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「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「佐原の町並み」、「樋橋」付近、「小野川」沿いほかです8月22日(土)に開催されます「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」です。

 「お江戸見たけりゃ 佐原へござれ 佐原本町江戸優り(エドマサリ)」

 と「戯歌」に唄われるほど「隆盛」を極めた「水郷の商都」。
 「水郷」を利用して「江戸優り」といわれるほど栄えていた「佐原の町並み」は、「水郷の商都」の「面影」を今に残し、「北総の小江戸」と称されています。
 「佐原の町並み」には、「江戸」と結ばれた「舟運」で栄えた「商家」、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)に通じる「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)沿いに50m、「小野川」と、「交差」する「香取街道」沿いに400mの「範囲」で「軒」を連ねており、「歴史的」な「建造物」が残る「風情」のある「町並み」が形成されています。

 「佐原」は、江戸時代に「利根川東遷事業」により「舟運」が盛んになると、「小野川」には、「物資」を「陸」に上げるための「だし」と呼ばれる「河岸施設」が多くが作られ、明治以降もしばらくは「繁栄」は続き、「自動車交通」が発達し始める昭和30年(1955年)頃までにかけて、「成田」から「鹿島」にかけての「広範囲」な「商圏」を持つ「まち」となっています。
 上記のように「利根川水運」で栄えた「商家町」の「歴史的景観」を今に残す「佐原の町並み」が、「佐原の市街地」を「南北」に流れる「小野川」沿い、「佐原の市街地」を「東西」に走る「香取街道」及び「下新町通り」などに見ることができ、「佐原」が最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた「木造町家建築」、「蔵造り」の「店舗建築」、「洋風建築」などから構成されています。
 「佐原の人々」は、「江戸の文化」を取り入れ、更にそれを「独自の文化」に昇華していて、「江戸優り」といわれるほど栄えていたそうで、「当時」の「面影」・「歴史景観」を今に残し、またそれを活かした「まちづくり」に取り組んでいることが認められ、「佐原の町並み」は、平成8年(1996年)12月、「関東」で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されています。
 「佐原の重伝建」は、「昔」からの「家業」を引き継いで、今も「営業」を続けている「商家」が多いことから、「生きている町並み」としても評価されています。

 「重伝建」には、「佐原の偉人」「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)が過ごし、寛政5年(1793年)建築された「伊能忠敬旧宅」(国指定史跡)(2012年2月24日のブログ参照)のほか、「千葉県」の「千葉県指定有形文化財」も8軒(13棟)が「小野川」沿いや、「香取街道」沿いに「軒」を連ねています。

 「伊能忠敬旧宅」ですが、「佐原の偉人」「伊能忠敬」が佐原在住時代に30年余を過ごした「家屋」で、「伊能忠敬旧宅」は「国指定史跡」に指定されています。
 「伊能忠敬」は、延亨2年(1745年)現在の「千葉県」「九十九里町」で生まれ、「横芝光町」で青春時代を過ごし、「伊能家」の「婿養子」となり、17歳で「伊能家」の「当主」となり、「佐原」にて「醸酒業」並びに「米穀薪炭販売」に精励すると共に、「村政」(当時は佐原村)の「中心」(名主や村方後見)として活躍、50歳で「隠居」をして、「江戸」にて「天文学」や、「地理学」を学び、「日本」で初めて「実測」による「日本地図」「大日本沿海輿地全図(ダイニホンエンカイヨチゼンズ)」を完成させたことで広く知られています。
 「伊能忠敬旧宅」は、「平屋造」の「瓦葺」、「正面」・「炊事場」・「書院」からなる「母屋」、「店舗」、「土蔵」からなり、「母屋」は「玄関」、「書斎」、「納屋」などの5室、「建坪」24坪、「店舗」(「醸造業倉庫」を改造、土間、帳場、居室、台所等)は「店」および「居間」など「建坪」32坪あります。
 「伊能忠敬旧宅」「土蔵」ですが、「伊能忠敬旧宅」「南側奥」にあり、「引き戸形式」の「戸」を持つ「土蔵」で、かつて「伊能忠敬の遺品」の多くが納められていたそうです。
 ちなみに「伊能忠敬旧宅」の「母屋」は、寛政5年(1793年)「伊能忠敬」48歳の時、「伊能忠敬自身」が設計したもので、「店舗」・「正面」は「伊能忠敬」が「佐原」に来る前から建てられていたといわれています。
 また「伊能忠敬旧宅」「敷地内」には、江戸時代につくられた「農業用水路」の「一部」が残っており、かつて「ここ」を流れた「水」が「小野川」に流れ落ち「ジャージャー」と「音」がしたことから、「樋橋(トヨハシ)」(2012年2月13日のブログ参照)のことを「通称」「ジャージャー橋」と呼んでいます。
 現在「樋橋」は、「当時の様子」を復元して、30分ごとに「水」が流れるようになっています。
 なお「樋橋」ですが、1996年(平成8年)に、「環境省」の「日本の音風景100選」に選定されています。

