本日ご紹介するのは、近隣市「神崎町」の「こうざき天の川公園」です。
「神崎町」では、21世紀を迎え、「少子高齢化社会」の「到来」や「環境保全」の「取り組み」への「機運」の「高まり」などに対応した「神崎町第3次総合計画・こうざき新世紀プラン」を策定しました。
この「計画」に沿って「神崎町」は、「町民」が安心して安全に暮らせる「まちづくり」、「自然」と「人」と「ふれあい」の「まちづくり」を推進しています。
平成5年の「こうざき自然遊歩道」、平成7年の「古原浄水場」、平成9年の「こうざき天の川公園」など、「自然環境」との「調和」を目指す「整備事業」が進められました。
また、「各地区」の「コミュニティセンター」の「建設」や、「神崎ふれあいプラザ」の「建設」、「神崎町老人保健福祉計画」の「策定」など、「少子高齢化社会」における「健康」で「安全」な「暮らし」のための「施策」が充実しました。
念願の「国道356号線バイパス」の「開通」や「神崎大橋側道橋」の「開通」、現在設置がほぼ確定した「首都圏中央連絡自動車道インターチェンジ」の「開通」などによる「広域交通体系づくり」の「推進」は、「広域交流拠点」として、「神崎町」の「産業振興」など今後の「発展」に大きく貢献していくそうです。
「こうざき天の川公園」は、「非農用地」を活用して、「農村景観」と「自然環境」などを生かしつつ、「地域住民」の「憩いの場」・「児童」の「安全な遊び場」・「自然」との「ふれあいの場」として、「排水路」の「機能」「維持」・「保全」を図るとともに、「排水路」を利用した「修景整備」を行い、「原風景」の「保全」を図る「目的」で、「農林水産省」の「補助事業」によって整備されました。
「神崎神宿地区」(字向野地先)にある「神崎町」の「親水ゾーン」として「神崎町民」の「憩いの場」、「自然」との「ふれあいの場」として親しまれています。
「こうざき天の川公園」内には、「水路」沿いに「しんすい橋」、「こがね橋」、「ふれあい橋」の3つの「朱色」の「橋」がある他、「遊歩道」や「あずま屋」があり、「鮒(フナ)」の「釣り場」としても知られています。
また「原風景」が楽しめる「湿生苑」や「ふれあい広場」、「利用者」のための「駐車場」、「トイレ」、「水飲み場」、「足洗い場」なども整備されています。
「こうざき天の川公園」内では、「釣り」を楽しめる他、「躑躅(ツツジ)」・「桜(サクラ)」・「梅(ウメ)」・「菖蒲(アヤメ)」、「葉」の「直径」が2mにもなる「オニバス」を見ることができます。
「オニバス」は、昭和38年に「古利根川」が埋め立てられて以来、「神崎町」から「姿」を消していたそうです。
ところが、平成6年(1994年)の「整備事業」の「折」、奇跡的に「1株」の「オニバス」が見つかったそうです。
そして、この「オニバス」から約2000粒の「種」が採取され、現在では8月上旬から9月中旬頃には「赤紫」のかわいらしい「花」を見ることができます。
ちなみに「オニバス」とは、「環境庁」が調査した「我が国における保護上重要な植物種の現状」(1989年)において「絶滅」のおそれのある「重点7種」のうちのひとつに挙げられている「貴重」な「植物」です。
「水連」・「蓮(ハス)」・「ジュンサイ」と同じ、「すいれん科」の「1年草」で、「オニバス属」に分類されます。
「オニバス」は、「水生植物」の中で「葉」が最も大きく「直径」2m程にもなり、「葉」の「表裏」、「花梗」、「葉柄」、「花」の「ガク」などは、鋭い「棘(トゲ)」に覆われています。
「種子」は堅く、「発芽」までに「休眠期間」があり、「発芽条件」にあったものだけが発芽するようです。
「オニバス」では、最も長い「休眠期間」で50年の「記録」があるといわれています。
豊かな「自然」溢れ、「神崎町民」の「憩いの場」となっている「親水公園」「こうざき天の川公園」。
「農村景観」と「自然環境」を生かした「こうざき天の川公園」にお出かけしてみてはいかがでしょうか?
備考
「こうざき天の川公園」周辺には、「神崎の大クス」「なんじゃもんじゃの木」(2011年11月21日のブログ参照)、「西の城貝塚」などがあります。
「こうざき天の川公園」では、11月23日(祝・金)に「神崎町商工会青年部」主催の「ミルキーウェイ・フェスタ2012」が開催され、18時から「打ち上げ花火」が行われます。
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地域情報::香取 | 11:45 AM |