本日二つ目にご案内するのは、近隣市「印西市」「中根鳥見神社」で明明後日(しあさって)の10月17日(水)に開催されます「中根の神楽」です。
「印西市」は、「千葉県」の「北部」、「北総台地」(下総台地)(7月10日のブログ参照)の緩やかな起伏の上に位置しています。
三方を「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)、「手賀沼」、「印旛沼」(2011年2月23日のブログ参照)に囲まれ、「四季折々」に「表情」を変える恵まれた「自然環境」は、「印西市民」や、この地を訪れる人に「やすらぎ」と「うるおい」を与えています。
「印西市」は、江戸時代から「商業の町」として栄え、「江戸」と「佐倉」・「銚子」を結ぶ上で重要な「まち」であったそうです。
「歴史的建造物」や、「遺跡」も数多く残っていて、当時の「面影」を偲ばせています。
現在も「印西市」は「地理的条件」にも恵まれ、「東京都心」、「成田国際空港」という「日本」を代表する「高機能拠点」の中心に位置している「まち」として「発展」を続けています。
「中根鳥見神社」は、「崇神天皇」の「御代5年」の「創立」といわれています。
「中根鳥見神社」の「御祭神」は、「饒速日命(にぎはやひのみこと)」・「宇摩志眞知命(うましまぢのみこと)」・「御炊屋姫命(みかしきやひめのみこと)」を祀っています。
「中根鳥見神社」「敷地」754坪の「境内」には、「本殿」(亜鉛板葺流造)、「幣殿」(亜延板葺)、「拝殿」(亜鉛板入母屋造)、「社務所」(亜鉛板葺寄棟造)が立ち並びます。
また「中根鳥見神社」「境内」の「神社」は、「八坂神社」・「厳島神社」・「浅間神社」が祀られています。
現在の「本殿」は、宝暦9年に再建され、「拝殿」及び「幣殿」は昭和3年に「御大典記念」として改築されました。
「中根鳥見神社」の「神事」として2月に「おびしゃ行事」、4月には「播種(おこと)祭」があり、「獅子舞」や「みろく踊り」が奉納され、「例祭」には「大和神楽」が奉納されます。
「中根の神楽」は、毎年10月17日に「印西市」「中根地区」の「中根鳥見神社」「例祭」社前で演じられ、「大和神楽」または「十二座神楽」と呼ばれています。
「中根鳥見神社」の「中根の神楽」の「起源」は、室町時代の文安年中(1444〜1448年)にまでさかのぼると伝えられており、現在使われている「面」は、江戸時代の宝暦元年(1751年)の「作」となっております。
「中根の神楽」は、「捧弊式」・「かため巫女」・「かため翁の神」・「国かためくなどの神」・「五穀祖神種蒔」・「ちのりほっきゅう」・「うなかみめきょう楽」・「神剣宝鏡」・「榊笹行事」・「天狐乱舞」・「おのころ島起源」・「出雲国しずめ」・「山神悪鬼除伏」・「宮殿作行事」・「天岩戸前事」・「大神宮」で構成されるその「内容」は「神代」の「物語」と「郷土」の「農耕生活」を反映しています。
現在、「地元」の「神楽保存会」によって、「八座の舞」が演じられ、当時の「農村」の「息づかい」を今に伝えています。
「神話」や「郷土」の「農耕生活」を「題材」とした「バラエティー」に富む「演目」で構成される「大和神楽」「中根の神楽」。
「中根の神楽」が行われるこの機会に「印西市」「中根鳥見神社」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「中根の神楽」詳細
開催日時 10月17日(水) 12時〜
開催会場 中根鳥見神社 印西市中根1339
問合わせ 印西市教育委員会生涯学習課 0476-42-5111
備考
「中根鳥見神社」の「中根の神楽」は、「千葉県」の「県指定民俗文化財」に昭和36年6月9日に指定されています。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1339 |
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地域情報::成田 | 07:04 AM |