本日ご紹介するのは、近隣市「成田市」「成田市さくらの山」に3月26日(木)にオープンする「観光物産館」「空の駅さくら館」です。
「成田市」は、「面積」約214平方km、「人口」は131384人(平成27年2月末日現在)で、「千葉県」の「北部中央」に位置する「中核都市」です。
「成田市」の「北」は、とうとうと流れる「坂東太郎」・「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)をへだてて「茨城県」と接し、「西」は「県立自然公園」に指定されている「印旛沼」(2011年2月3日のブログ参照)、「東」は「香取市」と接しています。
「成田市」の「西側」には「根木名川」、「東側」には「大須賀川」がながれ、それらを取り囲むように「広大」な「水田地帯」や「肥沃(ヒヨク)」な「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「畑地帯」が広がっています。
「成田市」「北部」から「東部」にかけての「丘陵地」には「工業団地」や「ゴルフ場」が点在し、「南」には「日本の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)・「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)があります。
また「成田市」の「中心部」である「成田地区」は1000年以上の「歴史」がある「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)の「門前町」として栄え、毎年多くの「参拝者」で賑わいます。
「成田市内」には他にも数多くの「寺社」が点在しており、「成田市」は、豊かな「水」と「緑」に囲まれ、「伝統的な姿」と「国際的な姿」が融和した「都市」として知られています。
「成田市」は、平成18年(2006年)3月27日、「香取郡」「下総町」、「香取郡」「大栄町」の「2町」が合併し、新生「成田市」が誕生、「北総台地」(下総台地)の「中核都市」としてさらなる「飛躍」を果たしました。
かつての「田園観光都市」「成田」は、「信仰のまち」としての「顔」と、「経済」、「文化」の「様々」な「分野」での「国際交流」の「拠点」として、「国際交流都市」の「顔」をもつ「まち」へと大きく変貌しています。
「成田市」の「農産物」ですが、「お米」、「サツマイモ」、「栗」、「クリームスイカ」(黄玉)、「落花生」、「根菜類」(ダイコン・ニンジン)、「花卉」、「シロウリ」となっています。
「お米」は、「成田市」では「千葉県」の「産地銘柄」である「コシヒカリ」、「ふさおとめ」、「ふさこがね」を「中心」に栽培されており、「成田市」の「農業生産」の「中心的作物」となっています。
「サツマイモ」は、「用途」により「食用」と「工業用」に分けられ、「工業用」は「澱粉」を採ったり、「アルコール」の「原料」として利用されていましたが、現在はほとんどが「食用」となっています。
「栗」は、「県内」でも数少ない「選果場」の「JA成田市園芸センター」1ヶ所に集められ、「粒」のそろいがよいと「市場」でも「好評」です。
「クリームスイカ」(黄玉)は、古くから「久住地区」を「中心」に栽培され、「栽培」が難しいとされる「技術」を「クリア」して、「良質」の「生産」に「成功」し、現在に至っています。
「落花生」は、かつて1000ha以上の「作付け」がありましたが、現在は「ピーク時」の5分の1以下となっています。
「根菜類」(ダイコン・ニンジン)は、「ダイコン」は「春ダイコン」と「秋冬ダイコン」が栽培され、「ニンジン」は、「向陽2号」や「陽州5寸」の「品種」が栽培されています。
「花卉」は、「切り花」として「カーネーション」、「バラ」が栽培され、「鉢物」として「シクラメン」、「カランコエ」、「ポインセチア」、「リーガースベゴニア」等が栽培されています。
「シロウリ」は、「鉄砲漬」の「原料」として栽培され、「栽培」は「遠山地区」の「生産者」8名が行い、約50アールに作付け、「年間」約30t(トン)が出荷されています。
