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「小見川祇園祭」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「小見川駅前市街地」で7月18日(金)〜20日(日)の期間開催されます「小見川祇園祭」です。

 「香取市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「北部」は「茨城県」て接し、「首都」「東京」から70km圏にあり、「世界への空の玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)から15km圏に位置しています。
 「香取市」は、2006年(平成18年)3月27日に、「佐原市」と「香取郡」「小見川町」、「山田町」、「栗源町」の「1市3町」が合併して成立しました。
 「香取市」「北部」には「水郷」の「風情」が漂う「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)が「東西」に流れ、その「流域」には「水田地帯」が広がり、「南部」は「山林」と「畑」を「中心」とした「平坦地」で「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「一角」を占めています。

 「香取市」には、「日本」の「原風景」を感じさせる「田園」・「里山」や、「水郷筑波国定公園」(2012年8月3日のブログ参照)に位置する「利根川」「周辺」の「自然景観」をはじめ、「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)のひとつ「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「舟運」で栄えた「佐原のまち」には「日本」で初めて「実測日本地図」「大日本沿海輿地全図」を作成した「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)の「旧宅」(2012年2月24日のブログ参照)(国史跡)、江戸時代から昭和初期に建てられた「商家」や「土蔵」が現在もその「姿」を残し、「関東地方」で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されるなど、「香取市」は「水」と「緑」に囲まれ、「自然」・「歴史」・「文化」に彩られた「まち」です。

 「香取市」は、「行事」も「年間」を通して盛んに行われ、4月には「小見川城山公園(おみがわじょうやまこうえん)」(2011年2月26日のブログ参照)や「佐原公園」(諏訪公園)(2012年2月17日のブログ参照)を初めとする「市内各所」に「桜」が咲き誇り、「佐原の桜まつり」(2014年3月30日・2013年3月31日・2012年3月25日のブログ参照)や「水郷おみがわ桜つつじまつり」(2014年3月30日・2013年3月30日・2012年3月24日のブログ参照)が行われており、6月には「東洋一」の「規模」を誇る「水郷佐原水生植物園」(2012年5月24日・4月26日のブログ参照)において、400品種150万本の「花菖蒲」(あやめ)(2011年5月27日のブログ参照)が色とりどりに咲き誇る頃、「水郷佐原あやめ祭り」(2014年5月28日・2013年5月31日・
2012年5月24日・2011年6月2日・5月29日のブログ参照)が行われ、「多く」の「来場者」が訪れます。
 「香取市」では「夏」(7月)(2014年7月8日・2013年7月10日・2012年7月9日・2011年7月11日のブログ参照)と「秋」(10月)(2013年10月10日・2012年10月10日・2011年10月3日のブログ参照)には「佐原囃子」(2012年2月23日のブログ参照)の「調べ」に乗って「山車」(2013年1月2日のブログ参照)が「市内」で曳き廻される「勇壮絢爛(ゆうそうけんらん)」な「佐原の大祭」(国指定重要無形民俗文化財)(2011年7月13日のブログ参照)が「盛大」に開催されるほか、「関東」でも「有数」な「歴史」と「規模」を誇る「水郷おみがわ花火大会」(2013年7月31日・2012年7月29日・2011年7月28日・6月15日・2010年7月28日のブログ参照)や「黒部川」(2012年3月10日のブログ参照)での「水上スポーツ」(201
3年7月13日・2012年10月5日・7月14日のブログ参照)も盛んです。

 「香取市」「小見川地区」は、「香取市」「東部」に位置し、「利根川」「下流域」に位置する「水辺」と「自然」に恵まれた「地域」です。
 「香取市」「小見川地区」「中心部」は「低地」で、「西部」と「東部」に「丘陵」が見られ、「香取市」「小見川地区」は、「水の郷百選」に選ばれており、「水」と「緑」の「文化」をはぐくむ「まち」として知られています。
 「香取市」「小見川地区」にも「佐原地区」と同じように、「利根川」の「舟運」で栄えた「老舗」が「今」も残り、「先祖」から続く「家業」を引き継いで「商売」を続けている「店舗」もあり、「風情」のある「佇(たたず)まい」は、「今」も「香取市」「小見川地区」「市街」のところどころに残っています。

