本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」で3月23日(日)で開催されます「やさしい航空のはなし」「パイロットのおはなし」です。
「航空科学博物館」(2011年6月7日のブログ参照)は、「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)に隣接する「施設」で、「山武郡」「芝山町」にある「人気」の「日本最初」の「航空専門」の「科学博物館」です。
「航空科学博物館」には、「YS-11試作1号機」、「アンリ・ファルマン複葉機」の「実物大レプリカ」、「DC-8」の「フライトシュミレーター」、「ボーイング747」の「客室」の「実物大モックアップ」、「成田国際空港」の「模型」などが展示され、「航空科学博物館」「4F」には「成田国際空港」を一望する「展望レストラン」等があります。
「航空科学博物館」の「沿革」ですが、1977年(昭和52年)「地元自治体」の「山武郡」「芝山町」より「成田空港」の「開港」に関連した「博物館」「建設」の「要望」が「運輸大臣」(当時)に提出されました。
1984年(昭和59年)「博物館」の「建設」・「運営」の「事業主体」となる「財団法人航空科学振興財団」が設立、1988年(昭和63年)に「博物館」「工事」に「着工」、1989年(平成元年)8月1日「航空科学博物館」が開館しました。
「航空科学博物館」は、1994年(平成6年)に「入館者」100万人を達成、1999年(平成11年)「成田空港」「第1ターミナルビル」内に「ミュージアムショップ」「バイプレーン」を開店、2004年(平成16年)1月18日に「入館者」300万人を達成しました。
2011年(平成23年)6月23日に「成田国際空港株式会社」が「航空科学博物館」「敷地」(駐車場)内に「成田空港闘争」の「史実」や「反対派」の「ヘルメット」などを展示した「資料館」「成田空港 空と大地の歴史館」を建設し開館、2012年(平成24年)4月1日「公益財団法人航空科学博物館」に移行しています。
「航空科学博物館」では、「航空」や「科学知識」に関する「講習会」、「講演会」、「見学会」、「航空教室」、「セミナー」等を開催しており、「四季折々」さまざまな「催し」を行っています。
また「航空科学博物館」では、「展示即売会」、「航空スケッチ大会」、「紙飛行機工作教室」、「航空機の部品」「航空グッズ」の「販売」(航空ジャンク市)等の「各種イベント」も開催されています。
「パイロット」(操縦士)とは、「船舶」、「飛行機」(「気球」、「飛行船」、「滑空機」、「飛行機」)、「宇宙船」などを「操縦」する「者」のことで、「操縦者」、「操縦士」とも言い、「飛行」する「乗り物」の「操縦士」は「飛行士」とも呼ばれています。
「近現代」の「法律」の下では、適した「資格」を有する者のみが「操縦士」ですが、「過去」の「時代」における「同様」の「技術者」を例外としない場合も少なくないそうです。
今回の「やさしい航空のはなし」「パイロットなおはなし」の「パイロット」(操縦士)は、「航空機」の「パイロット」です。
「航空機」の「パイロット」ですが、「日本」の「航空従事者技能証明」は「航空法」により、次のような「区分」となっています。
「定期運送用操縦士」
「事業用操縦士」
「自家用操縦士」
(「飛行機」、「回転翼航空機」、「飛行船」、「滑空機」など)
となっています。
これらの「資格」を持つものは「パイロット」と呼ばれています。
「アメリカ合衆国」の場合、「アメリカ空軍」と「アメリカ海軍」では「操縦士」の「呼び名」は異なり、「空軍」では「パイロット」(en・pilot)と呼称されますが、「海軍」では「空軍」との「差別化」と「水先人」との「区別」のため、「アビエーター」(en・aviator、エイビエイター、飛行士)と呼ばれています。
「定期運送用操縦士」は、「航空従事者国家資格」のうちのひとつで、「国土交通省」管轄、「国内線」や「国際線」の「定期航路」の「航空機」を「機長」として「操縦」する場合に「必要」な「資格」です。
「定期運送用操縦士」は、「運転免許」の「第二種運転免許」に相当するそうです。
「定期運送用操縦士」の「航空法上」の「業務範囲」は「航空法」により
