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「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」(東庄町)
 本日ご紹介するのは、となりまち「東庄町」「千葉県立東庄県民の森」で4月18日(土)に開催されます「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」です。

 「千葉県立東庄県民の森」(2011年4月22日のブログ参照)は、「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)(2012年7月10日のブログ参照)にあり、「自然環境」の豊かなところにあります。
 「千葉県立東庄県民の森」内には、「硬式用テニスコート」が3面、「5人立て専用」の「弓道場」があり、「緑」豊かな「自然」の中で、「テニス」が楽しめたり、厳(おごそ)かに「弓道」を楽しむことができます。

 「千葉県立東庄県民の森」の「区域面積」は、100ha(ヘクタール)で、「千葉県」の「北部」を流れる「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)に近く、上記のように「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)にあって、「眼下」に「干潟八万石」の「大水田地帯」や遠く「九十九里浜」(九十九里海岸)(2012年5月11日のブログ参照)を望むことができます。
 「千葉県立東庄県民の森」には、「芝生広場」、「湿地植物園」、「水鳥観察舎」などもあり、その他にも「森林館」(管理事務所)、「ふるさと館」、「展望台」、「フィールドアスレチック」、「水鳥広場」、「お花見広場」、「森の教室」、「花しょうぶ園」、「樹木園」、「見晴し台」などがあります。

 「千葉県立東庄県民の森」「周辺」の「夏目堰」は、「カモ」や「白鳥」などの「水鳥」が多数飛来しており、「千葉県立東庄県民の森」「水鳥観察舎」からも「観察」ができるので、「四季折々」の「バードウォッチング」が楽しめる「スポット」として知られています。
 「夏目堰」は、もとは「椿海」(2011年4月17日のブログ参照)「潟湖」の「一部」でしたが、「椿海」「周辺」は江戸時代に干拓され、現在は「干潟八万石」といわれる「大水田地帯」になっています。

 「千葉県立東庄県民の森」は、「県土」の「自然」を守り、多くの「県民」が「森林」と親しみ、「森林」を知り、その「恵み」を受けながら、「自然」と共に生きる「心」の「創造」を目指して造られたものです。
 このため「千葉県立東庄県民の森」は、「森林」での「学習」、「レクリエーション」、「スポーツ」、「文化活動」、「林業体験」など、「森林」の「総合利用」を図る「施設」として整備されています。

 「タケノコ」(竹の子、筍、英名・bamboo shoot)は、「イネ科」「タケ亜科」「タケ」の「若芽」を指し、「日本」や「中国」などで「食材」として利用されており、「タケノコ」は、「春」の「季語」として用いられています。

 「竹」の「地下茎」(根茎)は、「節」ごとに「根」と「芽」を備え、主に3〜4年目の「芽」が「温帯」では、「春先」に、「熱帯」では「夏」に「伸長」を始めます。
 その「速さ」は「次第」に増し、「地表」に「顔」を出す頃は、「日」に「数センチ」程度だったものが、10日目頃には「数十センチ」から「時」には「1メートル」を超えるなど、「ツル性」を除く「披子植物」のうち、最も「成長」が速いとされ、「タケノコ」にうっかり「帽子」に掛けたまま、1日たつと取ることができなくなっている場合があるともいわれます。
 この様に「昼夜」を問わず伸びるのがとても速いことから、「一種」の「民間語源」として、「漢字」の「筍」は10日間を意味する「旬」から来ている、などと言われることもあるそうです。
 ただ、2〜3か月程度でその「成長」は止まり、やがて「若竹」となって「皮」を落としますが、「高さ」や「太さ」はそれ以上変化せず「硬化」が進み、「成竹」となって10年ほど生きるそうです。

 「タケノコ」は、「地中」にあるうちに「節」が全て(「孟宗竹」で約60)形成され、「根」に近い「節」から「順」に伸長して行き、「節」の「数」については、同じ「地下茎」なら、みな同じとの「調査結果」があります。
 また、固い「タケノコ」の「皮」(悍鞘)は柔らかい「本体」(悍)を保護するだけでなく、「節」の「成長」を助ける「役割」を持っているため、「若竹」の「皮」を取ると、その「節」の「成長」は止まってしまうそうです。
 「地上」に「顔」を出してから、間もなく「成長」が止まり、そのまま枯れて腐ってしまう、「止まりタケノコ」と呼ばれる「現象」があり、その「数」は「全体」の「半数」から7割に達するといいます。
 すなわち、「タケノコ」は、過度に採取しなげれば、「竹林」の「成長」に影響しないそうです。

