本日ご紹介するのは、地元「銚子市」「銚子ポートタワー」で10月5日(土)〜11月10日(日)の期間開催されます「第18回林友久色彩魚拓展」です。
「銚子ポートタワー」(2010年9月3日のブログ参照)は、「水産ポートセンター」内にある「施設」で、「水産物卸売センター」「ウォッセ21」(2011年4月26日・2010年8月25日のブログ参照)と隣接する「高さ」57.7mの「ツインタワー」です。
「銚子ポートタワー」の「ウリ」はなんといっても「4F」「展望室」からの360度の「大パノラマ」で、「陽光」と輝く「太平洋」を「背景」に「銚子漁港」(2012年1月24日のブログ参照)、丸みを帯びた「広大」な「水平線」、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)の「河口」の「雄大」な「眺望」を満喫することができます。
「日本最大流域」を誇る「利根川」が「世界最大の海洋」である「太平洋」に注ぐ様を望む「位置」に立地している「銚子ポートタワー」からは、遠く「鹿島灘(かしまなだ)」(2012年6月16日のブログ参照)や、「日本一」の「銚子漁港」を眼下に見渡せ、「時期」によっては「利根川」に沈む「夕景」も楽しめる「眺望スポット」となっています。
「銚子ポートタワー」は、「千葉県」により、「水産ポートセンター」「ウォッセ21」と並ぶ「観光部門施設」として建設され、平成3年(1991年)6月に竣工しました。
「銚子ポートタワー」の「設計者」(設計事務所)ですが、「(株)横川建築設計事務所」で「構造様式」は「鉄骨造りハーフミラーガラス」「ツインタワー」で、「総反射ガラス張り」の「おしゃれ」な「タワー」となっています。
「銚子ポートタワー」の「概要」ですが、「1F」に「インフォメーション」・「昇降ロビー」、「イベントコーナー」・「売店」があり、「銚子の観光」を「ガイド」してくれる「検索システム」も用意されています。
「2F」には「展望ロビー」が設けられており、「展示会」・「イベント」・「催事」・「会議室」などに使われています。
「3F」は「展望ロビー」(高さ43.05m)、「4F」が「展望ホール」(高さ46.95m)となっており、三方を「海」と「川」に囲まれた「銚子の風景」を見渡すことができます。
「魚拓」とは、「釣り」で釣った「魚」の「像」を、「墨」を使って「紙」などに「転写」したもので、釣り上げた「魚」の「原寸大」の「記録」を残すために行われます。
「魚拓」には、「魚」に「直接」「墨」を塗り「布」や「紙」に写し取る「直接法」と、「魚」に「布」や「紙」に載せて、「上」から「墨」などで「色」をつける「間接法」があります。
「魚拓」は、最近では「動物愛護」の「観点」から、「魚拓」ではなく「写真」を撮りそれに代えることがあり、特に「ルアー・フィッシング」の「愛好家」は、「魚」を殺さず「水」に戻す「キャッチ・アンド・リリース」が「エチケット」になっているそうで、この場合「物差し」と共に「写真」を撮り、「大きさ」を証明するそうです。
また、この「手法」になぞられて、「インターネット」上の「Webページ」の「内容」を、「画像」として保存する「Webサービス」を「魚拓サービス」とよび、「ウェブ魚拓」が「嚆矢(こうし)」です。
「林友久」氏は、「銚子市」「豊里台」在住の「魚拓作家」です。
「林友久」氏の「略歴」ですが、以下の通りとなっています。
1930年(昭和5年) 千葉県銚子市に生まれる。
1960年(昭和35年) 釣具展を開業と同時に、趣味で魚拓を始める。
1962年(昭和37年) 魚拓の重鎮高尾龍三郎先生に師事する。
1963年(昭和38年) 画箋紙魚拓から布地魚拓へ移行し、現在に至る。
1992年(平成4年) 銚子ポートタワーにて第1回魚拓展開催。
その後、銚子商工信用組合本店、柏支店をはじめ、各支店にて魚拓展開催、アメリカ・クースベイ市クース美術館に、銚子市が「林」氏の寄贈する。
1993年(平成5年) 銚子ポートタワーにて第2回魚拓展開催。
1995年(平成7年) 地球が丸く見える丘展望館にて第1回魚拓展開催。
1997年(平成9年) 銚子ポートタワーにて第3回魚拓展開催。
1998年(平成10年) ウォッセ21にて魚拓展開催。
1999年(平成11年) 銚子ポートタワーにて第4回魚拓展開催。
2000年(平成12年) 千葉県立大利根博物館企画展「フナと釣り」に出展。
(5月27日〜6月25日)
東京電力(株)千葉支店ギャラリーにて魚拓展開催。
(7月3日〜14日)
その他 各団体の要望に応じ、各地で魚拓の撮り方の指導にあたる。
「第18回林友久色彩魚拓展」ですが、「銚子ポートタワー」を「会場」に行われる「魚拓作家」「林友久」氏の「魚拓展」です。
「林友久」さんは、上記のように「釣具店」を経営した時代、「客」の「求め」に応じて「障子紙」に「魚拓」を取り始め、「地元」の「釣り人」のあいだで、「丁寧」な「魚拓」が評判となったそうです。
ある日、「林友久」氏は「釣り」の「日刊紙」の「取材」を受けたことが「きっかけ」となり、「日本」の「魚拓」の「第一人者」「高尾龍三郎」氏と巡り合い、「魚拓」の「取り方」を「魚」に直接「絵の具」を塗って「紙」に取る「直接法」から、「魚」を「布」で覆い、「布」の「上」から「色」をつける「間接法」に変え、「魚拓」を「記録の世界」から「美術の世界」へ引き上げたそうです。
「第18回林友久色彩魚拓展」では、まるで「水族館」に来たかのような「色」鮮やかな「色彩」をまとった「魚拓」が展示され、「間接法」にて仕上げれた「魚拓」は「カラーコピー」をしたかのような「魚拓」なのだそうです。
また「第18回林友久色彩魚拓展」では、「拓友会会員」や「銚子商業」「海洋科」の「生徒」の「皆さん」の「作品」も「展示」されるそうです。
「銚子」の「展望名所」「銚子ポートタワー」で開催される「色彩」豊かな「魚拓たち」が鑑賞できる「第18回林友久色彩魚拓展」。
この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第18回林友久色彩魚拓展」詳細
開催期間 10月5日(土)〜11月10日(日)
開催会場 銚子ポートタワー 銚子市川口町2-6385-267
開館時間 8時半〜18時半(10月は〜17時半)(入館は30分前まで)
問合わせ 銚子ポートタワー 0479-24-9500
備考
「第18回林友久色彩魚拓展」の「会場」「銚子ポートタワー」では、「開催期間中」の「毎週日曜日」12時から15時の間、「林友久」氏の「魚拓作り実演」や「拓友会会員」指導による「魚拓作り体験」(無料)が行われるそうです。
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地域情報::銚子 | 07:59 PM |