昔から「食欲の秋」といったように、夏の暑さ、初秋の残暑が和らぎ、今時分は大変過ごしやすい陽気のおかげで食欲が湧いてくるようです。
銚子港に水揚げされる魚種は数あれど、近年関係各所の努力と取り組みにより、ブランド化に成功し、銚子を代表する魚のひとつになったのが「銚子つりきんめ」です。
「金目鯛」と言えば、伊豆沖のものが先ず思い出されますが、実は「銚子つりきんめ」を「銚金」と呼び、最高級品として取引されています。
この「銚子つりきんめ」は、千葉県ブランド品認定第一号でもあり、最近はブランド魚として、その価値が増しています。釣りものならではの、魚体の美しさも魅力のひとつです。
「銚子つりきんめ」がおいしいのには理由があります。
銚子沖は、ちょうど黒潮と親潮がぶつかる海域として知られています。餌となるプランクトンが豊富なため、まず脂ののりが違います。しかも銚子沖は、金目鯛の生息海域の北限であるため、海水温が低く身の締まりが別格です。
さらに「銚子つりきんめ」の中でも脂ののりが良いと言われる、銚子沖水深300M位の海域に回遊せず棲みついている、「根付き」の金目鯛も有名です。
また「銚子つりきんめ」は、すべて日帰りの漁船から揚がるものですので、鮮度も抜群です。
当館では、昼・夜の磯会席コース内とご宿泊の皆様の夕食のお献立に「金目鯛の煮付け」をお出ししております。
また別注料理ではありますが、「金目鯛のしゃぶしゃぶ」(二人前2500円より)も用意。
日帰りのランチ・サパー(手頃な夕食)に「金目づくし定食」(煮付け・刺身・揚げ物・ご飯セットで2000円)をご提供しています。
通年の地元の旬の味覚を食べに犬吠埼までお出かけ下さい。
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地域情報::銚子 | 09:52 AM |