1 事業用操縦士の資格を有する者が行うことができる行為。
2 機長として、航空運送事業の用に供する航空機であって、構造上、その操縦のために二人を要するものの操縦を行うこと。
3 機長として、航空運送事業の用に供する航空機であって、特定の方法又は方法により飛行する場合に限りその操縦のために二人を要するもの(当該特定の方法又は方式による飛行する航空機に限る。)の操縦を行うこと。
とされています。
(ただし、軽量機を除く航空運送事業の機長には定期運送用操縦士資格だけでなく、さらに機長認定も必要です。)
「航空機」は、「飛行機」と「回転翼航空機」と「飛行船」の4つの「種類」に分かれそれぞれ「陸上単発ピストン」、「陸上単発タービン」、「陸上多発ピストン」、「陸上多発タービン」、「水上単発タービン」、「水上多発ピストン」、「水上多発タービン」の「等級」があります。
「構造上」その「操縦」のために二人を要する「航空機」又は「国土交通大臣」が指定する「型式」の「航空機」については「型式」についての「限定」もあります。
「飛行機」の「定期運送用操縦士資格」には「計器飛行」や「計器飛行方法」を行う場合に「必要」な「計器飛行証明」の「内容」が含まれています。
「定期運送用操縦士資格」の「国家試験」は「年3回」実施されます。
(実施は「国土交通省」)
「試験」には21歳以上の「年齢制限」のほか、一定の「飛行経歴」が「必要」となります。
「身体的条件」(健康状態)は「自家用操縦士」等に比べて「基準」が高い「第一種航空身体検査証明」が必要です。
「事業用操縦士」等も「航空身体検査証明書」としては同じ「第一種」でありますが、「有効期間」は「事業用操縦士」の「1年」に対し、「定期運送用操縦士」は「6ヶ月」と短く、常に「心身」の「状態」を保っておかなければならないそうです。
「現役」の「パイロット」であっても「航空身体検査」を「クリア」し、継続して「航空身体検査証明」を取得出来なければ「操縦」をすることが出来なくなります。
なお「取得者」の「進路」としては、
1 国内線・国際線のパイロット
2 自衛隊のパイロット
があります。
「定期運送用操縦士」の「試験科目」ですが、「学科」として
1 航空科学
2 航空気象
3 空中航空
4 航空通信
5 航空法規(国内・国際)
「実技」として
1 運航知識
2 飛行前作業
3 飛行場等の運航
4 離陸・着陸、緊急時操作・連携、連絡
5 総合能力等
となっています。
「やさしい航空のはなし」「パイロットのおはなし」は、「航空科学博物館」「館内」「1階多目的ホール」で開催される「催し」で「費用」は「入館料」のみとなっています。
「やさしい航空のはなし」「パイロットのおはなし」は、「航空機」の「運航」において「重要」な「役割」を果たしている「飛行機」を「操縦」している方の「講演会」です。
「やさしい航空のはなし」「パイロットのおはなし」では、「業務内容」や「体験談」などあまり聞くことのできない「生の声」なので、「パイロット」を目指している方は特に見逃せない「貴重」な「催し」となっているそうです。
なお「やさしい航空のはなし」「パイロットのおはなし」の「講演者」ですが以下の通りとなっています。
「講演者」
全日本空輸株式会社(ANA)
運航本部フライトオペレーションセンターB767部
大口 浩司(オオグチ ヒロシ)機長
「航空専門」の「科学博物館」「航空科学博物館」で開催される「航空科学博物館」ならではの「やさしい航空のはなし」「パイロットのおはなし」。
この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「やさしい航空のはなし」「パイロットのおはなし」詳細
開催日時 3月23日(日) 13時〜
開催会場 航空科学博物館 山武郡芝山町岩山111-3
開館時間 10時〜17時(入館〜16時半)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 大人500円 中高生300円 4歳以上200円
問合わせ 航空科学博物館 0479-78-0557
備考
「航空科学博物館」では、「東棟」「2階」の「音」の「体験ルーム」と「空港模型」の「改修」をしており、一部ご利用いただけないそうで、3月25日(火)より「一般公開」を予定しているそうです。