本日二つ目にご紹介するのは、地元「銚子までのお楽しみ」「千葉県内初」「圏央道」「木更津〜東金間」「開通」です。
「圏央道(けんおうどう)」こと「首都圏中央連絡自動車道(しゅとけんちゅうおうれんらくじどうしゃどう)」は、「神奈川県」「横浜市」「金沢区」から「東京都」・「埼玉県」・茨城県 を経由し「千葉県」「木更津市」に至る、「都心」からおおむね「半径」40〜60kmの「位置」を「環状」に結ぶ「高規格幹線道路」(「国土交通大臣指定」に基づく「高規格幹線道路」(「一般国道」の「自動車専用道路」))で、「圏央道」と略されます。
「圏央道」の「概要」ですが、「東京」の「都心」から40〜60km圏内の「横浜市」・「相模原市」・「八王子市」・「川越市」・「つくば市」・「成田市」・「木更津市」などの「東京郊外」の「諸都市」を結ぶとともに、「横浜横須賀道路」・「東名高速道路」・「中央自動車道」・「関越自動車道」・「東北自動車道」・「常磐自動車道」・「東関東自動車道」・「千葉東金道路」・「館山自動車道」などの「放射道路」を相互に連絡する(「第三京浜道路」とは連絡しない)「首都圏」の「3環状」「9放射」の一番「外側」の「環状道路」です。
2013年4月14日現在、「圏央道」として「茅ヶ崎JCT」〜「寒川北IC」間、「海老名JCT」〜「相模原愛川IC」間、「高尾山IC」〜「桶川北本IC」間、「白岡菖蒲IC」〜「久喜白岡JCT」間、「つくば中央IC」〜「稲敷IC」間、「木更津IC〜木更津JCT」間が開通しており、「NEXCO(ネクスコ)」が「管理」・「運営」を行っています。
また、「未開通区間」については「NEXCO」と「国土交通省」が共同で「建設」・「整備」を進めています。
このうち、「あきる野IC」を「境」に「南側」の「藤沢IC」〜「あきる野IC」間を「NEXCO中日本」が、「あきる野IC」〜「木更津JCT」と「横浜環状南線」の「区間」を「NEXCO東日本」がそれぞれ「建設」・「管理」を担当しています。
「圏央道」の「歴史」ですが、以下の通りです。
1987年(昭和62年)6月30日 高規格幹線道路として構想。
1988年(昭和63年)3月30日 新湘南バイパス開通。
1993年(平成5年)4月1日 一般国道468号に指定。
1996年(平成8年)3月26日 青梅IC〜鶴ヶ島JCT間開通(圏央道として最初の開通区間)。
1998年(平成10年)3月30日 千葉東金道路二期(東金IC〜松尾横芝IC間)が開通。
2002年(平成14年)3月29日 日の出IC〜青梅IC間開通。
2003年(平成15年)3月29日 つくばJCT〜つくば牛久IC間開通。
2005年(平成17年)3月21日 あきる野IC〜日の出IC間開通。
2007年(平成19年)3月10日 つくば牛久IC〜阿見東IC間開通。
2007年(平成19年)3月21日 木更津東IC〜木更津JCT間開通。
2007年(平成19年)6月23日 八王子JCT〜あきる野IC間開通。(関越自動車道と中央自動車道が結ばれる)
2008年(平成20年)3月26日 工事中の城山八王子トンネルが崩落、坑口および周囲に損傷被害。
2008年(平成20年)3月29日 鶴ヶ島JCT〜川島IC間開通。
2008年(平成20年)7月18日 狭山PA開設。
2009年(平成21年)3月21日 阿見東IC〜稲敷IC間開通。
2010年(平成22年)2月27日 海老名JCT〜海老名IC間開通。
2010年(平成22年)3月28日 川島IC〜桶川北本IC間開通。
2010年(平成22年)4月24日 つくば中央IC〜つくばJCT間開通。
2011年(平成23年)5月29日 白岡菖蒲IC〜久喜白岡JCT間開通。
2012年(平成24年)3月25日 高尾山IC〜八王子JCT間開通。
2013年(平成25年)3月30日 海老名IC〜相模原愛川IC間開通。同時に厚木PA(外回り)開設。
2013年(平成25年)4月14日 茅ヶ崎JCT〜寒川北IC間開通。
2013年(平成25年)4月27日 木更津東IC〜東金JCT間開通。同時に、千葉東金道路東金JCT〜松尾横芝IC間の道路名称を圏央道へ変更。
今後の「圏央道」(「首都圏中央連絡自動車道」)の「開通予定」ですが、以下の通りです。
2013年夏頃 厚木PA内回り(東名方面)
2013年度 相模原愛川IC〜高尾山IC
2014年度 寒川北IC〜海老名JCT、相模原IC
2015年度 釜利谷JCT〜藤沢IC
2016年度 海老名南JCT
未定(2013年度以降) 久喜白岡JCT〜五霞IC、稲敷IC〜大栄JCT
未定(2014年度以降) 桶川北本IC〜白岡菖蒲IC、五霞IC〜つくば中央IC
未定(目途無し) 大栄JCT〜松尾横芝IC、かずさIC
「圏央道」は、上記のように「連絡」する主な「拠点都市・地域」等ですが、「横浜」、「厚木」、「八王子」、「川越」、「成田」、「木更津」などの「中核都市」と「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)や「横浜港」等の「国際旅客」・「物流施設」となっています。
現在「圏央道」こと「首都圏中央連絡自動車道」は、「延長」約300kmのうち約110kmは「供用中」で、「車線数」は「4車線」(一部6車線)となっており、「東北道」〜「木更津東IC」「区間」は「暫定2車線」となっています。
