本日ご紹介するのは、地元「銚子市」「銚子マリーナ特設会場」で9月22日(日)に開催されます「第19回きんめだいまつり」です。
「千葉ブランド水産物認定品」(2011年2月14日のブログ参照)は、「千葉県」が取り組んでいる「水産物」、また「水産加工品」、「ふるさと品」の「認定制度」です。
「千葉ブランド水産物認定品」の「目的」ですが、「千葉のさかな」の「認知度」を高め、広く「県内外」にアピールするために、平成18年(2006年)6月に創設されました。
「千葉ブランド水産物認定品」は、「千葉県農林水産部水産局水産課」が担当し、「優良」な「県産水産物」を認定し、「重点的」にPRすることで、「千葉のさかな」の「消費拡大」及び「イメージアップ」を図り、「千葉県水産業」の「振興」と「観光立県」「千葉」の「推進」に寄与しています。
なお、平成24年(2012年)11月現在、「21品目」が認定されています。
「千葉ブランド水産物認定品」ですが、以下の21品目となっています。
「生鮮水産物」(認定数・8品目)
銚子つりきんめ(2010年10月17日のブログ参照)
勝浦産ひき縄カツオ
外房イセエビ
外房あわび
房州黒あわび
大佐和漁協江戸前あなご
太東・大原産真蛸
九十九里地はまぐり(2012年12月17日のブログ参照)
「水産加工品」(認定数・9品目)
手入れ海苔(焼のり)
一番摘み青とびのり(焼のり)
金田産一番摘みあま海苔(焼海苔)
房州ひじき
いわし野菜漬
銚子産いわししょうゆ味
九十九里いわしのごま漬
九十九里いわしのみりん干
さばてり焼きスモーク
「ふるさと品」
房州和田浦つち鯨
房州産鰹節・花かつお
房州産鯖節・鯖花削り
天然あわび海女の味噌焼き
「銚子つりきんめ」ですが、「品質」の「良さ」を「千葉県」にも認められ、「千葉」を代表する「優良水産物」であるとされ、上記のように「千葉ブランド水産物認定品」「第1号」の「認定書」を授与されています。
「銚子つりきんめ」の「認定事業者」ですが、「銚子市漁業協同組合」、「銚子つりきんめ」の「規格」ですが、「認定対象期間」(旬)は、「周年」、「大きさ」は500g以上となっています。
「銚子つりきんめ」の「地域」及び「認定品」の「特徴」ですが、以下の通りとなっています。
銚子市は全国有数の水産業の町
銚子つりきんめは、全国的にキンメダイ漁の北限といわれる漁場で、銚子市外川地区の小型船約40隻が立縄漁業(釣りの一種)により漁獲しています。
鮮やかな色と傷のないきれいな魚体を直後から、一尾ずつ丁寧に取り扱い、常に高い品質のものを提供するよう努力・研究を重ねています。
漁業者グループ「キンメダイ・アカムツ研究会」を中心に、キンメダイ資源の管理、販売促進活動に積極的に取り組み、なかでも毎年7月に開催される「きんめだいまつり」は来場者4万人を超え、「銚子つりきんめ」の知名度アップに大きく貢献してきました。
となっています。
「銚子つりきんめ」の「おいしさ」の「理由」ですが、「銚子沖」は「黒潮」と「親潮」がぶつかる「海域」で、「餌」となる「プランクトン」が豊富で「脂ののり」が違い、上記のように「銚子沖」は「金目鯛」の「生息海域」の「北限」であるため、「海水温」が低いため「身の締まり」が「別格」であるからだそうです。
さらに「銚子つりきんめ」の中でも「脂ののり」が良いと言われる「銚子沖」「水深」300m位の「海域」に回遊せず棲みついている「根付き」の「金目鯛」も有名で、「銚子つりきんめ」は、すべて「日帰り」の「漁船」から水揚げされるので、「鮮度」も「抜群」です。
「きんめだい」(金目鯛、Beryx splendens)は、「キンメダイ目」「キンメダイ科」に属する「深海魚」で、「世界各地」の「深海」に生息しています。
「きんめだい」の「特徴」ですが、「目」が「金色」に輝き、「魚体」の「色」が赤いことから「キンメダイ」の「名」がありますが、「マダイ」や「クロダイ」などの「スズキ目」「スズキ亜目」「タイ科」とは異なる「種類」なのだそうです。
「きんめだい」の「旬」は「冬」ですが、「四季」を通じてよく「脂」が乗っているため、「煮物」にすると特に「美味」であるほか、「白身」であらゆる「料理」に利用できます。
