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「童子女(おとめ)の松原公園」(神栖市)
 本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「神栖市」の「公園」「童子女(おとめ)の松原公園」です。

 「神栖市」は、「茨城県」の東南端に位置し、東側は「太平洋」に、南側・西側は「利根川」を経て「千葉県」に、北西側は「鹿嶋市」及び「潮来市」に接した南北に長い形状をしています。
 「神栖市」の「面積」は、147.26平方キロメートルだそうです。
 「神栖市」の北部から東部一帯は「鹿島港」及び「鹿島臨海工業地帯」が整備され、「製造品出荷額」は「茨城県」第1位で、温暖な「気候」を生かした「ピーマン」は、「ブランド品」として高い評価を受け「全国」第1位の「生産量」を誇っています。
 また南部は「波崎漁港」を中心に「漁業」が盛んで、「水産加工品」などが「特産品」となっており、「商業」を含めた各「産業」がバランス良く形成されています。

 「神栖市波崎」に広がる「波崎砂丘」(2011年7月19日のブログ参照)の「海岸線」には「松林」がつづき、「夏」のオンシーズンになると多くの「海水浴客」や「観光客」の皆さんで賑わいます。
 今回紹介する「童子女の松原公園」は、「神栖市」「波崎海水浴場」(2011年7月19日のブログ参照)の「隣地」にあります。

 「童子女の松原公園」は、「常陸国風土記」に記されている「男女の恋の物語」の「舞台」となった場所で、愛し合う「男女」が「松の木」に変身したという「伝説」にちなんだ「公園」です。
 「童子女の松原公園」園内には「古代の姿」をした「男女」2人の「立像」が建てられています。

 「童子女の松原公園」には、「童子女の松原」に纏(まつ)わる「物語」が伝えられています。
 「離れた土地で、別々に神に仕える少年と少女がいました。
 少年は「童子姿」をしており「那賀(なか)」の「寒田(さむた)」の「郎子(いらつこ)」といいました。
 少女の名は「海上(うなかみ)」の「安是(あぜ)」の「嬢子(いらつめ)」といいました。
 「郎子」「嬢子」ともに美しくその評判は互いの耳にまで届いていました。
 2人はいつしか遭いたいと思うようになり、まだ逢わぬ間に互いに恋に落ちていたそうです。
 その2人が出会ったのは歌の会でした。
 予期せぬ偶然に、2人は気持ちを抑えることができずに夜陰にまぎれ松の下で語り合いました。
 月が照り、松風のうたうなか、まさに恋人の逢瀬にとっては絶好の状況であったそうです。
 思いはますます募り、喜びは増していきました。
 しかし、いつの間にか鳥の鳴くときとなってしまい、2人は甘い夜が終わってしまいました。
 朝になれば人に見られてしまいます。
 これを恥じた2人はとうとう「松の木」になってしまったそうです。
 「郎子」が変じた「松」は「奈美松(なみまつ)」、「嬢子」の「松」は「古津松(こつまつ)」と呼ばれるようになりました。
 これ以来、付近を「童子女の松原」と呼ぶようになったといわれています。」

 現在、「童子女の松原公園」の2人の「立像」の周りには「松林」が取り巻いています。
 「童子女の松原公園」には、「立像」のほかにも園内のところどころに「土器」や「常陸国風土記」の「物語」が記されているそうです。
 また「童子女の松原公園」には、「永遠の愛」を誓った2人の決して変わることのない「絆(きずな)」にちなんだ「童子女の鐘」が設置されており、美しい「鐘の音」が園内に響き渡るそうです。

 「茨城県」に伝わる「常陸国風土記」「童子女の松原」に書かれている、愛し合う男女が松の木に変身したという「伝説」にちなんだ「公園」「童子女の松原公園」。
 永遠の愛を誓う「童子女の鐘」を響かせに「神栖市」にお立ち寄りしてみてはいかがでしょうか?

 「童子女の松原公園」詳細

 所在地  茨城県神栖市波崎9591

 駐車場  無料 50台 (生涯学習センター共用)

 問合わせ 神栖市観光協会 0479-26-3021

 備考
 「童子女の松原公園」の隣にある「波崎海岸」には、「風力発電」の「風車」があります。
 「神栖市波崎」にある「風力発電」は、「市民出資」(自然エネルギー市民ファンド)による「関東初」の「市民風車」なのだそうです。

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| 地域情報::神栖 | 10:46 AM |

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