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「上戸の獅子舞(うわどのししまい)」(潮来市)
 本日ご案内するのは、近隣市「潮来市」「国神神社(くにがみじんじゃ)」で11月23日(祝・日)に開催されます「上戸の獅子舞(うわどのししまい)」です。

 「国神神社(くにがみじんじゃ)」は、嘉歴元年(1326年)「大洗磯前神社」の「御分霊」を迎えて鎮斎、応永2年(1386年)「氏子」が「獅子」「三体」を寄進し始まったといわれている「上戸の獅子舞」が行われていることで知られ、「茨城県」「潮来市」「上戸」に鎮座する「神社」で、「国神神社」の「旧社格」は「村社」です。
 「国神神社」の「創建」ですが、1352年の南北朝時代と伝えられており、「国神神社」の「御祭神」ですが、「大己貴命(おおむなちのみこと)」と「少名彦名命(すくなひこなのみこと)」を祀っています。

 「上戸の獅子舞(うわどのししまい)」は、毎年11月23日に催行されている「国神神社」の「例祭」で、「五穀豊穣」を願って奉納される「神事」です。
 「上戸の獅子舞」ですが、上記のように「国神神社」が嘉歴元年「大洗磯前神社」の「御分霊」を迎えて鎮斎、応永2年(1386年)「氏子」が「雄獅子」、「雌獅子」、「中獅子」の「三体」を寄進したことから始まり、「笛」、「太鼓」、「舞手」、「天狗」、「おかめ」、「ひょっとこ」から組み立てられ奉納されています。
 「上戸の獅子舞」ですが、「獅子舞保存会」が「代々」「地区」の「嫡男」によって運営され、この「伝承」が継承されているそうです。
 「上戸の獅子舞」は、「茨城県内」では「猿島郡」「堺町」、「久慈郡」「大子町」にだけ伝わる「貴重」なものだそうです。

 「上戸の獅子舞」では、「巫女舞」の「神事」の後、「天狗」を「先頭」に「能楽員」が入場(天狗の道割)し、まず「芝寄せ」から「雌獅子」が登場し、どことなく優しいゆるやかな「動き」(舞)を見せるそうです。
 ついで、「中獅子」が登場し、なるほど「雄獅子」とも「雌獅子」ともつかめ「中間的」な「動作」(調和を醸し出している動き)を見せます。
 「雄獅子」は、最初から「乱舞」を踏み、「直情的」な激しく速い「身のこなし」のある「勇壮」な「舞」を見せ、なるほどと思わせる「独創的」な「獅子」の「静」と「動」の「動き」は、「一見の価値」があるそうです。
 「雌獅子」、「中獅子」、「雄獅子」の「舞」、最後に激しく「乱舞」し、「ひょっとこ」と「おかめ」の「掛け合い」という「順」で終わるそうです。

 なお「上戸の獅子舞」ですが、上記のように応永2年に「氏子」が「三体」の「獅子」を寄進し、「社宝」になったと伝えられており、元禄3年(1690年)「水戸藩主」「徳川光圀」公が、「旧暦」11月の「卯の日」に奉納することを定めたといわれていますが、後に現在のように改められたそうです。

 「台上戸地区」の「古社」「国神神社」で開催される「伝統行事」「上戸の獅子舞」。
 この機会に「潮来市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「上戸の獅子舞」詳細

 開催日時 11月23日(祝・日) 10時半〜(巫女舞)14時(獅子舞)

 開催会場 国神神社 茨城県潮来市上戸1551

 問合わせ 潮来市役所観光商工課 0299-63-1111

 備考
 「上戸の獅子舞」ですが、昭和43年(1968年)3月28日に「茨城県」の「県指定無形民俗文化財」に指定されています。

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| 地域情報::鹿島 | 10:43 AM |

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