本日二つ目にご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で1月14日(火)に開催されます「新年献詠祭被講式」です。
「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、「香取市」「香取」にある「神宮」で、「式内社」(名神大社)であり、「下総国一宮」、「旧社格」は「官幣大社」で、現在は「神社本庁」の「別表神社」です。
「香取神宮」の「創建」ですが、「神武天皇」の「御代18年」と伝えられ、「香取神宮」「御祭神」ですが、「日本書紀」の「国譲り神話」に登場する「建国の神」「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」が祀られています。
「香取神宮」は上記のように「下総国一宮」で、明治以前に「神宮」の「御称号」を与えられていたのは、「伊勢神宮」、「香取神宮」、「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)のみという「わが国」「屈指」の「名社」です。
また江戸時代から「人気」であった「東国三社参り」(2010年10月23日のブログ参照)は、「お伊勢参りのみそぎの三社参り」として篤い「信仰」を集めています。
ちなみに「東国三社」とは、「香取市」の「香取神宮」、「茨城県」「鹿嶋市」の「鹿島神宮」、「茨城県」「神栖市」の「息栖神社(いきすじんじゃ)」(2010年11月7日のブログ参照)の「三社」のことです。
「下総国一宮」「香取神宮」は、「四季折々」の「風情」で迎えてくれる「荘厳」な「香取の森」の中に鎮座しています。
「香取神宮」の約37000坪の「境内」には、「本殿」、「幣殿」、「拝殿」、「祈祷殿」、「楼門」、「宝物館」、「神徳館」、「弓道場」、「社務所」などがあります。
「香取神宮」「境内」の「神社」ですが、「奥宮」、「鹿島新宮」、「又身神社」、「桜大刀自神社」、「匝瑳神社」、「向栄神社」ほか「九社」が祀られています。
「香取神宮」では、弘仁3年(812年)以降、20年ごとに「式年遷宮」が定められていましたが、元禄13年(1700年)に「香取神宮」「本殿」が建立されてからは、「遷宮」は行われなくなったそうです。
また「香取神宮」では、12年に一度、「香取神宮式年神幸祭」が「午年(うまどし)」に行われており、「午年」である本年(2014年)の4月15日(火)・16日(水)の「二日間」「盛大」に執り行われます。
「献詠(けんえい)」とは、「宮中」や「神社」などに、「自作」の「詩歌(しいか)」をたてまつる(献上する)こと、また、その「詩歌」のことです。
「住吉大社」では「新年献詠祭」、「松苗神事」、「観月祭」と「年三回」にわたって「献詠祭」が行われており、これらすべて「一般の方」からも「歌」を募集しているそうです。
「新年献詠祭被講式」は、「香取神宮」「新春」の「恒例」の「祭事」で、「新年」「最初」(始め)に「香取神宮」「御神前」に「短歌」を奉納する「神事」です。
「新年献詠祭被講式」では、「香取神宮献詠会員」より献ぜられた「短歌」を、「古来」から伝わる「独特」の「節(ふし)」を付けて「短歌」を歌い、「香取神宮」「御神前」に奉納するそうです。
「新年献詠祭被講式」の「見学」ですが、「香取神宮」「社殿」の「外」からとなるそうです。
「由緒」ある「香取の森」に鎮座する「香取神宮」で行われる「新春恒例」の「歌会始」「神事」「新年献詠祭被講式」。
この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「新年献詠祭被講式」詳細
開催日時 1月14日(火) 10時半〜
開催会場 香取神宮 香取市香取1697
問合わせ 香取神宮 0478-57-3211
備考
「新年献詠祭被講式」は、上記のように「香取神宮」の「神様」に「短歌」を献上する「祭事」ですが、「宮内庁」の「歌会始」に倣(なら)い、催行されるそうです。
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地域情報::香取 | 06:37 PM |