 「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」は、「さわら・町並み・夕涼み〜ゆかたで楽しむ灯りと音〜No.10 Fantastic summer night festival in SAWARA!!」(2015年8月5日のブログ参照)「期間中」に行われている「メインイベント」です。
 「さわら・町並み・夕涼み〜ゆかたで楽しむ灯りと音〜No.10 Fantastic summer night festival in SAWARA!!」は、「佐原おかみさん会」主催で行われている「企画」で、「町並み」が美しい「小野川」沿いを「竹灯り」(竹灯籠)の「灯(アカ)り」で灯(トモ)し「ライトアップ」することで、「真夏の夜」の「佐原の町並み」の「風情」を引き立たせる「風流」な「催し」です。
 なお今年(2015年)で10回目となる「さわら・町並み・夕涼み〜ゆかたで楽しむ灯りと音〜No.10 Fantastic summer night festival in SAWARA!!」では、8月8日(土)・15日(土)・22日(土)の「期間」、「熊本」の「竹灯り演出家」「ちかけん」「プロデュース」の「竹灯り」(竹灯籠)を「地域」の「皆さん」と作成、「佐原の町並み」の「小野川」沿いや、「竹灯り」(竹灯籠)と、「和傘」による「風情」ある「ライトアップ」で演出され、「夕涼み」が楽しめるように設えているそうです。

 「さわら・町並み・夕涼み〜ゆかたで楽しむ灯りと音〜No.10 Fantastic summer night festival in SAWARA!!」の「メインイベント」として行われる「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」ですが、8月22日(土)17時00分から開催されます。
 「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」の「イベント内容」ですが、「夢灯ろう流し」&「佐原」の「地酒」・「佃煮」「おふるまい」、「佐原囃子」(2012年2月23日のブログ参照)、「踊りの手ほどき」と「総踊り」、「江戸売り声」、「佐原小中学校」&「佐原高校」「真夏の祭典」、「浴衣の無料着付け」、「ナイヤガラ花火」となっています。

 「夢灯ろう流し」&「おふるまい」ですが、8月22日(土)19時00分から行われ、昨年(2014年・平成26年)の「灯籠」は8月15日(土)(18時00分〜19時00分)に流すそうで、「小野川」で「灯ろう流し」を行い、「灯籠」には、「夢」や、「希望」を記入し、「祈り」を込めて流します。
 なお「夢灯ろう流し」ですが、「希望の灯り」を灯す「キャンドル」つきで1個700円で参加でき、「夢」や、「希望」を書いて「自分」で流せます。
 「夢灯ろう流し」「参加者」には、「ふるまいチケット」をもらい、「小野川」「上流」「特設会場」にて、「佐原」の「地酒」・「佃煮」が「プレゼント」(おふるまい)されるそうです。
 なお、「佐原」の「地酒」・「佃煮」「おふるまい」では、「限定」100名様で「試飲」や、「試食」ができるそうで、「さわら・町並み・夕涼み〜ゆかたで楽しむ灯りと音〜」の「10周年」を記念して開催されるそうです。

 「佐原囃子」ですが、9歳より、「佐原囃子」を始め、「中学入学」と同時に「与倉下座連」に加入、その後、「独自」の「音楽」を「作編曲」する、「自称」「古典からAKBまでやっちゃう」「篠笛奏者」「片野聡」さんの「演奏」だそうで、「ドイツ」の「イベント」でも演奏し、「海外」でも「高評価」を得ている「演奏家」です。

