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「宝満寺のさくら」「春の便り」(銚子市)
 本日二つ目にご紹介するのは、地元「銚子市」「宝満寺」の「さくら」「春の便り」です。

 「宝満寺」(2011年4月4日のブログ参照)は、「浄土真宗本願寺派」の「寺院」で、江戸時代の寛永年間(1624年〜1644年)に「相模国三浦郡三崎町」から移転の後(当時は「西方寺」)、宝永4年(1707年)に「宝満寺」と改称したそうです。

 「宝満寺」は、かつて「間口」八間、「奥行き」十三間の「大釈迦」を誇り、「京都」「西本願寺」「別院」となっていました。
 戦時中(第二次世界大戦)まで「宝満寺」は「銚子市末広町」に境内がありましたが、昭和20年の「銚子大空襲」により焼失、昭和28年の「都市計画」により、現在の「銚子市台町」に移転したそうです。
 また現在の「宝満寺」は、昭和28年(1953年)に、「古代インド様式」の「築地本願寺」(東京都中央区)を模した「鉄筋コンクリート造り」という「銚子」市内でもここだけの「建物」で、「本堂」内の「天井画」と合わせて一種独特の雰囲気を醸し出しています。

 「宝満寺」の「本堂」には、「アメリカ」の「女流現代美術作家」「ジェニファー・バートレット」氏の描いた合計321枚の「絵」からなる「天井画」があります。
 制作者「ジェニファー・バートレット」氏が「銚子市」や「京都」、「福井」、「日光」、「飛騨」など「日本国内」で取材した「和食器」「茶碗」「着物」「道具」「鳥」「魚」「トンボ」「植物」「鉢植えの松」「パイナップル」「バナナ」などを「モチーフ」にして、手すきの「越前和紙」に「岩絵の具」を使用して描かれたもので、「仏教寺院」の「天井画」としては型破りなものとして完成当時、全国的な反響を呼んだそうです。
 (「天井画」は、1992年11月に完成しました。)

 「宝満寺」は自然な山を含む市内の高台にあり、「本堂」を含む敷地内を縫うように続く「参道」沿いに「ソメイヨシノ」「山桜」などの「桜」が植えられています。
 「桜」が見頃を迎えると、沿道いっぱいに「桜のトンネル」が出来、見るものの「心」を奪う「景観」が姿をあらわします。

 今年は「強い寒気」の影響で「桜の開花」も心配されましたが、3月も後半に入り、やや気温も持ち直し気味で、「宝満寺」の「春の訪れ」を告げる「さくら」も少しずつ「花」をつけ始めました。
 現在、「銚子地方」では「三寒四温」の気温が続いているので、「宝満寺」の「さくら」の満開時期の予想は難しいですが、気温の変化によっては4月上旬には咲き誇るような「さくらの花」の状態でした。

 昔から「梅は咲いたか、桜はまだかいな」と言われているように、「入学式」が行われる来月の4月上旬には「淡いピンクの花」が花開いてもらいたいものです。
 「春の便り」「さくら」を見に「銚子市」「宝満寺」に訪れてみませんか?。

 備考
 「銚子地方」の「梅の開花」の「標準木」のある「浄国寺」(2011年2月14日のブログ参照) の「梅」(2011年2月4日のブログ参照)は3月半ばに入ってから、ようやく見頃を迎えているようです。
 ちなみに「銚子地方気象台」(2011年1月5日のブログ参照)発表の「銚子地方」の「桜の花の開花」(2011年4月1日のブログ参照)の「標準木」は「陣屋町公園」の「ソメイヨシノ」を参照しています。











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| 地域情報::銚子 | 09:37 AM |

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