本日ご紹介するのは、近隣市「鹿嶋市」にある「公園」「大野潮騒はまなす公園」です。
「大野潮騒はまなす公園」は、「歴史」から「美術」、「宇宙科学」まで楽しめる「公園」で、「シンボルエリア」である「展望塔」・「美術館」・「資料館」からなる「公園」です。
「大野潮騒はまなす公園」には、全体を360度の「パノラマ」が楽しめる「宇宙展望搭」をはじめ、「鹿嶋」の「暮らし」の今昔を展示する「郷土資料館」、「世界の名画」(複製)を集めた「美術館」、そしてまた人々のコミニュケーションの場として親しまれています。
また「鹿島灘(かしまなだ)」の潮騒がまじかに聞こえる広大な園内には、「海」に向かって滑り降りる「ローラーすべり台」をはじめ、「ザイルクライミング」のある「子ども広場」、「自然」の「沢」を利用した「渓流散策路」、「弁天池」のある「水といこいの広場」など楽しみもいっぱいで、「園内」には「はまなす」や「桜」、「梅」、「さつき」、「つつじ」などの美しい「花々」が四季折々に「目」を楽しませてくれます。
「大野潮騒はまなす公園」は、平成2年「春」に、「茨城県」「大野村」の「村営公園」として開園しました。
その後「大野村」は、1995年9月に隣の「鹿島町」に吸収合併され、同時に「鹿島町」は「鹿嶋市」となり、「大野潮騒はまなす公園」も「鹿嶋市」の「公園」となりました。
なお「鹿嶋市」が「はまなす」自生の「南限地」であることから「公園」として整備されたものなのだそうです。
「大野潮騒はまなす公園」は、「鹿島灘」(6月16日のブログ参照)に程近い小高い「丘の上」にある「公園」で、面積約10haの「敷地」があり、「公園」の「宇宙展望塔」は、海抜77mの高さから360度見渡せます。
また「宇宙展望塔」隣にある「ドーム型」の「建物」は「プラネタリウム」で、「プラネタリウム」では、「季節」に応じた「プログラム」で上映され、1日4回上映、「上映時間」は30分だそうです。
(但し4人以上で上映となるので、人があまり来園しない場合は、注意下さい。)
「郷土資料館」には、「周辺」で出土した「資料」や、「昔」の「農具」や「漁具」、「生活道具」なとが展示されています。
また「美術館」には、「世界の名画」(複製)ですが、集められており、鑑賞することができます。
「宇宙展望塔」の脇から「公園」内に入り、木々の生い茂った中に、「下り坂」の「散策路」があります。
「下り坂」の「散策路」を下りきると、「日本庭園」風の「弁天池」があり、「東屋」もあって、一息つけるようです。
「散策路」に沿って歩き、「弁天池」を通りすぎようとすると、階段があり、「ローラーすべり台」の「上り口」が見えてきます。
「大野潮騒はまなす公園」の「ローラーすべり台」は、「公園」ができたばかりの頃は、「日本一」の「長さ」を誇っていました。
これは、当時の「大野村」「村長」の「日本一のもの」をという「構想」から作られたそうです。
しかし、3か月後には「山梨県丹波山村」(当時)の「水源公園」の「ローラーすべり台」(247m)に「日本一」の「座」を奪われ、2000年(平成12年)には、更に長い「すべり台」が「静岡市」の「日本平動物園」の「ローラーすべり台」(390m)が登場したそうです。
「大野潮騒はまなす公園」の「ローラーすべり台」についても、当初は「負けていられない」と「海岸」まで伸ばすという「構想」もあったそうですが、「バブル崩壊」と共に、この「構想」を実現することは難しくなってしまったようです。
「大野潮騒はまなす公園」の「ローラーすべり台」の「長さ」は154mあり、眼下に見える「太平洋」(鹿島灘)に向かってすべり下りて行きます。
「ローラーすべり台」ですが、「傾斜」はそれほどでもなく、緩やかな方で、それほどスピードは出ないようです。
「ローラーすべり台」は、途中で平坦な部分も何ヵ所かあり、その部分は「自分」で進むことになります。
なお「ローラーすべり台」周辺などに多くの「はまなす」が植えられており、5月下旬から6月に見頃を迎えるそうです。
「ローラーすべり台」「上り口」隣にある「子ども広場」中央には、「ザイルクライミング」があります。
「子ども広場」にある「ザイルクライミング」は、高さが約6mあり、「大きい子」も楽しめる「遊具」となっており、「ザイルクライミング」周囲は「砂場」のようになっていて「小さい子」が「砂遊び」ができます。
