本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「成田山新勝寺」「光輪閣4階」「光輪の間」で今週末の6月9日(土)・10日(日)に開催されます「第67回成田山写経大会」です。
「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)では、「真言宗」の「開祖」である「弘法大師」と、「弘法大師」の「教え」を再興された「興教大師」の「御誕生月」が6月であることから、毎年6月に「御誕生行事」が執り行われます。
この「行事」のひとつとして、期間中の土・日曜の2日間にわたり、「成田山光輪閣」において「成田山写経大会」が盛大に開催されます。
「仏教」が「日本」に伝えられた奈良時代から現代に至るまで、「日本人」と「写経」には深い「つながり」があります。
古くは、「仏様」の「ご利益」をいただくために「経文」を書き写したのが始まりで、「印刷技術」が発達していなかった当時、貴重な「経典」を複製するために確実に書き写していくために、現在の「印刷会社」のような「機関」が、数多くの「人たち」の「働き口」として「官立」で設置されたほどだったそうです。
現代は、「技術」の「進歩」とともに豊富な「印刷物」を手にすることができるようになりましたが、「IT技術」が溢れる今、敢(あ)えて「写経」の「効用」に注目が集まっています。
「筆」を「手」に取り、一字一字を心静かに書きあげていくことで、「指先」を使い、「脳」の「活動」が活発になるという「効果」があるといいます。
集中力を高め、正しい「姿勢」で「写経」をしていると、「自然」と「心」が落ち着いてきます。
「写経」をしていると平常心を保ち、頭が冴えることによって、「学業」にも専念でき、「仕事」にもいつも以上の力を発揮できるようです。
「第67回成田山写経大会」は、「道場参加」か「在宅参加」のどちらかでの「参加」となります。
「道場参加」ですが、「成田山新勝寺」「光輪閣」4階「光輪の間」で6月9日(土)・10日(日)の10時半から開催されます。
「道場参加」は両日ともに「定員」は300名で、「初穂料」は5000円です。
「在宅参加」ですが、「般若心経」3巻となっており、「お申込」すると、「写経用紙」3枚、「筆」、「写経作法次第」が送付されます。
書写した後に、「成田山新勝寺」に送付すると、「御本尊」「不動明王」の「ご宝前」にて、「ご祈願」のうえ、「平和大塔」に納め、「所願成就」が祈念されるそうです。
「初穂料」は「在宅参加」3000円と別途「郵送費」は一律300円です。
なお、「成田山写経大会」の「申込期間」は、4月28日(土)〜6月4日(月)となっています。
「成田山」の「写経」は、「成田山平和大塔」(5月7日のブログ参照)にある「写経道場」においと毎日「受付」を行っており、どなたでも「写経体験」をしていただくことができますが、今回の「成田山写経大会」では、「般若心教」を「浄書」し、「納経法会」を執り行い、「法話」を聞いていただいた後、更に別席で「坊入」(精進料理)の「接待」を受けられます。
「坊入」は、通常ですと「大護摩御祈祷」をなさった方だけが「体験」できる「接待」で、今回の「写経大会」での「坊入」は非常に貴重な機会と言えます。
「弘法大師」「興教大師」の「御誕生」を記念し開催されます「成田山写経大会」。
恒例行事が行われます「成田山新勝寺」がある「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第67回成田山写経大会」詳細
開催期日 6月9日(土)・10日(日)
開催会場 成田山新勝寺 光輪閣4階 光輪の間
大会内容 (スケジュール)
10時30分 受付開始
11時00分 開会法楽 〜写経(般若心経 1巻)〜
12時35分 納経法会(体験談発表、法話、雅楽演奏)
13時00分 坊入 (精進料理)
13時45分 解散
定員 両日ともに、300名
初穂料 道場参加 5000円
問合わせ 成田山新勝寺 写経大会事務局 0476-22-2111 (9時〜15時)
備考
「第67回成田山写経大会」の行われる「成田山新勝寺」では、「弘法大師」・「興教大師」「御誕生」の「行事」として「弁財天祭礼」が6月9日(土)・10日(日)に「弁財天堂」にて8時から16時が執り行われるそうです。
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地域情報::成田 | 03:29 PM |