本日ご紹介するのは、近隣市「神栖市」「神栖市文化センター」前「特設展示小屋」で10月30日(木)〜11月16日(日)の期間開催されます「第36回神栖市菊花展」です。
「神栖市」は、「茨城県」の「最東南端」に位置する「市」で、隣接している「鹿嶋市」とともに「鹿島臨海工業地帯」を形成しており、「鹿嶋市」・「潮来市」・「鉾田市」・「行方市」とともに「Jリーグ」「鹿島アントラーズ」の「ホームタウン」となっています。
「神栖市」は以前、「農業」と「漁業」が「中心」の「地域」でしたが、1960年(昭和35年)に始まった「鹿島開発」によって、「世界的」にも珍しい「堀込式人工港」「鹿島港」を「核」に、「鉄鋼」・「石油」を「中心」とした「重化学コンビナート」の「まち」として発展、「工場立地企業」からの「税収」により「財政」は豊かで、「福祉」が充実しており、「県外」からの「転入者」も多く、このため「鹿嶋市」との「広域市町村合併構想」は、「自主財源」の「確保」の「観点」から「反対理由」のひとつであったそうです。
「神栖市」の「旧・波崎町地区」は「太平洋」に面し、「夏」涼しく「冬」温暖な「気候」であることから「アウトドアスポーツ」を「観光」の「中心」に据えており、「海水浴」、「マリンスポーツ」から「サッカー」、「テニス」、「トライアスロン」にいたるまで幅広い「スポーツ」が楽しめるそうです。
(「波崎海水浴場」(2014年7月13日・2012年7月13日・2011年7月19日のブログ参照)は、「環境省」の「快水浴場百選」に選定されています。)
「神栖市」では、特に「民間」の「サッカーグラウンド」を「70面」以上有しており、「サッカー合宿」の「メッカ」として「全国的」に有名です。
「神栖市」は「太平洋」「鹿島港(かしまなだ)」(2012年6月16日のブログ参照)に面し、「南」は「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)(常陸利根川)が流れています。
「神栖市」には、かつては「広大」な「面積」の「池」「神之池(ごうのいけ)」(2012年3月27日のブログ参照)がありましたが、現在は「鹿島開発」のため「一部」を残して「大部分」が埋め立てられています。
「神栖市内」の「商業地域」ですが、「国道124号線」沿いを「中心」に広がっており、「鹿行地域(ろっこうちいき)」では「最大級」といえる「鹿島セントラルホテル」や「アトンパレスホテル」といった「宿泊施設」のほか「ショッピングセンター」・「専門店」・「量販店」などの「郊外型ロードサイド店舗」が数多く立ち並んでいます。
ちなみに「鹿行」とは、「茨城県」「南東部」の「地域」を指す場合に使われ、「名称」の「由来」ですが、「鹿島郡」の「南」と「行方郡」の「行」からで、「太平洋」「鹿島灘」と「霞ヶ浦(かすみがうら)」に挟まれた「地域」を指します。
「神栖市」の「市の花」・「市の木」・「市の鳥」「制定」までの「経緯」ですが、「市民憲章」及び「市の花」・「市の木」・「市の鳥」「制定」にあたり、「市民」15名からなる「市民憲章等制定委員会」で「活発」な「議論」を重ね、その「原案」を作成したそうです。
「経緯」ですが、下記の通りです。
平成20年6月
「市の花」「市の木」「市の鳥」について公募実施
市民憲章等制定委員会(全6回)
平成20年10月
市民憲章等素案に対するパブリックコメントの実施
平成20年11月
市民憲章等原案を市長へ提出
平成20年12月
神栖市議会で議決
平成21年1月1日
制定
「神栖市」の「市の花」「市の木」「市の鳥」ですが、下記の通りとなりました。
「市の花」 センリョウ(千両)
分類・センリョウ科センリョウ属 (性状・常緑小低木)
「市の木」 マキ(槇)
分類・マキ科マキ属 (性状・常緑針葉高木)
「市の鳥」 ウグイス(鶯)
分類・ウグイス科ウグイス属 (種・ウグイス)
ちなみに「神栖市」の「合併前」の「波崎町」の「町の花」は「センリョウ」、「町の木」は「マツ」、「町の鳥」は「カモメ」で、「合併前」の「神栖町」の「町の花」は「キク」、「町の木」は「マキ」、「町の鳥」は「ウグイス」であったそうです。
「神之池」は、「茨城県」「神栖市」にある「池」で、「面積」44ha(ヘクタール)、「平均水深」1.9m、「最大水深」3.5mとなっています。
「神之池」一帯は「神之池緑地公園」として整備されており、「神栖市民」の「憩いの場」となっています。
「神之池」は、上記のように、かつては「現在」の「7倍」もの「面積」があったそうですが、「神之池」周辺の「工業用地造成」のために埋め立てられています。
