ご予約・お問合せ 0479-23-5111(代) 受付時間)9:30〜20:00 チェックイン)15:30 チェックアウト)10:00
犬吠埼観光ホテルホームページ
波打ちぎわの天然温泉露天風呂
トップページ
■CALENDAR■
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   
<<前月 2024年10月 次月>>
■NEW ENTRIES■
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■POWERED BY■
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■


携帯からもご覧いただけます

「十七夜講(じゅうしちやこう)・サマーフェスティバル」(芝山町)
 本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」「芝山仁王尊」「観音教寺」で8月17日(土)に開催されます「十七夜講(じゅうしちやこう)・サマーフェスティバル」です。

 「芝山仁王尊」「観音教寺」(2011年4月25日のブログ参照)は、「山武郡」「芝山町」にある「天台宗」の「寺院」で、「山号」は「天応山(天應山)」、「御本尊」は「十一面観世音菩薩」です。
 「芝山仁王尊」「観音教寺」は、上記のように「比叡山延暦寺」を「御本山」とする「天台宗」の「寺院」で、「正式名称」を「天應山観音教寺福聚院」というそうです。
 「芝山仁王尊」「観音教寺」は、「上総国薬師如来霊場第28番」(結願)、「新上総国三十三観音霊場第33番」(結願)、「東国花の寺百ヶ寺千葉6番札所」としても知られています。

 「芝山仁王尊」「観音教寺」の「由緒」ですが、奈良時代末期、人皇第四十九代「弘仁天皇」の宝亀11年(780年)の「正月」、「平城京」が「雷火」に襲われ、「皇室擁護」の「寺院」が多く焼失したため、「諸国」に命じて新たに「仏寺」を建てせしめたそうです。
 「芝山仁王尊」「観音教寺」は、天応(天應)元年(781年)「勅命」により、「征東大使」「中納言 藤原継縄」公がこの「布令」の下に「当地」に「寺院」を建立し、「御本尊」として奉持して来た「十一面観世音菩薩」を奉安し、創建されたそうです。
 「芝山仁王尊」「観音教寺」は、天長2年(825年)、後に「第3代天台座主」となった「慈覚大師」「円仁」により中興され、次第に「甍(いらか)」の「数」を増やし、近隣に八十余字の「子院」を置くに至ったと伝えられています。
 その後「芝山仁王尊」「観音教寺」、中世に「治承年間」に「千葉」の「豪族」である「千葉介平常胤」の「崇敬」を受け、許多の「仏田」が寄進され、永く「祈願所」として栄えますが、「豊臣秀吉」の「小田原攻め」の「影響」を受け、「観音教寺」も「全山灰土」と化したと伝えられています。
 やがて江戸時代に入り「芝山仁王尊」「観音教寺」は「徳川幕府」の「庇護」の下、「十万石」の「格式」を持つ「伴頭拝領寺」として「関東天台」の「中核」となす「寺院」になったそうです。

 特に「芝山仁王尊」「観音教寺」は、「火事泥棒除け」「厄除け」の「仁王尊天」として「大江戸」の「庶民」の「信仰」を集め、「いろは四十八組」の「町火消」が「纏(まとい)」を「先頭」に競って参詣していたと伝えられています。
 現在でも「芝山仁王尊」「観音教寺」には、「有名」な「新門辰五郎」の旧「を組」の「記念碑」が「境内」に建っており、その「信仰」が今日(こんにち)まで「連綿」として伝えられていることが分かります。
 以上のことから「観音教寺」は、「火事除け」「泥棒除け」の「仁王尊」として知られ、「芝山仁王尊」とも呼ばれています。

 「十七夜講(じゅうしちやこう)〜精霊会〜」は、「ご先祖」を供養する「お盆」の「伝統行事」として、江戸時代に「端」を発する「縁日」の「宵祭り」で、近年では「芝山」周辺地域の「夏の風物詩」として「町民」や「近隣」の「人々」にも親しまれています。
 「十七夜講〜精霊会〜」では17時から「芝山仁王尊」「観音教寺」「本堂」にて「放生会(ほうしょうえ)法要」、「総回向法要」を行った後、18時から「洗浄池」で「灯籠流し」を行うそうです。
 「十七夜講」は、毎年8月17日に「芝山仁王尊」「観音教寺」で行われる「恒例行事」で一昨年(おととし)に引き続き、「芝山仁王尊」「観音教寺」「境内」に沢山の「灯籠」を配して「精霊」を供養する「万燈会」を厳修するそうです。
 昨年(2012年)「十七夜講」「万燈会」では、「大地震」の「犠牲者」の供養し、一日も早い「被災地」の「復興」と「原発事故」の「収束」を祈る、多くの「僧侶」による「天台声明」をお唱えする「法要」を行ったそうです。
 また「万燈会」「灯籠」の「献燈」に「協力」を行い、「一基」500円の「献燈料」は「義援金」として「東日本大震災」の「被災地」へ届けたそうです。

 「芝山仁王尊」「観音教寺」では、「東日本大震災」で「被害」を受けた「三重塔」の「修復工事」も昨年(2012年)終了し、3年ぶりに「十七夜講・サマーフェスティバル」を再開し、「芝山仁王尊」「三重塔」前に「真夏」の「祭典」が復活するそうです。
 「十七夜講・サマーフェスティバル」の「タイムスケジュール」ですが、以下の通りとなっています。

 17時00分 放生会

 18時00分 総回向法要

 18時30分 灯籠流し

 19時00分 サマーフェスティバル(沖縄音楽とエイサー)

 「十七夜講・サマーフェスティバル」では、「シューベルトまつだ」さんの「島唄ライブ」、「成田美ら海会」の「エイサー」、「フリージア」の「ライブ」となっています。

 「芝山」の「古刹」「芝山仁王尊」「観音教寺」で行われる「夏の風物詩」「十七夜講・サマーフェスティバル」。
 この機会に「芝山町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「十七夜講・サマーフェスティバル」詳細

 開催日時 8月17日(土) 17時〜

 開催会場 芝山仁王尊観音教寺 山武郡芝山町芝山298

 問合わせ 芝山仁王尊観音教寺 0479-77-0004

 備考
 「芝山仁王尊」「観音教寺」「三重塔」ですが、江戸時代の天保7年(1836年)「銅板平葺」、「高さ」24.98mの「建造物」で、「千葉県」の「県指定文化財」に指定されています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1791 |
| 地域情報::成田 | 11:18 AM |

PAGE TOP ↑

(C) Copyright Inubozaki Kanko Hotel. All rights reserved.