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「二回目の国体 こぼれ話」(銚子市)
 今月末に、銚子市野球場に今年の夏、甲子園を沸かせた高校球児が集い、国体硬式野球が開催されます。

 ご存じの方は多いと思いますが、千葉県は過去に一度国体開催経験があり、今回で二回目の国体開催になります。

 前回開催は昭和48年に行われ、「若潮国体」として催行され、37年ぶりの開催となります。

 当時、銚子では本年と同様に硬式野球が開催され、盛況であったようです。

 中でも強豪校を破り、決勝に進んだ地元の「銚子商業」は、決勝戦で江川卓投手率いる栃木の「作新学院」と対戦し、延長戦の末勝ち越し、地元で国体優勝を飾りました。(江川投手は2回を投げセンターで出場しました)

 銚子商業は、その当時に作新学院の江川投手と当たる事が多く、若潮国体年度に、夏の甲子園大会の2回戦で対戦、雨中の延長戦に勝ち越し勝利。(その年はベスト8)。

 ここまでの話ですと、銚子商業の連戦連勝の強さばかりになりますが、実は伏線があり、国体優勝に繋がるこぼれ話をひとつ。

 実はその前年(国体の前の年)の関東大会で対戦。江川投手に三振20個を取られる結果に。
その経験を活かし、その後行われた甲子園、若潮国体での対戦で作新学院を下したとの事でした。

 未(いま)だに語り継がれる地元開催での「銚子商業」の快挙。
今年の国体でも、多くのドラマが繰り広げられます。9月末は、銚子に野球を見にお出掛けください。

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| 地域情報::銚子 | 10:59 AM |

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