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「佐原の大祭秋祭り」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「JR佐原駅」周辺「新宿地区」で10月11日(金)〜13日(日)の期間完済されます「佐原の大祭秋祭り」です。

 「お江戸見たけりゃ佐原へござれ 佐原本町江戸まさり」
 と「戯歌」に唄われるほど「隆盛」を極めた「商都」の「面影」が残る「北総の小江戸」「佐原の町並み」。
 「佐原の町並み」には、「江戸」と結ばれた「舟運」で栄えた「商家」が、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)に通じる「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)沿いに500m、「川」と交差する「香取街道」沿いに400mの「範囲」に「軒」を連ねています。
 「佐原の町並み」の中には寛政5年(1793年)「建築」「国指定史跡」に指定されている「伊能忠敬旧宅」(2012年2月24日のブログ参照)のほか「県指定文化財」も8件(13棟)含まれ、1996年(平成8年)には「関東地方」で初めて「国」の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。

 「佐原」の「重要伝統的建造物群保存地区」の「特徴」は、江戸時代後期から昭和初期にかけて「時代の変遷」を反映した「町並み」が見られること、また「昔」からの「家業」を引き継ぎ「今」も営業している「家」が多い点で、このため「佐原の町並み」は、「生きている町並み」と評されています。
 「蔵造」の「商家」から「煉瓦造(れんがづくり)」の「洋風建築」まで、「重要伝統的建造物群保存地区」にある「歴史的建造物」には、「保存活動」に「力」を尽くしてこられた「NPO法人」「小野川と佐原の町並みを考える会」による「案内表示」が置かれ、「来街者」・「観光客」の「建物ウォッチング」の「ガイド」となっています。
 また、最近は「小野川」に「観光船」(2011年5月6日のブログ参照)が就航し、「舟」から「柳越し」に見上げる「佐原の町並み」の「風情」も「人気」を集めています。

 「JR佐原駅」は、「香取市」「佐原イ」にある「東日本旅客鉄道」(JR東日本)の「JR成田線」の「駅」で、「線路名称」上は「JR成田線」の「単独駅」ではありますが、「運転系統」上は「JR鹿島線」の「列車」も「JR佐原駅」に乗り入れ、実際は「2路線3方向」の「列車」が発着しています。
 なお、「JR鹿島線」は「東隣」の「JR香取駅」が「線路名称」上の「起点」だそうです。
 「JR佐原駅」は、「直営駅」であり、「管理駅」として「JR成田線」の「大戸駅」から「下総橘駅」間の「各駅」と「JR鹿島線」の「十二橋駅」を管理しており、「みどりの窓口」(営業時間6時30分〜20時00分)・「指定席券売機」・「Suica対応自動改札機」が設置されています。
 また「JR佐原駅」「南側」に、2011年(平成23年)2月から供用開始した「佐原の町並み」をイメージして建設された「駅舎」があり、「駅舎」内に「NEWDAYS」や「観光交流センター」(駅舎竣工までは「待合室」として使用)などがあります。

 「諏訪神社」は、「香取市」「佐原」「新宿」にある「神社」です。
 「諏訪神社」の「御祭神」は「建御名方神(たけみなかたのかみ)」、「社格」は「郷社」、「創建」は天正年間(1573年〜1592年)です。
 「諏訪神社」の「歴史」ですが、天慶2年(939年)の「天慶の乱(てんぎょうのらん)」で「伊予国」の「藤原純友」を討った「功績」により「下総大須賀荘」(現「成田市」「伊能」)「領主」に任ぜられた「大神惟季」が、「領内」の「守護」として「信濃国」「諏訪大社」を勧請したそうです。
 「諏訪神社」はその後、天正年間に「領内」の「農民」を率い「佐原」「新宿」を開発するに際して「守神」として勧請したもので、現在の「諏訪神社」「社殿」は嘉永6年(1853年)に造営されたものです。

