本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で明日、2月3日(日)に開催されます「節分祭」です。
「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、「日本書紀」の「国譲り神話」に登場する「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を「御祭神」に祀り、明治以前に「伊勢」・「鹿島」と並んで「神宮」を「称号」を与えられていた「日本屈指」の「名社」です。
「香取神宮」「本殿」・「中殿」・「拝殿」が連なる「権現造」の「社殿」は、「鹿皮」のような「色」をした「桧皮葺」の「屋根」に「黒漆(くろうるし)」を基調とした「姿」が美しく、「老杉」や「桜」・「カエデ」の「木々」がうっそうと茂り荘厳な「雰囲気」が漂う「境内」は、「パワースポット」てして注目を集めています。
「香取神宮」「境内」には、「地中」の「大鯰(おおなまず)」をおさえ、「地震」を防ぐと伝えられる「要石(かなめいし)」や「樹齢」1000年以上の「御神木」の「杉」など、見所満載の「神宮」です。
「要石」は「表」に出ている「部分」は「直径」30cmほどですが、それは「氷山の一角」で「要石」は「地下」に深く深く刺さっていると説明されており、「御神木」ですが、「樹齢」1000年を越える「杉」で、長い「香取神宮」の「歴史」を見守ってきた「不思議」な「パワー」を感じる「スポット」で、「禍」や「厄災」を招くものが簡単に行き来できないように、「結界」として「注連縄(しめなわ)」が貼られ、「禁足地」となっています。
「節分」とは「季節を分ける」ことを「意味」し、本来は「立春」・「立夏」・「立秋」・「立冬」の「前日」のことですが、狭義では、「立春」の「前日」を指し、2月3日頃をいい、「雑節」のひとつです。
「節分」の「風習」ですが、「豆まき」、「豆を食べる」、「イワシの頭とヒイラギを戸口に挿す」、「恵方巻きを食べる」等となっています。
「豆まき」ですが、「季節の変わり目」には「邪気」が入りやすいと考えられており、その「邪気」を払うために行い、通常「鬼は外、福は内」といいながら「豆」をまきます。
「豆を食べる」ですが、1年の「厄除け」を願い「豆」を食べます。
自分の「年の数」のひとつ多く食べると、体が丈夫になり、「風邪」を引かないとも言われており、「地域」によっては「大豆」ではなく、「落花生」(ピーナッツ)の場合もあるそうです。
「イワシの頭とヒイラギを戸口に挿す」ですが、焼いた「イワシ」の「頭」の「悪臭」と、「ヒイラギ」の「棘」で「鬼」を追い払うという「魔除け」の「風習」だそうです。
「恵方巻きを食べる」ですが、「恵方」(幸運を招く方法)を向いて「太巻」をまるかぶりする「関西」の「風習」で、食べ終わるまでは「口」を利いてはいけないそうです。
この「風習」には「福を巻き込む」という「意味」があり、また「包丁」を入れないで食べるのは「縁を切らない」という「意味」が込められているそうです。
「節分」の「由来」ですが、「中国」から伝わり、709年から「宮中」で行われた「追儺(ついな)」の「儀式」が「由来」なのだそうです。
「鬼」に扮した「人」を、「矢」などで「追い払うもの」でしたが、それが次第に広がり、現在の「形」になったそうです。
「豆」の「理由」ですが、「魔」+「目」で「悪魔の目に投げる」、「魔」+「滅」で「悪魔を滅する」という「説」があります。
また「別の説」では、「穀物」には「邪気」を払う「性質」があると考えられたともされています。
「香取神宮」「節分祭」ですが、「香取神宮」「節分」恒例の「行事」で毎年多くの「地元客」「観光客」で賑わいます。
「香取神宮」「節分追儺式」では、「御祓い」、「祝詞(のりと)奏上」の後、「剣」を「手」に舞う「神人追儺の儀」、「鬼」が嫌うとされる「弓の弦」の「音」を鳴り響かせる「名弦の儀」、そして「音」に驚いて出てきた「赤鬼青鬼」を「福娘」が「豆」をまいて「拝殿」の外に追い出す「福娘追儺の儀」が行われます。
「香取神宮」「節分祭」では、その後の「豆まき」は「年男年女」や「大相撲」の「力士ら」が並び、待ち構える「参拝客」に「福豆」・「福銭」がまかれるそうです。
「日本屈指」の「名社」「香取神宮」で開催される「恒例行事」「節分祭」。
この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「香取神宮」「節分祭」詳細
開催日時 2月3日(日) 13時半〜
開催会場 香取神宮 香取市香取1697
問合わせ 香取神宮 0478-57-3211
備考
「香取神宮」では、平成26年4月に斎行されます「式年大祭」に向けて、「本殿」(国指定重要文化財)、「拝殿」(登録文化財)の「屋根」の「葺き替え」、「極彩色漆塗り補修工事」を実施しています。
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