 「水郷の小江戸」「佐原」の「東」、「銚子」へ向かう途中に位置する「小見川」は、江戸時代から「利根川舟運」の「中継港」、「街道」の「要衝」、「宿場町」、さらに「小見川藩」の「陣屋町」として発展してきました。
 「小見川」は、現在の「国道356号線」である「佐原銚子街道」と「地方道28号線」である「旭街道」が合流し、江戸時代初期にはすでに「小見川宿」として発展しており、「周辺舟運」を「背景」に「小見川」は「町場化」していったそうです。
 さらに「小見川」は、「銚子」から「江戸」間を結ぶ「内川廻り」の「中継港」としての「機能」に加え、「周辺農村」及び「干潟地方」から「八日市場方面」に渡る「広域米」や「緒産物」を集め、「江戸方面」へ積み出す「利根川水運」の「集散地」として発展していきました。
 当時の「小見川」では、「2」と「7」の「日」には「六斎市」が開かれ、他に「須賀神社」、「妙剣神社」の「祭礼市」も開かれるほど賑わっていたそうです。
 江戸期の「小見川」は、「本町」・「新町」を初め、「8町」に分かれる「規模」であり、「醸造業」も盛んで発達しており、「小見川」の「醸造業」ですが、「醤油」5軒、「酒造」4軒、「濁酒」5軒の「記録」があり、現在も「小見川」には1軒の「酒蔵」と、1軒の「醤油醸造業」が存続しています。

 「小見川祇園祭」ですが、「小見川駅前市街地」を「会場」にして行われる「祇園祭」で、6台の「屋台」が出ることで知られています。
 「小見川祇園祭」ですが、毎年「7月」の「第3週」の「金・土・日」に行われる「催し」で、「小見川祇園祭」「屋台」の「曳き廻し」は「土・日」のみ行われます。
 「小見川祇園祭」は、寛永16年(1639年)より始められたといわれる「歴史」と「伝統」ある「祇園祭」で、「利根川水運」の「港町」として栄えた「江戸文化」の「粋」が見られる「まつり」となっています。

 「小見川祇園祭」では、「佐原」の「山車」と同様の「二層構造」(二層式)の「屋台」(山車)ではありますが、「屋台」「上部」(大天上)には「屋根」を上げて「歌謡」が披露され、また「屋台」(山車)の前では「手古舞(てこまい)」の「流れ」をくむ「手踊り」が披露されています。
 ちなみに「手古舞」とは、本来「山王祭」や「神田祭」を「中心」とした「江戸」の「祭礼」において、「山車」を警護した「鳶職」のことで、また「てこまい」ともいわれており、現在「一般」には、この「てこまい」の「姿」を真似た「衣装」を着て「祭礼」その他の「催し物」で練り歩く「女性たち」のことをいうそうです。
 「小見川祇園祭」の「芸座」(囃子)は、「小見川」周辺の「集落」を「単位」とした「芸座連」が「屋台」に乗っています。

 上記のように「小見川祇園祭」は、江戸時代の寛永16年(1639年)から始められたといわれており、「須賀神社」の「祭礼」であり、「京都」「八坂神社」の「流れ」を組むものだそうです。
 「神事」の「神輿」の「渡御」に付随する「屋台」(山車)の「曳き廻し」が、「小見川祇園祭」の「特徴」で、「二層式」になっている「屋台」の「彫物」・「色彩」があでやかで、「一階」は「お囃子」、「二階」は「演芸場」となり、「各屋台」とも「芸人さん」の「芸」が披露されるそうです。
 「小見川祇園祭」では、「小見川藩一万石」の「城下町」、「利根川水運」の「河港」として栄えた「小見川」の「当時」の「江戸文化」の「粋(いき)」が随所に取り入れられています。

 「小見川祇園祭」は、7月18日(金)の「午前中」に行われる「御神輿渡御」から始まり、7月19日(土)には、9時00分から22時00分まで「六町」(本町、小路町、南下宿町、北下宿町、川端町、仲町)による「屋台」の「曳き廻し」、「大根塚」・「八日市場」の「御神輿」「共演」が行われ、7月20日(日)には、9時00分から22時00分まで「六町」(同上)による「屋台」の「曳き廻し」、19時00分から「砂切」・「曳き別れ」・「のの字廻し」が行われます。
 ちなみに「小見川祇園祭」の今年(2014年)の「年番町」ですが、「小路町」となっています。