 「佐原の大祭」(2011年7月13日のブログ参照)は、江戸時代から約300年続く「祭礼」で、7月に行われる「八坂神社祇園祭」(2013年7月10日・2012年7月9日・2011年7月11日のブログ参照)と10月に行われる「諏訪神社秋祭り」(2012年10月10日・2011年10月3日のブログ参照)を「総称」したもので、「佐原の大祭」は、2004年(平成16年)には、「国」の「重要無形民俗文化財」に指定されています。
 「佐原の大祭」では、「大人形」を乗せた「高さ」9mもある「山車」が、「日本三大囃子」「佐原囃子」(2012年2月23日のブログ参照)の「音色」に合わせ「山車」が曳き廻され、「小江戸」と呼ばれる「佐原の町並み」(国選定重要伝統的建造物群保存地区)がある「小野川」の「西側一帯」(新宿地区)を「家々」の「軒先」をかすめながら14台の「山車」が曳き廻される「勇壮」で「風情」たっぷりな江戸時代の「情景」を彷彿させ、「佐原」の「365日」は、この日のためにあると言っても「過言」ではないと言えるほど盛り上がります。

 「佐原の大祭」は、上記のように「年」に「2回」行われ、「夏」は「小野川」を挟んで「東側」の「本宿」・「八坂神社」、「秋」は「西側」の「新宿」・「諏訪神社」の「祭礼」として行われます。
 江戸時代「見物の群衆、人の山をなし」と言われるほどの「賑わい」を見せた「佐原の大祭」は、何といっても「華麗」な「山車」、「哀愁」を帯びた「佐原囃子」が「特徴」です。
 「古い町並み」の残る「小野川」沿いを行き交う「山車」の「姿」は、「佐原」の「特色」を活かした「見所」のひとつで、「佐原のまち」に「小江戸」の「賑わい」が戻る「祭」となっています。

 「日本三大囃子」「佐原囃子」ですが、「佐原」の「町中」では、「祭り」が近づくとどこからともなく「お囃子」が聞こえてきて、「各町内」の「下座連」が「練習」を始めるそうです。
 そして「佐原の大祭」「期間中」は「山車」に乗り込み、曳き廻される「道々」に合わせて「曲」を演奏、その「音色」が「江戸」の「風情」へと誘います。
 また「佐原の大祭」自慢の「山車」は、「総欅造り」の「本体」に「関東彫り」の「重厚」な「彫刻」が飾り付けられ、「上部」には江戸・明治期の「名人人形師」によって制作された「高さ」4mにも及ぶ「大人形」が乗っています。

 今年(2013年)の「佐原の大祭秋祭り」では、10月11日(金)の「初日」10時から「山車乱曳き」(山車14台から始まり、10月12日(土)「二日目」)、10月14日(日)の「最終日」17時頃「諏訪神社」に戻るまで行われます。
 「佐原の大祭秋祭り」の「見所」ですが、今年は「3年」に「一度」の「本祭」の「年」にあたり、「二日目」の10月12日(土)の「日中」は「山車」14台が整列し、並んで曳き廻される「巡行」と18時20分頃から行われる「年番引継行事」で、「年番引継行事」では「上宿区」から「新橋本区」へ「年番」が交代するそうです。
 「年番引継行事」ですが、18時20分から「通し砂切」を演奏後、「上宿区」の「山車」は整列している13台の「山車」の「横」を通り、「列」の「最後尾」に着き、その後、「曳き分れ」となり、「各町」「山車」はそれぞれの「コース」を進行、「年番引継行事」は、すべての「山車」を一度に見られる「絶好」の「機会」となっています。
 また「佐原の大祭秋祭り」では、「秋祭り祭礼区域内」に「各種広場」を特設します。
 「佐原の大祭秋祭り」では、大きく分けて5つの「会場」(広場)で行われており、「おまつりステージ広場」、「東薫(とうくん)広場」、「わくわく大休憩広場」、「にぎわい広場小江戸茶屋」、「ふるさとお土産テント村」となっています。

 「おまつりステージ広場」は、「佐原信用金庫」「本店駐車場」に設置され、「各町若連」による「手踊り」や「佐原囃子」が披露され、「会場内」には「休憩施設」も設けられ、「軽飲食物」や「お祭りグッズ」の「販売」も行われるそうです。
 「おまつりステージ広場」での「郷土芸能」の「披露」ですが、以下のようになっています。

 10月11日(金)〜13日(日) 各町若連による手踊り
 (随時)

 10月12日(土)      上町芸座連・花柳智彦社中
 (15時00分〜、17時30分〜、19時30分)