「成田国際空港」(NARITA International Airport)は、「成田市」の「南東部」、「三里塚地区」にある「国際空港」で、「首都圏」に発着する「国際線」や、「主要都市」への「国内線」「航空便」が発着する、「空港法4条」で法定されている「空港」で、「航空法」上の「混雑空港」で、「成田国際空港」は、毎日約10万人もの「人」が行き交う「世界の空の玄関口」として知られています。
「成田国際空港」は、かつての「正式名称」が「新東京国際空港」でありましたが、2004年(平成16年)4月1日、「成田国際空港株式会社法」が施行され、「空港」を管理する「新東京国際空港公団」(New Tokyo International Airport Authority,NAA)が、「日本国政府」による100%出資で設立された「成田国際空港株式会社」(英・Narita International Airport Authority,NAA)に改組し「民営化」(特殊法人化)されたことに伴い、改称されており、「NAA」の「略称」ですが、「旧・公団時代」から引き継がれたものなのだそうです。
「成田国際空港」の「名称」ですが、「日本国内」では、上記の「改称」以前から広く「成田空港」もしくは単に「成田」という「呼び方」が定着し、「成田国際空港」の「名称」ですが、「国際的」な「視点」から見ますと、「日本国」の「首都」である「東京」の「国際空港」として機能しているため、「千葉県内」に「空港」が所在しながらも「便宜上」、「東京成田」(英・Tokyo-Narita)あるいは単に「東京」とも言われることがありますが、「東京国際空港」(通称・羽田空港)と「区別」するため「前者」が用いられることが多いそうです。
「成田国際空港」には、「第1ターミナル」「横」にある「A滑走路」(4000m)、「第2ターミナル」「側」に「B滑走路」(2500m)があります。
「A滑走路」(第1滑走路)は、「関西国際空港」(英・Kansai International Airport)の「第2滑走路」と並び「日本」では「最長」の4000m「滑走路」を有しています。
「B滑走路」(第2滑走路)は、2002年(平成14年)5月に開かれました「日韓ワールドカップ」に間に合わせる「形」で、同年の4月18日に、当初「計画」の「長さ」より短い2180mの「平行滑走路」として「暫定的」に供用開始され、2009年(平成21年)10月22日から2500mでの「供用」が開始されています。
「成田市さくらの山」は、「成田国際空港」に隣接する「成田市」「駒井野」に位置する「公園」で、「成田国際空港」「A滑走路」「北側」(北端)にあり、「成田市」が整備した「公園」です。
「成田市さくらの山」は、小高い「丘」に位置し、「さくらの木」の「下」で「航空機」の「離着陸」の素晴らしい「眺め」を望むことができます。
「成田市さくらの山」の「展望デッキ」からの「眺望」が素晴らしいこと、また「桜の季節」に、「桜」の「花越し」に滑空する「飛行機」の「姿」を望む、他ではなかなか見ることができない「鑑賞スポット」であることから、「成田市」でも「屈指」の「観光スポット」・「撮影スポット」として親しまれ、「千葉県」が選定している「ちば眺望100景」のひとつにも選ばれています。
「成田市さくらの山」ですが、2000年(平成12年)4月1日に供用開始された「公園」で、2007年(平成19年)に「駐車場」が3倍に増設され、「周辺歩道」などが整備されています。
また「成田市さくらの山」ですが、「面積」4.9ha(ヘクタール)の「園内」に「ソメイヨシノ」や「ヤマザクラ」など「サクラ類」300本、「低木類」が5300本植栽されており、「成田市」の「桜の名所」として知られています。
「成田市さくらの山」の「詳細」は、下記の通りです。
成田市さくらの山
所在地 成田市駒井野13381
面積 4.9ha
主な施設 展望デッキ・ベンチ
主な樹木 ソメイヨシノ・ヤマザクラ・シダレザクラ・ヒガンザクラ
トイレ施設 有(多目的有)
駐車場 普通車91台・大型車3台
「成田市さくらの山」「駐車場」内には、2008年(平成20年)9月6日にオープンした「農産物直売所」「さくらの山観光物産館」がありました。
「さくらの山観光物産館」ですが、「地元」でとれた「季節」の「旬」の「野菜」や「果物」をはじめ、「手作り」の「お弁当」、「千葉」の「お米」や、「成田国際空港」や「成田」ゆかりの「お土産」を販売していました。
