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「成田山新勝寺」の重要文化財(成田市)
 昨日の天気とうってかわって、快晴の上、海上(かいじょう)の波高く素晴らしい景観なので思わず写メしてしまいました。

 昨日・一昨日に続き、今回ご案内するのは「成田山新勝寺」の「重要文化財」を含む「伽藍」です。

 「成田山新勝寺」(以下「成田山」と表記)の「あらまし」、「歴史」に続いて、今回は新旧のさまざまな「建築物」をフォーカスして「伽藍」をご案内します。

 「成田山」は広い境内にさまざまな建築物が並び、江戸中期から末期の建築である「仁王門」「三重塔」「釈迦堂」「額堂」「光明堂」の5棟が「国指定重要文化財」に指定されています。

 参道を10分ほど歩き、急な石段を上った先の台地上に「伽藍」が広がっています。
 石段の途中に「仁王門」、石段を上った先の正面に「大本堂」、その手前右手に「三重塔」、「鐘楼」、「一切経蔵」などが建つ。 この他、「大本堂」の左手に「釈迦堂」、「大本堂」背後の一段高くなった地には「額堂」、「光明堂」、「開山堂」、「平和の大塔」などが建っている。
 なお境内の東側には広大な先(11月12日)のブログで紹介した「成田山公園」になっています。

 「総門」ですが、開基1070年記念事業として2006年に竣工。
 境内入口に建つ「総欅造り」の建築物。
 2階部には「不動明王」や「千手観音」、「大日如来」など8体の木製仏像が奉安されています。

 「光輪閣」は境内入口、「仁王門」左方に建つ建造物。
 護摩祈祷の受付、精進料理の接待など、信徒向けに使われる建物。

 「仁王門」は国の「重要文化財」。
 入母屋造の八脚門で、1830年(天保元年)建立。

 「大本堂」は「成田山」の中心となる堂。
 「本尊不動明王像」を安置する入母屋造り、1968年建立の建築物。

 「三重塔」も国指定「重要文化財」。
 1712年建立、高さ25mの中規模の塔。
 軒裏には垂木(軒を支える棒状の部材)を用いず、雲文を刻んだ板で軒を支える板軒とする。
 初層は各面の中央を扉とし、その両脇の柱間には「十六羅漢」の彫刻を施してある。
 この他、柱・長押・貫などの部材に「地紋彫り」を施すなど、近世建築らしく装飾性豊かな塔。

 「釈迦堂」も国指定「重要文化財」。
 入母屋造の仏堂で1858年(安政5年)建立の旧本堂。
 屋根正面に千鳥破風を付け、堂の周囲には「二十四孝」と「五百羅漢」の浮彫が施されている。

 「額堂」も国指定「重要文化財」。
 1861年(文久元年)に建てられた入母屋造、全面吹き放し(建具や壁を造らない)の堂で、「絵馬」を掲げるための建築物。

 「光明堂」も国指定「重要文化財」。
 入母屋造の仏堂で、1701年(元禄14年)建立。
 「釈迦堂」が「本堂」になる前の旧本堂。

 「一切経堂」は1722年に建立。
 方三間、宝形造で、内部に「輪転経蔵」がある。

 「平和大塔」は「平和の大塔」とも称し、境内最奥に建つ、高さ58.1mの多宝塔形の仏塔で、1984年の建立。
 外観は二重塔だが内部は5階建て。
 塔の基壇部分にある1階は「霊光殿」と称し、大塔入口と写経道場のほか、「絵馬」などの文化財を展示。
 2階は「明王殿」と称し、「不動明王」を中心とする「五大明王」の巨像を安置し、「昭和曼荼羅」、「真言宗祖師伝」などの絵画が荘厳され、大塔各所を警備するコンソールが置かれています。
 3・4階はそれぞれ「経蔵殿」「法蔵殿」と称し、信徒が奉納した「不動明王」の小像を多数安置。
 5階は「金剛殿」と称し「五智如来」像を安置。
 地下には各国の元首から寄せられた「平和へのメッセージ」を封入したタイムカプセルが、落慶した1984年、記念に埋められている。
 このタイムカプセルは、2434年に再発掘・開封が予定されています。

 「奥之院」は「成田山」の本尊である「不動明王」の本地仏「大日如来」が安置。
 通常、内部は公開されていないが、大日如来の祭礼である「成田祇園祭」の期間中(その他の例外もある)内部が一般に公開され参拝する事が出来ます。

 「薬師堂」は、成田駅方面から成田山に向かう三差路の左側、成田山新勝寺飛地境内に位置します。
 「光明堂」が本堂になる前の旧本堂。
 1655年に建立され1855年に現在地に移転した。
 成田山新勝寺建物としては、現存する中で最も古い建物であるが、創建当時の構造材は少ない。

 「交通安全祈祷殿」は国道51号の成田山入口交差点を入り、少し行くと左側に位置する。
 その名の通り交通安全祈祷を行う場所。
 成田山の交通安全祈祷は、昭和30年代より始められた。

 最後にご紹介するのは、「成田山公園」です。
 先(11月12日)のブログで紹介した今時分、紅葉が見頃の公園。
 境内の東側一体に広がる、池を中心とした大公園で、広さは165000平方メートル。

 建物以外の文化財では「木造不動明王及び二童子像」(大本堂に安置する当時の秘仏本尊)がある。
 中尊の「不動明王像」は、坐像で像高約133cm。
 両脇に二童子をしたがえる鎌倉時代の作品です。
 その他に、「鐘楼」「一切経蔵」など多数の文化財を有しています。

 幾重の困難を乗り越え、今も昔も成田から日本を見守る関東屈指の名刹「成田山新勝寺」。
 歴史的構造物を有するパワースポットにお出かけしませんか?



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| 地域情報::成田 | 10:21 AM |

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