 10月13日(日)      大崎大和神楽保存会
 (12時00分〜、14時00分〜)
 10月13日(日)      新和下座連・花柳智彦社中
 (15時30分〜、19時00分〜)

 「東薫広場」ですが、「香取街道」沿いに設置され、「広場内」では「野菜」&「手作りお漬物」の「産地直売」や「飲食物」の「物販」など、また「お酒」の「試飲会」もあり、「休憩の場」として利用できます。
 「東薫広場」での「郷土芸能」の「披露」ですが、以下の予定で行われます。

 10月12日(土)・13日(日) 手踊り披露・祭遊会(CDによる演奏)
 (16時00分頃〜)

 「わくわく大休憩広場」は、「忠敬橋」付近「駐車場」に設置され、「佐原囃子」の「演奏」や「飲食物」の「販売」、「おまつり散策」の「休憩場所」として利用できます。
 「わくわく大休憩広場」では、以下の予定で「芸能」が「披露」されます。

 10月13日(日)      新和下座連・花柳智彦社中
 (17時00分〜)

 「にぎわい広場小江戸茶屋」は「おまつりステージ広場」が設置される「佐原信用金庫」「本店」前に設置され、「小江戸三市」(「川越市」・「栃木市」・「香取市」)・「友好都市」(「喜多方市」)の「テント」が立ち並び、「飲食物」の「販売」や「お食事」・「休憩施設」とて利用できます。
 また「にぎわい広場小江戸茶屋」では、「お祭りガイド」と併せて「お祭りグッズ」の「販売」も行われ、「おまつり散策」の「拠点」として利用できます。

 「ふるさとお土産テント村」ですが、「松川本店」「駐車場」に設置され、「ふるさと産品育成事業」による「芋菓子」や「地元農家」の「皆さん」による「農産物」・「農産加工品」の「販売」が行われます。

 「佐原の大祭秋祭り」「期間中」、「利根川河川敷」「特設大駐車場」から「祭り会場」まで「小野川」を「シャトル舟」を運航するそうです。
 なお、「祭り期間中」は、10時から22時まで「大幅」な「交通規制」が実施されますのでご注意下さい。

 「JR佐原駅」周辺「新宿地区」で開催される「江戸」の「匠」による「絢爛豪華」な「大人形」「山車」14台の「競演」が行われる「佐原の大祭秋祭り」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「佐原の大祭秋祭り」詳細

 開催期間 10月11日(金)〜13日(日)

 開催時間 10時〜22時

 「佐原の大祭秋祭り」「イベントスケジュール」

 時間     イベント (会場)

 11日(金)

 10時00分〜  山車乱曳き
 (各町内)
 随時     のの字廻し
 (指定場所)
 随時     佐原囃子と手踊りの披露
 (おまつりステージ広場・随所)

 12日(土)

 10時30分頃〜 山車14台整列開始
 (香取街道・上宿通り〜下分通り)
 12時20分〜  通し砂切の後〜山車巡行
 (山車14台揃い曳き・市内巡行)
 15時30分頃  山車14台整列完了
 (香取街道・下宿通り〜上宿通り)
 18時20分〜  年番引継行事(通し砂切〜)
 (各山車前)
 19時40分頃〜 各町順次曳き分れ
 随時     佐原囃子と手踊りの披露
 (おまつりステージ広場・随所)

 13日(日)

 9時00分〜  神輿の渡御行列
 (御旅所〜諏訪神社)
 10時00分〜  山車乱曳き(山車14台)
 (各町内)
 随時     のの字廻し
 (指定場所)
 随時     佐原囃子と手踊りの披露
 (おまつりステージ広場・随所)

 開催会場 JR佐原駅周辺佐原新宿地区 香取市佐原

 問合わせ 香取市商工観光課 0478-54-1111
      水郷佐原観光協会 0478-52-6675

 備考
 「佐原の大祭秋祭り」は「雨天決行」で行われます。
 「佐原の大祭秋祭り」では、「佐原商工会議所」に設置される「無料休憩所」にて、10月12日(土)・13日(日)に10時から21時まで「4F休憩所」の「開放」、「お祭りビデオ上映」、「トイレ」が利用できます。
 また「JR客おもてなし企画」として13日(日)に「東薫酒造」「駐車場」前におきまして、13時頃から「山車」の「運行」に合わせ「臨時山車曳き体験」を行うそうです。























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