本日ご紹介するのは、地元「銚子市」で1月8日(日)に開催され、「6区間」15.8kmを駆け抜ける「青木半治杯」「第68回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」です。
「銚子市」(2010年9月20日のブログ参照)は、1933年(昭和8年)2月11日、「銚子町」、「本銚子町」、「西銚子町」、「豊浦村」の3町1村が合併し、「全国」で116番目、「千葉県」では「県庁所在地」「千葉市」に次いで「2番目」の「市」として誕生しました。
その後、「銚子市」は、1937年(昭和12年)に「高神村」、「海上村」、1954年(昭和29年)に「船木村」、「椎柴村」、1955年(昭和30年)に「豊里村」、1956年(昭和31年)に「豊岡村」と順次合併、発展してきました。
現在の「銚子市」の「人口」ですが、64355人となっており、「世帯数」は27552世帯となっています。
(2017年(平成29年)1月1日現在)
「銚子市」は、「関東地方」の「東部」、「千葉県」の「北東部」にある「市」で、「全国屈指」の「漁港のまち」で、「市」の「北部」には「坂東太郎」「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)が流れ、「銚子市」で「太平洋」に注いでいます。
「銚子市」は、「東京」から100km圏内、「関東平野」の「最東端」に位置し、「北」は「利根川」、「東」と「南」は「太平洋」に面しています。
「銚子市」は、江戸時代に「利根川水運」が開発され、「醤油醸造業」と「漁業」で発展、「農業」は「露地野菜」を中心に発展した「観光都市」です。
「銚子市」は、「利根川」沿いの「低地」と「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)からなり、「表層」は「関東ローム層」に覆われています。
「銚子市」には、「北総台地」(下総台地)「最高峰」の「愛宕山」(「標高」73.6m)があり、「水田」は「台地山間」の「谷津田」と「利根川」沿いに広がっており、「畑地帯」は「台地」の「平坦部」に位置し、比較的「農業」(2011年6月15日・2月19日のブログ参照)に適しています。
「銚子市」は、三方を「水」に囲まれ、「利根川」「河口」から「君ヶ浜」(2011年6月1日のブログ参照)、「犬吠埼」(2012年4月16日のブログ参照)、「屏風ヶ浦(ビョウブガウラ)」(2016年3月2日・2012年5月20日のブログ参照)に至る「海岸線」は、「砂浜」あり、「断崖絶壁(ダンガイゼッペキ)」ありと、「変化」に富んだ「雄大」な「景観美」を織り成しています。
「銚子市」は、上記のように「利根川」沿いの「低地」と、「北総台地」(下総台地)からなり、「表層」は「関東ローム層」に覆われています。
「銚子市一」「標高」が高い「愛宕山」(「標高」73.6m)は、「北総台地」(下総台地)「最高峰」の「高さ」を誇り、「愛宕山」の「頂上」付近には、「地球の丸く見える丘展望館」(2010年8月30日のブログ参照)という「人気観光スポット」があり、「北」は「鹿島灘(カシマナダ)」(2012年6月16日のブログ参照)から「筑波山」を望み、「東」と「南」は「一望千里」に「太平洋」の「大海原」を、「西」は「屏風ヶ浦」から「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)まで見渡せ、文字通りの「絶景スポット」となっています。
「銚子市」の「観光スポット」、「見どころ」ですが、「犬吠埼灯台」(2011年1月1日のブログ参照)、「地球の丸く見える丘展望館」、「銚子ポートタワー」(2011年11月30日・2010年9月30日のブログ参照)、「銚子漁港」(2012年1月24日のブログ参照)、「銚子電鉄」(2012年2月11日のブログ参照)、「銚子マリーナ」(2012年10月4日・2010年10月18日のブログ参照)、「水産物卸売センター」「ウオッセ21」(2011年4月26日・2010年8月25日のブログ参照)、「犬吠埼温泉郷」、「外川の町並み」(2010年12月13日のブログ参照)、「銚子ジオパーク」(2012年12月9日・9月25日のブログ参照)等となっています。
「銚子市」の「位置」・「地勢」ですが、「首都」「東京」から100km、「東経140度50分」、「北緯35度44分」、「関東平野」の「最東端」に位置しています。
