本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「龍正院」「滑河観音」で11月18日(火)開催されます「滑河観音木まち」です。
「滑河観音」こと「龍正院」は、平安初期の承和5年(858年)「慈覚大師」の「開基」と伝わる「寺院」で、「坂東33ヶ所観音霊場」の「第28番札所」として知られており、「宗派」は「天台宗」です。
「滑河観音」「龍正院」の「御本尊」ですが、「十一面観世音」で、「延命」・「子育て」の「守り本尊」として「参詣者」が後をたたない「名刹」として知られています。
「滑河観音」「龍正院」「本堂」は、元禄11年(1698年)建立の「八間四面」の「広壮」な「建物」で、「千葉県」の「県指定有形文化財」に指定されています。
「滑河観音」「龍正院」「境内」には、「国重要文化財」の「仁王門」、「千葉県」の「県指定文化財」の「宝印塔」、「夫婦松」などがあります。
「龍正院」「仁王門」は、室町末期の「建築」で「滑河観音」の「山門」となっており、「かやぶき屋根」の「素朴(そぼく)」で「温かみ」のある「国指定」の「重要文化財」となっています。
「滑河観音」「龍正院」「境内」は、とても美しく、落ち着いた「佇(たたず)まい」でその中に睦(むつ)まじく「樹齢」を重ねた「名木」「夫婦松」(アカマツ)が茂っており、「夫婦松」は、昭和40年(1965年)4月27日に「成田市」の「市指定文化財」に指定されています。
また「滑河観音」「龍正院」「夫婦松」に併置されている「句碑」は寛政5年(1793年)の「銘」で
「観音の いらか見やりつ 花の雲」
の「松尾芭蕉」の「句」が刻まれ、「滑河観音」「龍正院」にも「心」が通じるものがあるそうです。
この「句」は、貞亨3年(1686年)、「松尾芭蕉」43歳の「時」の「句」と言われており、「病気」で「深川」の「芭蕉庵」に寝ていた時に作ったと言われています。
「滑河観音」「龍正院」では、「春秋」の「坂東札所巡拝シーズン」には、「観光バス」が連なるそうです。
また、8月9日の「夜」の「四万八千日(しまんはっせんにち)」(2014年8月6日・2013年8月8日・2012年8月7日・2011年8月7日のブログ参照)、11月18日の「大祭」には「近郷近在」の「信者」で、「滑河観音」「龍正院」「境内」は「人」で溢れるそうです。
また「滑河観音」「龍正院」「境内」には「しもふさ七福神」(2012年1月18日のブログ参照)のひとつ「毘沙門天」もお祀りしています。
「滑河観音木まち」とは、「観音様」の「御縁日」に、「滑河観音」で行われる「催し」、「龍正院」の「大祭」で、「お稚児」の「練供養」(「稚児・和讃衆の行列」)があります。
また「滑河観音木まち」では、「滑河観音」「龍正院」「境内」にある「観音堂」で「所願成就」、「家内安全」等の「大護摩修行」が行われ、「出店」(露天)も出て、1年のうち最も「滑河観音」「龍正院」が賑わうそうで、「滑河観音木まち」「当日」、「出店」(露天)では、「芋(いも)」や「牛蒡(ゴボウ)」など「地元特産品」も並べられます。
ちなみに「滑河観音木まち」「お稚児」の「練供養」(「稚児・和讃衆の行列」)、「大護摩修行」は「午前中」に行われます。
「滑河観音木まち」はもともと、明治から大正の初期にかけて、「馬」を「取り引き」する「馬市」として行われていましたが、「鉄道」の「開通」により、その「需要」がなくなるにつれ、徐々に廃(すた)れ現在は、「植木市」に変わっていき、現在は「植木市」として賑わうようになったそうです。
ちなみに「滑河観音木まち」の「木まち」の「まち」とは「賑やかなところ」、「市(いち)」を表しているそうです。
「滑河観音」「龍正院」で開催される「秋まつり」「滑河観音木まち」。
この機会に「成田市」に訪れてみては以下がでしょうか?
「滑河観音木まち」詳細
開催日時 11月18日(火) 8時頃〜
開催会場 滑河観音 龍正院 成田市滑河1196
問合わせ 滑河観音 龍正院 0476-96-0217
備考
「滑河観音木まち」では、「滑河観音」「龍正院」「境内」にて「終日」「植木市」が行われます。
「滑河観音」「龍正院」で毎年8月9日に行われる「四万八千日」とは、この日におまいりすると、「四万八千日」おまいりしたのと同じ「御利益」があるといわれ、「滑河観音」「龍正院」「境内」は「善男善女」で溢れるそうです。
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地域情報::成田 | 04:57 PM |