 「踊りの手ほどき」と「総踊り」ですが、「踊り&手ほどき」が、18時20分から18時40分まで、「総踊り」が、18時40分から18時50分まで行われ、「みんなで踊ろう!佐原の総踊り」と題し、開催されます。
 「みんなで踊ろう!佐原の総踊り」では、「イベント参加者」「全員」で踊る「イベント」で、「旅人」も、踊れない「地元の方」も、手ほどきがあるそうで、見よう見まねで「踊り」を楽しめるそうです。
 「みんなで踊ろう!佐原の総踊り」の「手踊り指導」は、「花柳もよ」先生、「下座演奏」は、「惠壽美會」の「皆さん」が担当され、「手踊り指導」ですが、「花柳流」の「師匠」「花柳もよ」先生が指導され、「下座演奏」ですが、「佐原囃子愛好会」「惠壽美會」の「皆さん」の「演奏」となっています。

 「江戸売り声」ですが、17時30分から17時50分まで行われる「催し」で、「日本」で「唯一」の「江戸売り声」を「寄席芸」にしている「漫談家」「宮田章司」さんによる「芸」が披露され、「あさり〜しじみ」、「きんぎょえ〜きんぎょ」といった「昔」は「町」のあちらこちらから聞こえていた「売り声」を「生」で楽しめます。

 「佐原小中学校」&「佐原高校」「真夏の祭典」ですが、「佐原小・中学校」は、「総勢」50名ほどの「下座演奏」で、これからの「佐原の祭り」を担っていく「子どもたち」による「演奏」で、「佐原高校」は、「書道部」が「軽快」な「音楽」に乗って「書道パフォーマンス」、「美術部」が「高校生」の「感覚」で作成した「灯り」を披露、「SMP」(佐原まちづくりプロジェクトチーム)が「イベント」の「スタッフ」として「様々」な「活躍」をされるそう、「佐原高校」「書道パフォーマンス」は、17時00分から、「佐原小中学校」「郷土芸能部」「合同演奏」は、18時00分から行われます。

 「浴衣の無料着付け」ですが、「ゆかた」をお持ちの「方」に、「無料」「着付け」するそうで、「ゆかたレンタル」もあり、「ゆかたレンタル」は無くなり次第終了、「事前予約」「優先」で、「下分公会堂」にて15時00分から17時00分まで「当日」「受付」、「貸し出し&着付け」「レンタル」1000円となっており、「レンタル内容」ですが、「ゆかた」・「帯」・「げた」・「腰ひも」となっており、「返却」は20時30分までとなっています。
 「ゆかたの無料着付け」ですが、「井上美容室」が「担当」で行われ、「子供用レンタル」はないそうです。

 「ナイヤガラ花火」ですが、「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」の「フィナーレ」に行われる「イベント」で、20時00分から開催され、「小野川」「伊能忠敬旧宅」「樋橋」にて開催され、「風流」な「イベント」「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」の「フィナーレ」を飾るそうです。
 (スケジュールは下記「詳細」参照)

 「佐原の町並み」、「樋橋」付近、「小野川」沿いで開催される「さわら・町並み・夕涼み〜ゆかたで楽しむ灯りと音〜No.10 Fantastic summer night festival in SAWARA!!」の「トリ」を飾る「納涼イベント」「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」詳細

 開催日時 8月22日(土) 17時〜20時半

 開催会場 佐原の町並み、樋橋付近、小野川沿い 香取市佐原

 スケジュール

 小野川・伊能忠敬旧宅前

 16時30分〜 下座舟

 17時00分〜 佐原高校書道パフォーマンス

 17時30分〜 江戸売り声

 18時00分〜 佐原小中学校郷土芸能部合同演奏

 18時20分〜 踊りの練習

 18時40分〜 総踊り

 19時00分〜 夢灯ろう流し&片野総演奏

 20時00分〜 ナイヤガラ花火

 問合わせ 佐原おかみさん会

 備考
 「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」ですが、「雨天時」には、「夢灯ろう流し」が「中止」、その他の「催し」は、「佐原の町並み交流館」にて行われるそうです。
 「盆ふぇすたin佐原2015 The Night Festival Aug 22th」では、「小野川上流特設会場」を「にぎわい広場」として設営され、「ビール」、「軽食」等の「販売」・「縁日」が行われるそうです。

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