「銚子市」は、「北」は「利根川」を隔て、「茨城県」「神栖市」に対し、「東」から「南」は「太平洋」に臨み、「利根川」沿い「北西方面」は「香取郡」「東庄町」(2012年4月15日・4月5日のブログ参照)と、「太平洋側」「南西方面」は「旭市」と接しています。
「銚子市」の「面積」ですが、83.91平方kmで、「沖」に流れる「暖流」・「寒流」の「影響」を受け、「夏」は涼しく、「冬」は暖かい「気候」となっています。
「青木半治」氏(2011年1月4日のブログ参照)は、「日本」の「スポーツ指導者」、「日本陸上競技連盟」「第5代」「会長」で、「日本体育協会」「第11代」「会長」また、「国際陸上競技連盟」と、「アジア陸上競技連盟」でも「役員」を歴任、「副会長」を務め、後に「終身名誉副会長」を務められた「人物」です。
「青木半治」氏は、「千葉県」「長生郡」「太東村」(現・いすみ市)出身で、「旧制銚子商業学校」(現在の「千葉県立銚子商業高等学校」)卒業、1938年(昭和13年)に「早稲田大学」「商学部」を卒業されました。
その後「青木半治」氏は、「日立製作所」に入社し、同年「日本陸上競技選手権大会」の「砲丸投げ競技」で「優勝」、その後は、「三徳工業」、「昭和電工」を経て、1945年(昭和20年)に独立し、1946年(昭和21年)「青木金属工業株式会社」を設立、「会社経営」の傍(カタワ)ら、「母校」の「早稲田大学」「陸上部監督」を務められました。
また「青木半治」氏が、「早稲田大学」「陸上部監督」を務めていた時の「部員」には、元「衆議院」「議長」を務められた「河野洋平」氏が入部されていたそうです。
その後「青木半治」氏は、1959年(昭和34年)に「日本陸上競技連盟」の「常務理事」、1961年(昭和36年)に「日本陸上競技連盟」「理事長」に就任、同年に「日本体育協会」「評議員」及び「理事」に就任されました。
その後「青木半治」氏は、上記のように「日本陸上競技連盟」、「日本体育協会」、「国際陸上競技連盟」、「アジア陸上競技連盟」でも活躍され、「陸上競技」の「発展」に寄与されました。
「青木半治」氏は、数多くの「功績」を残し、2010年(平成22年)5月30日、「急性心不全」のため「東京都内」の「病院」で、94歳で死去されました。
「中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」は、「陸上競技界」を率先されてきた「青木半治」氏の「名前」を冠し、今年(2017年)で「68回目」を数える「歴史」ある「銚子市」の「新春」を彩る「駅伝大会」で、「銚子市内」や、「観光名所」を駆け抜ける「一大スポーツイベント」となっています。
「中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」の「大会」の「主旨」ですが、「体育」・「スポーツ」の「普及」及び「中学生」「相互」の「親睦」を図り、「スポーツ」を通して「心身」の「健全」な「育成」と、「社会体育」の「振興」を推進するために開催されています。
「中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」の「歴史」ですが、「終戦後」の「混乱期」であった1949年(昭和24年)、「青木半治」氏を「筆頭」に、「銚子市内」に集まった「陸上競技愛好家」の「皆さん」により「協議会」が開かれ、「協議」では、
「戦後の混乱した世相から、スポーツを通じて何事にも全力で当たる気構えをつくろう」
との「意見」で一致したそうです。
そして翌昭和25年(1950年)、「千葉県立銚子商業高校」「陸上部」が「運営」の中心を担い、「中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」の「第1回大会」が開催されたそうです。
「第1回大会」の「参加範囲」ですが、「銚子市」、「海上郡」、「匝瑳郡」、「香取郡」の16校が参加し、「八日市場中学校」が2時間26分19秒の「記録」で優勝されたそうです。
以降「中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」は、「回」を重ねる毎(ゴト)に「参加校」も増加し、現在では80校を超える「関東近県」では、「最大規模」の「駅伝大会」となっています。
「中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」ですが、「第42回大会」より当時「日本体育協会」「会長」であった「青木半治」氏より、「本大会」に「カップ」が寄贈され、「青木半治杯」の「名」を冠する「駅伝大会」となりました。