また「ザイルクライミング」の脇には、「小さい子」向けの「シーソー」や「スプリング遊具」があります。
「子ども広場」の隣には「多目的広場」があります。
「多目的広場」の「正面」には、「大きめの売店」があり、隣には「トイレ」があります。
また「多目的広場」には、「からくり時計」があり、決まった時間になると「人形」が「からくり時計」から出てきて「寸劇」をするそうです。
(1日3回「人形」が出てくるそうです。)
この「からくり時計」は、「鹿嶋市」誕生を記念し、この地に伝わる「文太長者(ぶんたちょうじゃ)」の「物語」を、未来を担う「子どもたち」へ語り継ぐため、「屋敷跡」とされる「大野潮騒はまなす公園」に設置されたそうです。
なお「からくり時計」は、平成8年3月に完成しました。
「多目的広場」を出るとすぐに「吊り橋」があり、「吊り橋」の下は「渓流」が流れています。
「吊り橋」を渡ってまっすぐ進むと「展望塔」脇にある「駐車場」とは別の「駐車場」にでます。
「吊り橋」渡った後「展望塔」方面へ「渓流」沿いを進むと、涼しげな「水音」の響く「音のトンネル」「水琴窟(すいきんくつ)」があり、「展望塔」とは逆方向に歩くと「間欠泉(かんけつせん)」があり、突然ものすごい勢いで「水」が噴出してくるそうです。
(水浸しになる恐れあり、注意下さい)
「大野潮騒はまなす公園」の「最寄り駅」は「鹿島臨海鉄道」「大洗鹿島線」の「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅(ちょうじゃがはましおさいはまなすこうえんまええき)」で、「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅」は、「読み仮名」が22文字あり、「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」(南阿蘇鉄道高森線)と並んで「日本一長い駅名」だそうです。
また「正式表記」では、13文字あり、「開設当初」は「正式表記」でも「日本一長い駅名」でありましたが、1992年(平成4年)に「南阿蘇鉄道高森線」に「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」(正式表記で14文字、読み仮名で22文字)が開業し、「読み仮名」の「文字数」では「同数」ですが、「正式表記」の「文字数」で「日本一」の「座」を譲っています。
その後、「一畑電気鉄道北松江線」に「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」(記号を含む正式表記が17文字、読み仮名が23文字)が開業し、「読み仮名」でも「日本一」の「座」を明け渡しましたが、2007年(平成19年)5月21日に「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅」が「松江イングリッシュガーデン前駅」(正式表記で14文字、読み仮名で16文字)に改称したことにより、「読み仮名」では「日本一」に返り咲いたそうです。
「はまなす」の「南限地」「鹿嶋市」にある楽しい「公園」「大野潮騒はまなす公園」。
梅雨の晴れ間のお出かけに「鹿嶋市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「大野潮騒はまなす公園」詳細
所在地 茨城県鹿嶋市角折2096-1
公園 開園時間・料金
開園時間 年中無休
入園料 無料
展望塔 開園時間・料金 (美術館・資料館・プラネタリウム含む)
開館時間 9時〜16時半
料金 大人300円 小人200円 幼児100円
休館日 月曜日(祝日の場合翌日) 年末年始
問合わせ 大野潮騒はまなす公園 0299-69-4411
備考
「大野潮騒はまなす公園」内での「ベビーカー」の移動は、高低差のある「公園」のため、「坂」が多いですが、「子ども広場」や「多目的広場」に到着すれば、平坦になっているそうです。
また「吊り橋」近くの「駐車場」から入った方が、「道」の「高低差」が小さく、「展望塔」横「駐車場」からは「プラネタリウム」「資料館」「美術館」「展望塔」の利用される場合は近くになります。