本日三つ目にご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で明日、12月1日(土)に開催されます「賀詞祭」です。
「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、「香取市」にある「神宮」で、「式内社」(名神大社)であり、「下総国一宮」、「旧社格」は「官幣大社」で、現在は「神社本庁」の「別表神社」です。
「香取神宮」は、「関東地方」を中心として「全国」に約400社ある「香取神社」の「総本社」であり、「鹿嶋市」の「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)、「神栖市」の「息栖神社」(2010年11月7日のブログ参照)とともに「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)のひとつとしても知られています。
「香取神宮」の「御祭神」は「国譲り」の「神話」として有名な「日本書紀」に登場する「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」またの「御名」を「伊波比主命(いはひしのみこと)」を祀っています。
「香取神宮」の「御建祀」は「神武天皇十八年」のことで、今から約二千数百年前といわれています。
現在の「御本殿」は「国指定重要文化財」で、「五代将軍」「徳川綱吉」により元禄13年(1700年)に「御造営」されたものです。
「香取神宮」は、「日本建国」の「基礎確立」を成し遂げられた「大業」を崇め奉って、「国運開発」・「民業指導」の「神」、「交通安全」・「海上守護」の「神」、「縁結」・「安産」の「神」、殊に「勝運」の「神」として広く信仰されています。
また「拝殿」の「脇」にある「宝物館」には、「日本三名鏡」のひとつ「国宝」「海獣葡萄鏡」をはじめ、「国指定重要文化財」「双竜文鏡」や「古瀬戸黄釉狛犬」、「千葉県」の「県指定文化財」198点など多数が保存されています。
「賀詞祭」は、「大饗祭」が滞りなく催行されたことを「言」祝ぐ「祭事」で、「神前」に「蓬莱台(ほうらいだい)」が設けられます。
「蓬莱台」には、「鮒(ふな)」や「柚子(ゆず)」が供えられています。
「祭事」には、古くは「雁(かり)」と「鯉(こい)」が供えられたことから、「雁鯉祭り」ともいわれています。
現在は、「鴨」をお供えするそうですが、「腹」を上に向けて「うたた寝」をした「姿」で供えられるそうです。
「香取神宮」「師走の祭事」「賀詞祭」が行われるこの機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「賀詞祭」詳細
開催日時 12月1日(土) 18時〜
開催会場 香取神宮 香取市香取1697
問合わせ 香取神宮 0478-57-3214
備考
「香取神宮」の「古瀬戸黄釉狛犬」は、250円の「通常切手」の「図案」にもなっている貴重なものだそうです。
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地域情報::香取 | 10:13 PM |