ちなみに「中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」ですが、平成7年(1995年)に「日本陸上競技連盟創立70周年記念式典」におかれまして、「本大会」が高く評価されたそうです。
なお「中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」の「コース」ですが、例年「問題」となっていた「国道356号線」及び「銚子大橋」(2010年12月17日のブログ参照)付近の「渋滞」を解消するため、「第58回大会」から数回に及ぶ「コース」の「変更」が行われ、現在の「コース」となっています。
なお、本年度(2017年)に開催される「第68回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」でも、「コース」の「変更」が行われ、「8区間」から「6区間」に短縮されるそうです。
「銚子市」では、「新春恒例」の「青木半治杯」「第68回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」が、1月8日(日)に開催されます。
「第68回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」には、「県内外」から66チームが参加し、上述のように「全6区間」15.8kmの「起伏」に富んだ「コース」となっています。
「青木半治杯」「第68回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」では、「銚子市街地」から「名洗」、「愛宕山」、「犬吠埼」をめぐって「早春」の「銚子半島」を一周する「総延長」15.8kmの「コース」を、「関東各地」から集まった「中学生」の「ランナー」が6つの「区間」に分けられた「コース」を駆け抜けます。
また「青木半治杯」「第68回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」では、「スタート地点」の「シンボルロード」「銚子駅前大通り」から「2区」、「3区」の「地球の丸く見える丘展望館」までの「高低差」が60m以上に及び、その「過酷」な「コース」を、「選手たち」は「タスキ」を繋ぎ、約1時間強で「コース」を走り抜くそうです。
「青木半治杯」「第68回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」の詳しい「コース」は、下記の通りです。
1区 (1.9km) シンボルロード・駅前大通り 河岸公園(2013年8月16日のブログ参照)前〜名洗
2区 (2.3km) 名洗〜地球の丸く見える丘展望館
3区 (2.3km) 地球の丸く見える丘展望館〜犬吠埼灯台
4区 (2.8km) 犬吠埼灯台〜黒生
5区 (2.0km) 黒生〜川口神社(2010年12月22日のブログ参照)
6区 (3.0km) 川口神社〜銚子市役所
ゴール 銚子市役所前
(合計6区間・15.8km)
「新春」の「銚子半島」を疾走する「伝統」ある「駅伝大会」「青木半治杯」「第68回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」。
この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第68回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」詳細
開催日時 1月8日(日) 11時半〜 (受付)
開催会場 銚子市内各所 (コースは上記参照)
問合わせ 銚子市役所スポーツ振興課 0479-24-9559
備考
「第68回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」に際し、「コース」「道路」上への「駐車」は遠慮いただくとともに、「レース」前後には「交通規制」が行われますので、ご注意下さい。
昨年(2016年)に開催されました「第67回中学校対抗銚子半島一周駅伝大会」(2016年1月10日のブログ参照)の「結果」ですが、下記の通りです。
(上位10位まで記載)
優勝 流山北部中
準優勝 松戸小金中
3位 我孫子湖北中
4位 松戸常盤平中
5位 茅ヶ崎松林中
6位 我孫子白山中
7位 我孫子中
8位 野田一中
9位 流山常盤松中
10位 鎌ヶ谷五中
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地域情報::銚子 | 05:12 PM |