本日二つ目にご紹介するのは、近隣市「芝山町」「航空科学博物館」で1月18日(土)・19日(日)に開催されます「航空無線通信士受験直前対策セミナー」です。
「航空科学博物館」(2011年6月7日のブログ参照)は、「山武郡」「芝山町」にある「施設」で、「航空機」や「飛行機」に関することを楽しく学べる「飛行機」の「専門」「科学博物館」で、「ボーイング747大型模型」の「操縦体験」や「DC-8フライトシュミレーター」で「搭乗体験」が行われています。
また「航空科学博物館」では、360度の「視野」を持つ「展望展示室」から、「隣接」している「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)の「全景」や「航空機」の「離着陸」する様子を間近で見ることもできます。
また「航空科学博物館」「屋外展示場」には、「ヘリコプター」や実際に使われていた「飛行機」が展示されています。
「航空科学博物館」では、一年を通し、様々な「行事」・「イベント」・「企画展」を行っていることで知られ、「来場者」の「人気」を博しています。
「航空無線通信士」(英・Aeronatical Radio Operator)は、「無線従事者」の「一種」、「総務省」「所管」の「国家資格」で、1989年(平成元年)に制定された「資格」です。
「航空無線通信士」は、「航空通」と「略称」され、「従前」の「航空級無線通信士」は「航空通」と見なされます。
「航空無線通信士」は、「国際電気通信連合憲章」に規定する「無線通信規則」に準拠した「資格」であり、「無線従事者免許証」には
「国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則に規定する航空移動業務及び航空移動衛星業務に関する無線電話通信士一般証明書に該当する。」
と「日本語」および「英語」で記載されます。
「航空無線通信士」は、「航空特殊無線技士」の「上位資格」でかつ「第一級」・「第二級」「総合無線通信士」の「下位資格」であるそうです。
「航空無線通信士」は、「航空法」に基づく「国土交通省」「所管」の「航空従事者」の「一種」である「航空通信士」とは異なるものだそうです。
「航空無線通信士」の「操作範囲」ですが、
1 航空機に施設する無線設備並びに航空局、航空地球局及び航空機のための無線航行局の無線設備の通信操作
(モールス符号による通信操作を除く。)
2 次に掲げる無線設備の外部の調整部分の技術操作
イ 航空機に施設する無線設備
ロ 航空局、航空地球局及び航空機のために無線航行局の無線設備で空中線電力250W以下のもの
ハ 航空局及び航空機のための無線航行局のレーダーで上記の「ロ(ろ)」に掲げるもの以外のもの
3 第四級アマチュア無線技士の操作の範囲に属する操作
「航空無線通信士」は、「航空運送事業(エアライン)用航空機」に開設された「航空機局」やこの「航空機」と「通信」を行う「航空局」などで、「通信操作」に従事する者が取得しなければならない「資格」です。
「航空無線通信士」の「取得」ですが、次のいずれかによるもので取得できます。
「国家資格」に合格すること。
「養成課程」(又は「長期型養成課程」)を修了すること。
となっています。
「航空無線通信士」の「国家資格」ですが、「日本無線協会」が8月・2月の「年」2回実施しています。
「航空無線通信士」の「試験方法」及び「科目」ですが、「総務省令」「無線従事者規則」「第3条」に「電気通信術」は実地、その他は「筆記」によることが、「第5条」に「科目」が規定されています。
「航空無線通信士」の「試験科目」ですが、以下の通りです。
「無線工学」
無線設備の理論、構造及び機能の基礎
空中線系等の理論、構造及び機能の基礎
無線設備及び空中線系の保守及び運用の基礎
「法規」
電波法及びこれに基づく命令(航空法及び電気通信事業法並びにこれらに基づく命令の関係規定を含む)の概要
国際電気通信連合憲章、国際電気通信連合条約、国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則、国際電気通信連合憲章に規定する電気通信規則及び国際民間航空条約(電波に関する規定に限る。)の概要