 「タケノコ」ですが、「春先」、「地面」から「芽」の出かけているものを「食用」とし、その後、数m程度に成長したものの「穂先部分」も刈り取って「食用」としますが、これは「穂先タケノコ」と呼ばれます。
 「タケノコ」は、「切断直後」より「えぐみ」が「急激」に増加し、掘り採ってから「時間」が経つほど、固くなると共に「えぐみ」が強くなるので、「極力」早いうちに「調理」や「下ごしらえ」を行うことが求められ、冷蔵すると遅らせることはできますが、早い程よいそうです。
 「タケノコ」の「加工品」としては、「水煮」の「缶詰」などにされるほか、「メンマ」などにも加工されます。

 「タケノコ」の「種類」ですが、「日本」で「食用」にされる「タケノコ」の「代表的」なものは「中国」から伝えられた「モウソウチク」でありますが、「ハチク」と「マダケ」もよく知られており、それらの「タケノコ」を比較すると下記のような「顕著」な「違い」が見られるそうです。

 モウソウチク 皮は黒斑と粗毛におおわれ、時期は3〜4月

 ハチク 皮は淡紅色で、時期は4〜5月

 マダケ 皮は薄い黒斑におおわれ、時期は5〜6月

 ネマガリダケ タケノコが弓状に曲がって生え、時期は5〜6月

 カンチク 黄色または黒紫色、時期は10月

 「タケノコ」の「生産地」ですが、「日本」では古来より「乙訓」(「京都府」「向日市」・「長岡京市」・「大山崎市」)が「名産地」として「有名」で、その他「福岡県」「北九州市」の「合馬たけのこ(オウマタケノコ)」といった「高級筍」も「有名」で、「大阪市内」の「高級料亭」では「大阪府」「貝塚市」「木積(コツミ)地区」「生産」のものも「珍重」されています。
 また「日本」では、「収穫作業」が「竹の子掘り」と称して「季節」の「観光行事」としても親しまれています。

 「水煮」として「缶詰」や「レトルトパック」で流通している「タケノコ」の多くが「中国」からの「輸入品」となっており、「中国」では「秋」にも出荷されており、「冬」を控えて行われる「竹園」の「整備」で伐採された「地下茎」から、「タケノコ」が収穫されていますが、小さく堅いことから「加工食品用」にされます。

 「タケノコ料理」ですが、下記の通りとなっています。

 「日本料理」

 ・生食、焼き物

 目安として一時間以内の、特に新鮮なものであれば、生や軽く湯がくだけで刺身や焼き物として、風味を最大限味わうことができる。
 これを目当てに、タケノコ掘りに出かける人も多い。

 ・煮物

 カツオ節で出汁を煮含めるものが多い。
 そのまま煮詰める土佐煮、またはわかめと共に若竹煮が代表的な調理法で、中程より上の柔らかい部分が適します。

 ・揚げ物

 アク抜きしたものは水分が多く、おいしく天ぷらにするにはテクニックが要る。

 ・その他具材

 タケノコご飯や吸い物の具にしたり、八宝菜等の炒め物など。

 ・皮

 柔らかい皮(甘皮)は、本体と同じく食用にされる。
 固い皮は食器代わりなどに利用されるほか、梅干しを包んで子供のおやつにする。

 「中国料理」

 ・玉蘭片(ユィランピエン)

 江南地方の加工品でタケノコを冬掘りして塩漬けにしたもの。スープや旨煮に用いる。

 「台湾料理」

 ・乾筍(メンマ)

 タケノコを乳酸発行させた漬物。
 元は台湾の嘉義県における伝統食材で、日本でもラーメンの具や酒のつまみとしてポピュラーな食材。

 「タケノコ」は、収穫する「タイミング」が生長し始めてから早いほど「苦み」や「アク」が少なく美味しいとされています。
 生長するにしたがい、含まれている「甘み成分」が消費され、「繊維質」は増加して堅く締まり、「苦み」より強くなって「食用」には適さなくなり、「モウソウチク」の場合、「土」から「顔」を出す前に掘るのが望ましい(地面が盛り上がっているのを見分けて掘る)とされますが、「マダケ」や「ネマガリダケ」のように、30cm程度に生長した「地上部」を折り取って「収穫」できる「種類」もあります。