「首都圏」の「各都市」を「環状」に結ぶ「総延長」300kmの「圏央道」のうち、上記のように、「国土交通省」と「東日本高速道路株式会社」により「整備」が進められてきた「圏央道」こと「首都圏中央連絡自動車道」の「東金JCT〜木更津東IC間」(42.9km)が2013年4月27日(土)14時〜開通するそうです。
今回の「東金IC・JCT」から「木更津東IC」までの「開通」により、「東京湾アクアライン」を経由した「千葉県内」への「アクセス」が便利になり、「千葉県内」の「移動時間」も「短縮」され、また「千葉県」の「中房総地域」や「九十九里・銚子地域」がぐっと「身近」になります。
また、この「開通」により、「広域ネットワーク」の「形成」による「通過交通」の「抑制」・「分散導入効果」や「災害時」の「道路ネットワーク」の「強化」、「地域観光」の「支援」、「医療圏域」の「拡大」などが期待されています。
「千葉県」の「圏央道」の「開通区間」ですが、「開通日時」は、2013年(平成25年)4月27日(土)14時で、「開通区間」は「東金JCT」(東金市丹尾)から「木更津東IC」(木更津市下郡)で、「開通延長」42.9km、「開通IC・JCT」は、「東金JCT」・「茂原北IC」・「茂原長南IC」・「市原鶴舞IC」となっており、「圏央道」の「アクセス道路」は、「千葉東金道路」、「国道126号線」、「(主)五井本納線」、「国道409号線」(長生グリーンライン)、「国道297号線」となっています。
「千葉県」の「圏央道」の「着工」から13年を経ての「完成」で、「東京湾アクアライン」ともつながることで上記のように「東京」や「神奈川方面」と「房総半島」との「アクセス」が向上します。
今回の「千葉県内」の「圏央道」での「開通」により「短縮」される「エリア」と「時間」ですが、以下の通りです。
「羽田空港」〜「茂原市」
70分→50分
「川崎・浮島JCT」〜「九十九里浜・一宮・白子海岸」
100分→65分
川崎・浮島JCT〜勝浦市
90分→70分
(短縮時間は、圏央道が計画4車線で供用された場合の時間です。)
「銚子市」への「アクセス」ですが、「東京湾アクアライン」「海ほたる」から「完成」した「木更津東IC」から「東金IC・JCT」を通り「銚子連絡道」「横芝光IC」で降り、「国道126号線」で「匝瑳市」「旭市」「銚子市」に入る「ルート」となります。
また「圏央道」の「一部開通」により、「神奈川県」から「東京湾アクアライン」を通ることで「東京都」(首都高)を通らずに「千葉県」また「銚子市」へ「アクセス」できるようになったことです。
「圏央道」完成前までは「銚子市」に入るには、「東京湾アクアライン」通過後、「木更津JCT」で一度「館山自動車道」「上り線」に入り、「千葉東JCT」まで「館山自動車道」を上り、「千葉東JCT」で「千葉東金道路」に乗り換え「東金JCT」まで乗り、「東金JCT」から「銚子連絡道」に乗り換え「横芝光IC」で降り、「国道126号線」で「匝瑳市」「旭市」「銚子市」という「ルート」でしたので、シンプルに「銚子連絡道」につながるようになりました。
また「銚子市」にご旅行予定の方に「朗報」なのは、「行き」に「東京湾アクアライン」を通って「木更津金田IC」から「三井アウトレットパーク木更津」に立ち寄り、その後「木更津金田IC」から「圏央道」を利用し「東金JCT・IC」経由「銚子連絡道」「横芝光IC」から「国道126号線」で「銚子市」に向かい、「犬吠埼」へ。
「帰り」は「銚子市」から「国道356号線」で「東庄町」「香取市」へ向かい「東関東自動車道」「香取・佐原IC」に入り、「酒々井IC」(4月12日のブログ参照)で降り、「酒々井プレミアムアウトレット」(4月19日のブログ参照)に立ち寄り、「酒々井IC」から「東関東自動車道」でお帰りになる「ルート」や、「銚子市」から「銚子大橋」を渡って「茨城県」「神栖市」から「国道124号線」で「鹿嶋方面」に向かい「県道50号線」「水戸神栖線」で「潮来市」に入り、「稲敷市」「稲敷郡阿見町」に向かい「阿見プレミアムアウトレット」に立ち寄り、「阿見プレミアムアウトレット」横にある「圏央道」「阿見東IC」に入り、「つくばJCT」で「常磐自動車道」に乗り換えお帰りになるという「ルート」ができています。
つまり「銚子市」の「旅行」の「行き帰り」に「ルート」を変えることで、近隣にある「アウトレット」に複数立ち寄れることができるようになりました。
「圏央道」こと「首都圏中央連絡自動車道」の「開通」により「銚子・九十九里浜地区」が「身近」になりました。
「圏央道」を利用し、いろいろな「旅」をしてみてはいかがでしょうか?
備考
「圏央道」(首都圏中央連絡自動車道)は、「外環道」・「中央環状線」とともに「3環状」のひとつです。
今回「開通」する「東金IC・JCT〜木更津東IC」には、以下の「ETC時間帯割引」が適用になります。
深夜割引 0時〜4時の間に走行
最大 50%割引
平日深夜割引 休日を除く月〜金4時〜6時、20時〜24時の間に走行
最大 30%割引
通勤割引 入口または出口の料金所を6時〜9時、17時〜20時の間に通行
(6時〜9時、17時〜20時の間でそれぞれ1回に限り適用)
最大50%割引
平日昼間割引 入口または出口の料金所を休日を除く月〜金6時〜20時の間に通行
最大30%割引
休日特別割引 軽自動車等および普通車が対象 土日・休日に通行
最大50%割引
となっています。