「英語」
文書を適当に理解するために必要な英文和訳
文書により適当に意思を表明するために必要な和文英訳
口頭により適当に意思を表明するに足りる英会話
(難易度は英語検定2級程度)
「電気通信術」
電話 1分間50字の速度の欧文(無線局運用規則別表第5号の欧文通話表による。)による約2分間の送話及び受話
送話は、試験員が受験番号順に受験者の氏名を呼んでから試験室に入室する。
問題用紙に記載されている英文暗語を欧文通話表に従い発声する。
受話は、機器から流れる欧文通話表に従った英文暗話を聴取し解答用紙に記入する。
無線通信の実技試験ではなく、ATC(航空交通管制)英語版、試験対象に含まない。
また「航空無線通信士」の「一部免除」ですが、以下の通りです。
科目合格者はその科目を試験の翌月の初めから3年間。
第一級・第二級総合無線通信士の電気通信術を試験の翌月の初めから3年間。
第一級・第二級総合無線通信士の英語及び電気通信術の科目免除認定校の卒業者は英語及び電気通信術を卒業の日から3年間。
陸上無線技術士は無線工学、航空特殊無線技士は電気通信術。
「航空無線通信士」の「筆記試験」の「形式」及び「時間」ですが、「多肢選択(マークシート)式」で「無線工学」、「法規」、「英文和訳」・「和文英訳」が各々90分、「英会話」が30分以内で、「受験料」は2006年(平成18年)8月より9050円となっています。
この度(たび)「航空科学博物館」では、2月に開催される「航空無線通信士」の「試験」のための「セミナー」「航空無線通信士受験直前対策セミナー」を開催するそうです。
「航空無線通信士受験直前対策セミナー」ですが、1月18日(土)・19日(日)に開催され、「航空科学博物館」「館内」「1階多目的ホール」で行われ、「申込方法」ですが、事前に「電話」で「予約」をお願いしています。
「航空無線通信士受験直前対策セミナー」の「費用」(受講料)は7000円で、「募集人数」は「先着」30名(中学生以上)となっています。
また「航空無線通信士受験直前対策セミナー」の「講義科目」ですが、1月18日(土)は「無線工学」、1月19日(日)は「英語」、「電気通信術」、「電波法規」となっています。
「航空無線通信士受験直前対策セミナー」の「内容」ですが、「航空資格」の中でも「取得」の大変難しいとされている「航空無線通信士」の「受験」を間近に控えた方を「対象」に、「無線」及び「航空専門家」を「講師」に「予想問題」の「紹介」と「解説」を行うといった「内容」になっています。
「航空無線通信士受験直前対策セミナー」ですが、「合格」を切(せつ)に願う方は、「自信」にも繋がる「セミナー」になっているそうです。
「航空専門」の「博物館」「航空科学博物館」で催される「航空無線通信士」「試験対策セミナー」「航空無線通信士受験直前対策セミナー」。
この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「航空無線通信士受験直前対策セミナー」詳細
開催日 1月18日(土)・19日(日) (全2日間)
受講料 7000円
募集人数 先着30名(中学生以上)
講義科目
1月18日(土) 無線工学
1月19日(日) 英語 電気通信術 電波法規
受講科目の選択も可
開催会場 航空科学博物館 山武郡芝山町岩山111-3
開館時間 10時〜17時(入館〜16時半)
休館日 月曜(祝日の場合は翌日)
入館料 大人500円 中高生300円 4歳以上200円
問合わせ 航空科学博物館 0479-78-0557
備考
「航空無線通信士」は、1996年(平成8年)12月までは「国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則」が「国際電気通信条約附属無線通信規則」であったそうです。
「航空無線通信士」の「合格率」ですが、平成21年度は46.7%、平成22年度は45.0%、平成23年度は37.3%、平成24年度は29.7%だったそうです。