「神之池緑地公園」では、毎年「4月上旬」に「かみす桜まつり」(2014年3月27日・2013年4月3日・2012年3月27日のブログ参照)、「8月10日」には「かみす夏まつり納涼花火大会」(2011年9月11日・2010年8月9日のブログ参照)が開催され、多くの「観光客」、「地元客」で賑わっています。
(「神栖花火大会」(2014年9月18日・2013年9月19日・2012年9月18日のブログ参照)は、現在9月開催となっています。)
「神之池緑地公園」の「神之池」の「生態系」ですが、かつては「コイ」、「フナ」、「ウナギ」、「ボラ」、「エビ」などが多数生息し、「漁業」も活発であったそうですが、現在は「ブラックバス」や「ブルーギル」などが多く、これらの「釣り」を楽しむことが多いものの、「商業目的」の「漁業」は行われていません。
「神之池」のある「緑地公園」として整備されている「神之池緑地公園」周辺は、「ウォーキングコース」のほかに「運動施設」「公共施設」等が数多くあり、「神之池」周辺の「公共施設」ですが、「パターゴルフ場」、「野球場」、「陸上競技場」、「テニスコート」、「神栖市武道館」、「神栖市民体育館」、「神栖市役所」、「文化センター」となっています。
「神栖市文化センター」は、「神栖市」「溝口」にある「公共施設」で、「開館年月日」は昭和56年(1981年)5月23日です。
「神栖市文化センター」の「施設概要」ですが、「大ホール」、「楽屋」、「リハーサル室」、「屋外ステージ」、「駐車場」となっています。
「神栖市文化センター」「大ホール」の「収容人数」は1026名(1F席 552名・2F席 474名・内 車椅子 6名)、「親子席」5組、「舞台」は「間口」18.5m、「高さ」8m、「奥行」15mとなっています。
「楽屋」ですが、4室あり、「楽屋1」(和室)は18.6平方m(鏡4・姿見1・洗面1)、「楽屋2」(和室)は29.1平方m(鏡8・姿見1・洗面1)、「楽屋3」(洋室)は25.2平方m(鏡11・姿見1・洗面1)、「楽屋4」(洋室)は62.2平方m(鏡11・姿見2・洗面2)、「楽屋事務室」11.8平方m、「主催者事務室」(正面入口横)24平方m、「シャワー室」2となっています。
「リハーサル室」は、「公演前」の「リハーサル」や「ホール控え室」として利用されており、「アップライト」・「レッスンバー」「常設」で、68.4平方mとなっており、「屋外ステージ」は709.1平方m、「駐車場」は378台「収容」となっています。
なお「神栖市文化センター」は、「(公財)神栖市文化・スポーツ振興公社」により、管理されています。
上記のように「神栖市」の「合併前」の「旧・神栖町」の「町の花」が「キク」であったこともあり、「神栖市」では古くから「菊花展」が開催されており、「神栖市菊花展」は、今年(2014年)で「36回目」を数える「催し」となっています。
なお今年(2014年)の「神栖市菊花展」ですが、「神栖市芸術祭」の「開催期間」に合わせ、10月30日(木)から11月16日(日)までの「期間」開催されるそうです。
「第36回神栖市菊花展」ですが、「神栖市文化センター前特設展示小屋」を「会場」に開催され、「盆養」(「競技花」・「一般花」)・「盆栽」・「懸崖」・「福助」・「ダルマ」など「一般作品」や「富士山」・「五重塔」・「小田原城」などの「大型花壇」、「神栖一中」「2年生」の「皆さん」が育てた「福助」等も出品され、彩り鮮やかな「作品」の「数々」が並びます。
また「第36回神栖市菊花展」では、「中型しだれ」「ジャンボ福助」「部門」は「一般観覧者」から「投票」を行い、その「結果」で「受賞者」を決定するそうです。
「神栖市」の「公共施設」「神栖市文化センター」前「特設展示小屋」で開催される「恒例」の「催し」「第36回神栖市菊花展」。
この機会に「神栖市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第36回神栖市菊花展」詳細
開催期間 10月30日(木)〜11月16日(日)
開催時間 9時〜16時
開催会場 神栖市文化センター前特設展示小屋 茨城県神栖市溝口
問合わせ 神栖市観光協会 0479-26-3021
備考
「第36回神栖市菊花展」の開催されている「神栖市」では、10月25日(土)から11月9日(日)までの「期間」「神栖市文化センター」を「会場」に「神栖市芸術祭」が開催されます。
「神栖市芸術祭」では、「各体験コーナー」や「展示ブース」など「誰」でも楽しめる「企画」が盛り沢山となっており、「バザー」なども開催するそうです。
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地域情報::神栖 | 10:33 AM |