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「鹿島神宮・大寒禊ぎ」(鹿嶋市)
 本日ご案内するのは、近隣市「鹿嶋市」「鹿島神宮」「御手洗池」で1月18日(日)に開催されます「鹿島神宮・大寒禊ぎ」です。

 「常陸国一宮」「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)は、「茨城県」「鹿嶋市」にある「神社」で、「全国」に約600社ある「鹿島神社」の「総本社」です。
 「鹿島神宮」は、「千葉県」「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「茨城県」「神栖市」の「息栖神社(いきすじんじゃ)」(2010年11月7日のブログ参照)と合わせて「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)と呼ばれ、江戸時代から「東国三社めぐり」として「人気」があったそうで、「初詣」には、「全国」から60万人以上が参拝し、「初詣」の「参拝者数」では「茨城県」2位を誇ります。

 「鹿島神宮」は、「茨城県」「南東部」、「北浦」(2011年12月6日のブログ参照)と「鹿島灘(かしまなだ)」(2012年6月16日のブログ参照)に挟まれた「鹿島台地」上に鎮座し、「鹿島神宮」は、「伊勢神宮」・「香取神宮」とともに、「明治維新」前に「神宮」の「名称」を使用していた「三社」のうちの「一社」です。
 「鹿島神宮」の「御祭神」「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」(建御雷神)で、「鹿島神」という「一般名称」でも知られています。
 「武甕槌大神」ですが、「古事記」では、「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」が「軻遇突智(かぐつち)」の「首」を切り落とした際、「剣」についた「血」が「岩」に飛び散って生まれた「三神」のうちの「一柱」とされています。

 「武甕槌大神」ですが、「古事記」では、「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」が「軻遇突智(かぐつち)」の「首」を切り落とした際、「剣」についた「血」が「岩」に飛び散って生まれた「三神」のうちの「一柱」とされています。
 「武甕槌大神」は、「香取神宮」の「御祭神」「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」とともに、「天孫降臨(てんそんこうりん)」に先立ち「国譲り」の「交渉」をしたといわれている「神様」で、「武甕槌大神」は、「武の神」として古くから「皇室」や「藤原氏」の「崇敬」を受け、さらに鎌倉時代以降は「武家政権」の「信仰」も得て、「社殿」・「楼門」・「宝物類」の「奉納」や「所領寄進」が繰り返されてきたそうです。
 「鹿島神宮」「楼門」は、寛永11年(1634年)、「徳川頼房」公が奉納した「楼門」で「日本三大楼門」のひとつとして知られています。
 「鹿島神宮」「楼門」は、「鹿島神宮」「境内」「鹿島神宮の森」の「縁」の中にひときわ「朱色」が鮮やかな「楼門」で、「鹿島神宮」「楼門」の「扁額」は「東郷平八郎」「元帥」の「直筆」によるものだそうです。

 「鹿島神宮」の「創建」ですが、2674年前の「初代」・「神武天皇」「御即位」の「年」にあたり、「神武天皇」は、「東征」の「途上」における「大神」の「布津御霊劔(ふつのみたまのつるぎ)」による「守護」に感謝され、「鹿島の地」に「大神」を勅祭されたそうです。
 これに先立つ神代の昔、「武甕槌大神」は「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」の「名」を受け、「葦原中国」といわれた「我が国」の「国譲り」から「国造り」まで、その「建国」に大いにその「御神威」を発揮されました。
 「鹿島神宮」は、その「御威徳」から「武の神」として崇められ、日出づる「東方」に坐します「鹿島立ち」の「御神徳」によって、「事始め」、「起業」、「開運」、「旅行交通安全の神」、「常陸帯」(2012年1月13日・2011年10月16日のブログ参照)の「故事」によって「安産」、「縁結び」の「神」を仰がれています。

 「鹿島神宮」「文化財」ですが、「布津御霊劔(ふつのみたまのつるぎ)」と称される「長大」な「直刀」が「国宝」に指定されているほか、「鹿島神宮」「境内」は「国」の「史跡」に指定され、「本殿」・「本殿」・「楼門」など「社殿」7棟が、「国」の「重要文化財」に指定されており、そのほか「鹿島神宮」は、「鹿」を「神使」とすることでも知られています。
 上記のように「鹿島神宮」は、古くから「朝廷」から「蝦夷(えぞ)」に対する「平定神」として、また「藤原氏」から「氏神」として崇敬され、その「神威」は中世の「武家の世」に移って以後も続き、「歴代」の「武家政権」からは「武神」として崇敬され、現代も「鹿島神宮」は「武道」で篤く信仰されています。

 「鹿島神宮」では80以上もの「年中行事」の中では「祭頭祭」(2013年3月6日・2012年3月2日・2011年3月6日のブログ参照)、「神幸祭」(2012年8月26日のブログ参照)、また12年に一度「午年」ごとに行われる「式年大祭御船祭」(2014年8月31日のブログ参照)が特に「有名」で、今年(2014年)の9月1日(月)には、「3日間」に渡って「御船祭」が催行されています。
 (「式年大祭御船祭」「前日」8月31日(日)午後には、「御座船清祓式」(2014年8月29日のブログ参照)が執り行われました。)