この度(たび)「成田市」では、3月26日(木)に「飛行機」と「桜」を同時に楽しめる「成田市民の憩いの場」「農産物直売所」「さくらの山観光物産館」を「観光物産館」「空の駅さくら館」としてオープンすることになりました。
新たな「観光スポット」として誕生する「観光物産館」「空の駅さくら館」ですが、「地元」「成田」で採れた「季節」の「野菜」や、「地域」の「特産品」、「果物」が集まる(揃う)「物販コーナー」はもちろん、「成田市観光キャラクター」「うなりくん」(2011年1月15日のブログ参照)の「活動紹介」の「展示」や、「観光情報コーナー」、「焼き立て」の「パン」が並ぶ「軽食販売コーナー」も集約された「総合観光情報施設」として「成田市」の「見どころ」や「美味しいもの」が「魅力満載」に発信されていく予定になっています。
「観光物産館」「空の駅さくら館」の「施設」の「名称」ですが、「さくらの山観光物産館」が「成田市民」の「皆さん」のほか、「国内外」からも広く親しまれ、多くの「人」に利用される「施設」となるよう、昨年(2014年・平成26年)8月に「愛称」を「公募」したところ、「全国」から145件の「応募」があったそうです。
「全国」から集まった145件もの「応募作品」の中から「審査」した結果、
「施設の特徴や地域性が考慮され、覚えやすく親しみやすい」
ということで「愛称」が「空の駅さくら館」に決まったそうです。
「愛称」の「意味」ですが、「さくらの山」を「イメージ」し、「食のコーナー」なので「食偏」のついた「館」とし、「さくらの観光スポット」として「有名」であり、「さくら」の「イメージ」を伝えたいと名づけたそうです。
ちなみに「さくらの山観光物産館」の「愛称」の「応募作品」と「入賞者」は、下記の通りです。
最優秀賞
空の駅さくら館(ソラノエキサクラカン)
入賞者氏名
藤本茂樹さん (成田市飯田町)
小倉大輝さん (成田市新町)
優秀賞
空の駅サクラテラス(ソラノエキサクラテラス)
入賞者氏名
小寺光雄さん (愛知県名古屋市)
空の駅エアポートさくら館(ソラノエキエアポートサクラカン)
入賞者氏名
上森泰夫さん (成田市公津の杜)
「航空機」の「離着陸」を「間近」で見られる「成田市さくらの山」に、オープンする「観光物産館」「空の駅さくら館」「誕生」を記念し、「開館日」の3月26日(木)、「開館」する「週末」の3月28日(土)・3月29日(日)に「イベント」を開催するそうです。
「観光物産館」「空の駅さくら館」「イベント」は、下記の通りです。
3月26日(木)
開館式典 (9時30分〜)
地元農産物の無料配布 (数量限定)
うなりくんグッズが当たるお楽しみ抽選会
消防音楽隊による演奏
地元郷土芸能の披露
さくらの山の航空写真展 (5月6日まで開催)
3月28日(土)
航空写真家のチャーリィ古庄(フルショウ)さん、ルーク・オザワさんによるトークショー (11時〜)
世界各国の料理が並ぶ国際村
3月29日(日)
世界各国の料理が並ぶ国際村
「観光物産館」「空の駅さくら館」への「公共交通機関」での「アクセス」は、下記の通りです。
コミュニティバス
「京成成田駅」「東口」から「コミュニティバス」「津富浦ルート」(約8分)「さくらの山」下車
JRバス (3月26日から運行)
「JR成田駅」「東口」から「JRバス航空科学博物館行き」(約15分)「さくらの山」下車
成田空港交通バス
「成田空港」「第2旅客ターミナル」「1階」「13番」「乗り場」から「さくらの山行き」(約15分)「さくらの山」下車
「桜の名所」「成田市さくらの山」に新しく誕生する「成田市」の「新名所」「観光物産館」「空の駅さくら館」。
この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「観光物産館」「空の駅さくら館」詳細
開館日時 3月26日(木) 10時〜
所在地 成田市駒井野1338-1
営業時間 9時〜18時
9時〜17時(11月〜3月)
問合わせ 成田市観光プロモーション課 0479-20-1540
備考
新しく「成田市さくらの山」にオープンする「観光拠点」「観光物産館」「空の駅さくら館」で開催される3月28日(土)・29日(日)の「イベント」「世界各国の料理が並ぶ国際村」ですが、「荒天」の場合「中止」となるそうです。