「きんめだい」の「身」は軟らかく「小骨」が少ないため、「老人」や「子供」にも食べやすい「魚」ですが、「旬」が「冬季」である為に「荒天」の「影響」を受け「漁」の「安定性」が確保できない事、扱う「漁師」の「減少」などの「影響」で「漁獲高」も年々減少し、「水揚げ」が多い「伊豆半島」などで「地産地消」の「一環」で「ブランド化」して、「価格」の「高騰」と「流通量」の「減少」が続いています。
「きんめだい」の「調理法」ですが、「刺身」、「煮魚」、「干物」、「味噌漬け」、「粕漬け」、「酒蒸し」、「鍋物」、「ブイヤベース」、「ムニエル」等となっています。
「きんめだいまつり」(2012年7月12日・2011年8月29日のブログ参照)は、主催する「銚子市漁業協同組合」(外川港)の「皆さん」が「銚子つりきんめ」(きんめだい)をぜひ「消費者」の「皆様」に知っていただき、とりたての「味覚」を「目の前」で味わってもらいたいと平成7年(1995年)からスタートした「イベント」です。
「きんめだいまつり」は、「漁業者」や「関係者」の「皆さん」による「手作り」の「おまつり」で、「年」を重ねるごとに「イベント」の「精度」を上げていき、年々「ファン」も増えていき「きんめだいまつり」を心待ちにしている方も多い「おまつり」です。
「きんめだいまつり」の「会場」ですが、例年「銚子マリーナ」(2010年10月18日のブログ参照)で行われていましたが、一昨年(2011年)に起こった「東日本大震災」の為、「AEON銚子ショッピングセンター」(現・イオンモール銚子)「駐車場」を「会場」に「第17回きんめだいまつり」で行われましたが、昨年(2012年)から「会場」を「銚子マリーナ」に戻し「第18回きんめだいまつり」が開催されました。
今回で「19回目」を数える「第19回きんめだいまつり」は、「銚子市漁業協同組合」「きんめだいまつり実行委員会」主催、「協賛」「銚子市」、「(社)銚子市観光協会」、「協力」「銚子すし商組合」で開催される「イベント」で、「銚子市制施行80周年記念行事」のひとつとして行われます。
また「第19回きんめだいまつり」は、前回から引き続き「エビスビール」さんが応援しています。
「第19回きんめだいまつり」では、「キンメダイ」をはじめ「新鮮」なとれたての「きんめだい即売コーナー」「鮮魚即売コーナー」、「フランス人シェフ」による「きんめリゾット」の「販売」、「ヒラメ」の「稚魚放流」などが行われるそうです。
「第19回きんめだいまつり」には、「漁業者」の「奥さんたち」が「腕」を振るう「かあちゃん食堂」がオープンし、「きんめ煮付定食」、「きんめ天丼」などが出品されるそうです。
「きんめだいまつり」の「最大の呼び物」は、なんといっても「きんめだい」の「特売」で、これを「目当て」に、「千葉県内」はもとより、「東京都」や「神奈川県」など「関東近県」からも多くの「来場客」が訪れています。
「銚子マリーナ特設会場」で行われる「銚子つりきんめ」の「魅力」をアピールするために開催される「人気」の「イベント」「第19回きんめだいまつり」。
この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第19回きんめだいまつり」詳細
開催日時 9月22日(日) 9時半〜13時半
開催会場 銚子マリーナ特設会場 銚子市潮見15
問合わせ 銚子市漁業協同組合きんめだいまつり実行委員会 0479-25-1166
備考
「第19回きんめだいまつり」では、新たに「千葉ブランド水産物認定品」に認定されました「九十九里地はまぐり」の「試食」・「販売」も行うそうです。
「九十九里地はまぐり」は、「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)で昔から「漁獲」されており、「地元」では「焼きはまぐり」や「節句」の「素材」として親しまれています。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1822 |
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地域情報::銚子 | 11:38 AM |