 「タケノコ」の「アク」は、「シュウ酸」や「ホモゲンチジン酸」と、その「配糖体」などが「主成分」とされ、「アルカリ性」の「水」(コメのとぎ汁や重曹)で除くことができますが、「タケノコ」は、「アミノ酸」の「一種」「チロシン」を非常に多く(100g中690mg・日本食品成分表)含み、これが「酵素」によって次第に変化し、「ホモゲンチジン酸」になるため、「加熱」して「酵素」を失活させる「アク止め」が「必要」となります。
 これは掘り採ってから早いほどよしとされ、

 「湯を沸かしてから掘れ」

 とも言われます。
 「タケノコ」の「アク」には、「青酸配糖体」も含まれていますが、薄く切った場合で8〜10分以上「煮込む」と「安全」となるそうです。
 なお、「ホモゲンチジン酸」と違って「チロシン」は「水」に溶けにくく、「タケノコ」の「節内部」に、白い「粉末状」の「結晶」として折出し、「店頭」の「半割」された「水煮」でよく見掛けます。
 (チロシンは、生長する時にリグニンの材料として使われるので、この様にストックされています。)
 「日本料理」の「煮物」として「調理」する際には、「米糠」と、「輪切り唐辛子」などを用いて「アク抜き」するのが「一般的」ですが、上記の通り「水」で煮るだけでも「アク止め」、また、「中華料理」では、「湯」で「アク抜き」する「代わり」に、「高温」の「油」で揚げて処理することも行われます。

 「タケノコ」の「栄養価」ですが、「栄養成分」は、「タンパク質」に富み、「カリウム」や「食物繊維」の「他」、「ビタミンB1」、「ビタミンB2」、「ビタミンC」、「ビタミンE」などを含み、「食物繊維」は、「コマツナ」や「キャベツ」と同じ程度であるとされています。

 「日本語」における「タケノコ」の「諺(コトワザ)」・「比喩表現」ですが、下記の通りとなっています。

 雨後のタケノコ

 雨が降った後はタケノコの生えやすいことから、何かをきっかけとしてある物事が続々と発生すること。

 タケノコ生活

 タケノコの皮を1枚ずつはぐように、身の回りの衣服・家財などを少しずつ売って食いつないでいく生活。

 タケノコ剥ぎ

 性風俗店で用いられる用語で、ボッタクリ商法のひとつ。
 タケノコの皮をはがす行為に由来し、初期料金を安く見せかけ、女の子の脱衣や接触行為などのオプション料金を積み上げていった結果、法外な高額の料金になってしまうこと。

 タケノコ医者(筍医者)

 (筍がやがて竹になり藪になることから)技術が下手で未熟な藪医者にも至らぬ医者のこと。

 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」ですが、「千葉県立東庄県民の森」の「体験イベント」で、4月18日(土)に開催されます。
 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」の「受付時間」ですが、「東庄県民の森管理事務所」で、9時00分から「受付」を行い、「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」は、9時30分から12時00分頃まで行うそうです。
 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」の「実施内容」ですが、「千葉県立東庄県民の森」にて、「春の里山観察」、「タケノコ収穫体験」となっています。
 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」の「参加費」ですが、「お一人」500円()となっており、「定員」ですが、20名となっています。
 (「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」ですが、「電話」で「事前予約」「受付」となっています。)

 「自然」豊かな「千葉県立東庄県民の森」で開催される「体験イベント」「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」。
 この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」詳細

 開催日時 4月18日(土) 9時半〜12時頃 (受付は9時〜)

 開催会場 千葉県立東庄県民の森 香取郡東庄町小南639

 問合わせ 千葉県立東庄県民の森 0478-87-0393

 備考
 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」ですが、「雨天」の場合「中止」となるそうです。
 「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」ですが、「参加」される際、「クワ」、「スコップ」等、「タケノコ」を掘る「道具」の「持参」を呼びかけています。
 また「里山の仕事体験」「タケノコ収穫」「参加者」の「服装」は、「軍手」、「長靴」など、汚れてもよい「服装」での「参加」を呼びかけています。

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