 「大寒(だいかん)」は、「二十四節気」の「第24」、「十二月中」(通常旧暦12月内)で、現在広まっている「定気法」では「太陽黄経」が300度のときで1月20日ごろ、「暦」ではそれが起こる「日」ですが、「天文学」では、その「瞬間」としています。
 「大寒」は、「恒気法」では「冬至」から1/12年(約30.44日)後で1月20日ごろだそうです。
 また「大寒」ですが、「期間」としての「意味」もあり、1月20日〜2月3日まで、すなわちこの日から、次の「節気」の「立春」「前日」までであり、「西洋占星術」では、「大寒」を「宝瓶宮」(みずがめ座)の「始まり」とするそうです。
 ちなみに「二十四節気」ですが、下記の通りとなっています。

 春分 清明 穀雨 立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑 立秋 処暑 白露 秋分 寒露 霜降 立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒 立春 雨水 啓蟄

 「大寒」ですが、「寒さ」が最も厳しくなるころで、「暦便覧」では、

 「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」

 と説明しており、実際は1月26日あたりから2月4日あたりまでが最も寒いといわれています。
 「大寒」は、「寒」(「小寒」〜「立春」「前日」)の「中日」で、一年で最も寒い「時期」であり、「武道」では、このころ「寒稽古」が行われます。
 また「大寒」の「朝」の「水」は「1年間」腐らないとされており、「容器」などにいれ、「納戸(なんど)」に保管する「家庭」が多いそうです。

 「鹿島神宮・大寒禊ぎ」ですが、1月18日(日)に執り行われる「行事」です。
 「鹿島神宮・大寒禊ぎ」ですが、古来より「鹿島神宮」「境内」にある「神職潔斎」の「池」である「御手洗池(みたらしいけ)」で行われる「恒例」の「催し」で、「新年」の「決意」も新たに「鹿島立ち」を希望される「方」が多く集まります。
 「鹿島神宮・大寒禊ぎ」では、「冷水」に入り、「大祓詞(おおはらへのことば)」を唱えて「心」も「体」も清め、「心身」の「調和」を図るために行われ、毎年「市内」はもちろん「県内外」からの「参加者」約180名が、「精神浄化」と「一年間」の「無病息災」を祈るそうです。

 「鹿島神宮・大寒禊ぎ」の「持参品」ですが、「男性の方」は、「白褌」・「白鉢巻」、「女性の方」は、「禊用具」は「白衣」等、「腰紐」の「貸出し」は「先着」10名となっており、「共通」は「タオル」、「草履」(サンダル可)、「着替え用具」をご持参下さいとのことです。
 「鹿島神宮・大寒禊ぎ」の「参加費」ですが、3000円(昼食代含む)となっており、「白褌」・「白鉢巻」および「禊タオル」ですが、「別途」「有料」で販売されるそうです。
 (「鹿島神宮・大寒禊ぎ」の「式次第」ですが、下記「詳細」参照)

 「由緒」ある「日本屈指」の「名社」「鹿島神宮」「御手洗池」で催行される「禊」の「催し」「鹿島神宮・大寒禊ぎ」。
 この機会に「鹿嶋市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「鹿島神宮・大寒禊ぎ」詳細

 開催日時 1月18日(日) 10時〜 (禊ぎ開始)

 開催会場 鹿島神宮御手洗池 茨城県鹿嶋市宮中2306-1

 集合は「鹿島神宮」「正面参道」「大鳥居」脇「新仲家」

 駐車場は臨時駐車場(茨城県鹿嶋市宮中1-13)を利用

 「鹿島神宮・大寒禊ぎ」「式次第」

 8時00分〜8時50分  受付

 9時00分       禊の説明

 9時30分      正式参拝

 10時00分〜11時00分 禊 (於 御手洗池)

 11時30分      宮司講話 (於 新仲家)
           昼食・散会

 問合わせ 鹿島神宮社務所(担当・天海さま) 0299-82-1209

 備考
 「鹿島神宮・大寒禊ぎ」ですが、「定員」に達しているため、「申し込み」は「締切」となっており、本年の「参加」、「当日参加」はできませんので、ご注意下さい。
 なお、「鹿島神宮・大寒禊ぎ」ですが、「雨天決行」の「催し」となっていますが、「鹿島神宮」の「判断」による「中止」の場合、「参加費」は「全額」「払い戻し」となるそうで、また「鹿島神宮・大寒禊ぎ」ですが、「神道行法」としての「禊」ですので、「迷惑」な「行為」や「不真面目」な「態度」を認めた場合は「鹿島神宮」の「判断」で「参加」を遠慮いただくことがあるそうです。

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| 地域情報::鹿島 | 02:43 AM |

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