 「小見川祇園祭」「屋台」の「町内名」、「額字」、「主な彫物」、「芸座連」ですが、下記の通りとなっています。

 「町内名」         「額字」 「主な彫物」 「芸座連」

 本町(ほんまち)       本町   獅子、龍   清水芸座連

 仲町(なかまち)       仲町   龍      内野芸座連

 川端町(かわばたちょう)   額はない 鷹      木内芸座連

 小路(しょうじ)       小路   忠臣蔵    野田芸座連

 北下宿(きたしもじゅく)   額はない 龍、獅子   下小川芸座連

 南下宿(みなみしもじゅく) 額はない        羽根川芸座連

 「小見川祇園祭」では、「おまつり&にぎわい、やたい広場」が7月19日(土)・20日(日)の「2日間」楽しい「イベント」いっぱいで開催され、「おまつり&にぎわい、やたい広場」の「会場」ですが、「おまつり広場」は「明治堂駐車場」、「にぎわい広場」は「人見駐車場」、「やたい広場」は「二光駐車場」となっています。
 「おまつり&にぎわい、やたい広場」の「おまつり広場」では、「特設ステージ」で「踊り」などを披露するほか、「にぎわい広場」、「やたい広場」では「軽飲食」を販売します。
 「おまつり&にぎわい、やたい広場」の「出店」は、下記の通りです。

 おまつり広場

 酒販組合 とっと庵

 やたい広場

 サンライズファーム ほかほか弁当
 農業委員会有志会 JAかとり産直部会

 にぎわい広場

 若竹 おせいや オリーブ
 油忠 BPC 豚まん職人

 「おまつり&にぎわい、やたい広場」の「ステージイベント」は、下記の通りです。

 7月19日(土)

 12時00分〜 オープニング
 12時30分〜 チビザイル(ダンス)
 12時50分〜 南下宿町(手踊り)
 13時00分〜 チーム・スパーク(ジャズダンス)
 13時30分〜 スタジオ ハウオリ ヌイ(フラダンス)
 14時00分〜 ピア・ダンス研究会(ピア・ダンス)
 14時30分〜 バルーンパフォーマー ドゥビ伊藤(バルーン)
 15時00分〜 マイレ本間フラスクール上野グループ(フラダンス)
 15時30分〜 総合案内
 16時00分〜 夜弓神楽弧之灯屋(歌)
 17時00分〜 仲町(手踊り)
 17時10分〜 川端町(手踊り)
 18時00分〜 おみが和よさこい会“和気藹藹”(よさこい踊り)
 18時30分〜 イルミネーション点灯式&抽選会
 20時00分〜 JaJa(ジャズ)
 21時00分〜 エンディング

 7月20日(日)

 12時00分〜 小見川吹奏楽団(吹奏楽)
 12時30分〜 オープニング
 13時00分〜 スタジオ ハウオリ ヌイ(フラダンス)
 13時40分〜 本町(手踊り)
 14時00分〜 ブルーノーツオーケストラ(ジャズ)
 15時30分〜 ゲオフィットネス(ダンス)
 17時10分〜 北下宿町(手踊り)
 17時30分〜 オミザイル(ダンス)(2011年8月17日のブログ参照)
 18時00分〜 JaJa(ジャズ)
 19時00分〜 エンディング

 また「小見川祇園祭」では、「黒部川イルミネーション点灯」が7月19日(土)から8月17日(日)の「期間」行われ、「黒部川」に「イルミネーション」が点灯します。
 「黒部川イルミネーション」の「メッセージテーマ」は「夢」で、「地元」「小見川」の「子供」による「夢」が「ぼんぼり」にかかれています。

 「水運」「街道の要所」として栄えた「小見川駅前市街地」で開催される「歴史」ある「須賀神社祭礼」「小見川祇園祭」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「小見川祇園祭」詳細

 開催期間 7月18日(金)〜20日(日)

 開催会場 小見川駅前市街地 香取市小見川

 問合わせ 香取市商工観光課(小見川担当) 0478-82-1117

 備考
 「小見川祇園祭」は、「雨天決行」で行われ、「お祭り区域」の「一部」で「交通規制」が行われます。





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