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「第15回伊能歌舞伎公演」(成田市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「成田市」「成田市大栄公民館プラザホール」で11月17日(日)に開催されます「第15回伊能歌舞伎公演」です。

 「成田市」は、「面積」約214平方km、「人口」は131315人(平成25年10月末日現在)で、「千葉県」の「北部中央」に位置する「中核都市」です。
 「成田市」「北」はとうとうと流れる「坂東太郎」・「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)を隔てて「茨城県」と接し、「西」は「県立自然公園」に指定されています「印旛沼」(2011年2月3日のブログ参照)、「東」は「香取市」と接しています。
 「成田市」の「西側」には「根木名川」、「東側」には「大須賀川」が流れ、それらを取り囲むように「広大」な「水田地帯」や「肥沃(ひよく)」な「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「畑地帯」が広がっています。

 「成田市」「北部」から「東部」にかけての「丘陵地」には「工業団地」や「ゴルフ場」が点在し、「南」には「日本の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)・「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)の「畑地帯」が広がっています。
 また「成田市」の「中心部」である「成田地区」は1000年以上の「歴史」がある「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)の「門前町」として栄え、毎年多くの「参拝客」でにぎわいます。
 「成田市内」にはほかにも数多くの「寺社」が点在しており、豊かな「水」と「緑」に囲まれ「伝統的」な「姿」が融和した「都市」です。

 「成田市」は、平成18年(2006年)3月27日、「香取郡」「下総町」、「香取郡」「大栄町」の「2町」が合併し、新生「成田市」が誕生し、「北総台地」(下総台地)の「中核都市」としてさらなる「飛躍」を果たしました。
 かつての「田園観光都市」「成田」は、「信仰のまち」としての「顔」と「交通」、「経済」、「文化」の様々な「分野」での「国際交流」の「拠点」として、「国際交流都市」の「顔」をもつ「まち」へと大きく変貌しています。

 「伊能歌舞伎」は、「千葉県」の「北北東部」に位置する「成田市」「伊能」の「大須賀大神」の「祭礼」の際に「伊能」の「4地区」で「演舞」されています。
 「成田市」「大栄地区」に「春の訪れ」を告げる「風物詩」・「伊能」の「大須賀大神」の「例大祭」は、「地元」では、「伊能のおあそび」(2012年4月18日のブログ参照)とも呼ばれ、「伊能」1〜4区の「人々」が毎年交代で「祭囃子」に合わせて踊る「道中踊り」や「伊能歌舞伎保存会」による「伊能歌舞伎公演」などが行われています。

 「伊能歌舞伎」は、「大須賀大神」の「例大祭」の「奉納芝居」として、約300年の「歴史」をもつ「伝統行事」で60数年前の「戦争中」でさえほとんど中止されることがなく「上演」し続けられた「大栄地区」を代表する「郷土芸能」です。
 「大栄地区」では、「前林(まえばやし)」・「吉岡(きちおか)」・「津富浦(つぶうら)」・「松子(まっこ)」・「馬乗里(まじょうり)」でも「歌舞伎」が「上演」され、「村人」が熱狂した数少ない「娯楽」だったそうです。
 「伊能歌舞伎」は、昭和36年(1961年)には「千葉県」の「県指定無形民俗文化財」に指定されましたが、「娯楽」の「多様化」、「高度経済成長」による「時代の流れ」に加え、「火災」による「衣装」の「消失」などで、昭和40年(1965年)の「公演」を最後に「歌舞伎」の「上演」は途絶え、「文化財」の「指定」も解除されました。

 しかし、「伊能歌舞伎」は、「住民」の「復活」を願う「熱意」と「町おこし施策」を「背景」に、平成10年(1998年)、「伊能歌舞伎保存会」が結成され、翌平成11年(1999年)には34年ぶりの「復活公演」を果たしました。
 そして日々「稽古」に励み、今では10数演目をこなすまでに、「子ども歌舞伎」も「復活7年目」で「弁天娘女男白波(べんてんむすめめおしらなみ)」が全員「子ども」による「上演」にこぎつけ、新たな「役」にも挑戦しはじめたそうです。

 現在、年数回の「公演」のほかに「各地」から「公演依頼」が舞い込むほどに成長した「伊能歌舞伎」ですが、「役者の高齢化」や「後継者問題」、そして「三味線」や「義太夫」、「化粧」や「着付け」など「自ら」の「手」で上演するまでには多くの「課題」も山積みしているそうです。
 現在、「伊能歌舞伎」は、「役者」の「皆さん」の「芝居」にかける「熱意」と「彼ら」を支える「関係者」の「協力」があり、さまざまな「問題」にひとつひとつ取り組んでいます。

 「第15回伊能歌舞伎公演」ですが、「成田市大栄公民館プラザホール」を「会場」に11月17日(日)10時00分から15時00分まで開催されます。
 「第15回伊能歌舞伎公演」の「演目」ですが、「鎌倉三大記」「絹川村閑居の場」、「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」「御殿の場・床下の場」、「三番叟(さんばそう)」となっています。
 「第15回伊能歌舞伎公演」の「入場料」は「無料」で、「入場料」の「配布」ですが、10月16日(水)〜11月8日(金)の9時〜17時に「生涯学習課」(成田市役所5F)、「下総支所」、「中央公民館」、「大栄公民館」で「入場券」(座席指定)を配布するそうです。
 (1人5枚まで)

 「成田市大栄公民館ホール」で開催される「元禄時代」から続いたとされる「大栄地区」に伝わる「伊能歌舞伎」の「公演」「第15回伊能歌舞伎公演」。
 この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第15回伊能歌舞伎公演」詳細

 開催日時 11月17日(日) 10時〜(開演)(9時半〜開場)

 開催会場 成田市大栄公民館プラザホール 成田市松子393

 問合わせ 成田市教育委員会 生涯学習課 0476-20-1534

 備考
 「伊能歌舞伎」は、「成田市」の「市指定無形民俗文化財」に指定されています。



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| 地域情報::成田 | 01:00 PM |

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