、10時00分から22時00分まで「佐原の町並み」等、「香取市」「佐原」では、「大幅」な「交通規制」が実施されますので、ご注意下さい。
 なお、本年度は「従来」の「地域」に加え、「荒久」・「仁井宿」・「八日市場地域」も「大幅」な「交通規制」が実視されるそうです。

 「風情」ある「佐原の町並み」、「本宿地区」で開催される「山車」の「競演」、「曳き廻し」が行われる「北総の小江戸」の「伝統行事」「佐原の大祭夏祭り」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「佐原の大祭夏祭り」詳細

 開催期間 7月10日(金)〜12日(日)

 開催時間 10時〜22時

 開催会場 佐原本宿地区(八坂神社周辺) 香取市佐原

 問合わせ 香取市商工観光課 0478-54-1111
      水郷佐原観光協会 0478-52-6675

 備考
 「佐原の大祭夏祭り」は、「雨天決行」で行われる「伝統行事」です。
 今年の「神輿年番」は、「荒久」で、「震災」以降、5年ぶりに「神輿」が「全町内」を巡行するそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2671 |
| 地域情報::香取 | 10:24 AM |

PAGE TOP ↑

(C) Copyright Inubozaki Kanko Hotel. All rights reserved.